雪原に、節減しようよ…人件費2
短いです。
《レイモンド視点》
『また、ワシより派手に、魔法使いよってからに~ッ!』
章人が左から、魔法で造り出した波が、こちらにも押し寄せる。
ソレに乗り、腹這い(横倒し)で、冷蔵庫のマイボディーを、サーフボードがわりに、バランスを取る。
スリリングだのう…?
まるで、昔に戻ったようじゃ。
先に見えて来た、逃げ惑う突兵隊を凪ぎ払う、氷混じりの風を造り出した。
《風刺氷迅犀》(ふうしひょうじんさい)
我ながらカッコイイのう?ふふん。
ゲームで、『だいやもんどだすと』とか言う奴じゃ。
一息で、辺たり一面にばら蒔く。
まあ、ワシ、息してないけど、そういう気分なんじゃーーいっ!!
初めて、初めて、恵が『ジジイ』ではなく、『レイちゃん』
と呼んでくれたんじゃも~ん♪
テンション上がるって、もんだのう~ッ!
よいのう良いのう善いのう好いのう!?
はぁはぁ(´Д`;)
とか、思ってたら、波が引いて、頭から地面に突っ込んだ。
ありゃりゃ。まあ、その~、こんな事もあるのう…?
《念動力》を発動して、冷蔵庫ボディーを立て直す。
ふと、見渡すと、ちょいとやり過ぎたかの?
兵士が首から下全て、凍り付いておった。
最近の、兵士は根性が無いんじゃな~ッ!?
けしからんっ!
こんな烏合の衆を寄越して、ワシ等が何とかなると思って居るのが、またもやけしからんっ!
説教しなければ、気が済まんっ!コイツ等の親玉はどこじゃい!?
『おい!そこの兵士っ!お前でよいわいっ!お前等の親玉はどこじゃい!?』
「あ…?俺は、このまま死ぬのか?声がきこえるんだ…。
ああ、きっと、死んだじいちゃんが…迎えに来たんだ。
寒いよ、寒いよ、じいちゃん。
早く俺を、連れて行ってくれよ~寒いよッ!ガクガク」
『ありゃりゃ。こりゃ低体温で、死にかけじゃわい。仕方ないのう…?』
ワシ、ちょっぴり可哀想になってしもた…。
仏心と言うやつかのう?ワシ、すでに死んでるしのう…?
そこらへんの奴等を一纏めにした後に、拘束で縛り倒し、暖める。
コイツ等から、貴重な、証言が、とれるとエエのう?
とりあえず、口も塞いどくかの?
鼻づまりの奴が、居ない事を祈るわい。ほっほっほっほっ!
後は、遊撃隊に任せて、お散歩がてら、拘束に行くかのう??
どれどれ、どっこいしょ~ッ!
冷蔵庫のボディーが、軋むのう~?
後で、来人に油さしてもらわないといかんな…?
やれやれじゃ。
ちょっぴりレイちゃんの独白を書いてみました~?




