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極めていかん2

どうぞ。

冒険者講習室にて、講師が講習を受けておる図…。


レアかもしれない…。が…。


「ジジイ。ゴルドバの前世の記憶について、講義するのはいいけどさ~?肝心の私達の講義はどうなんの??」


『ワシ、知らん。文句はゴルドバ殿に言うが良い…。』


「うん。んじゃ、ゴルドバ斬るか…。来人、剣貸して…。残鉄剣造る。」


「ざんてつ??恵ちゃんなあにソレ?」


『恵よ…。誤字に気をつけないといかんよ??パクってはいかんのじゃよッ!!』


「これでいいんだよッ!ナマクラな、残念な鉄の剣で、残鉄剣だッ!

ゴルドバなぞ相手には、こんなもんでちょうどいいんだッ!!」


「何だかわからんが、斬られるわけにはいかんな?ここは大人しく、講義に移るとしよう。ふはははは!ありがたく思い、我に傅くが良いッ!」


「ふん。やはり、斬るか…。滅多斬り?滅多刺し?どれが良いだろう?」


「ありがたく、授業をさせていただきます。お席にお着きくださいませ。恵ちゃん様、来人君様、レイモンド様。」


「わかればよろしい。こっちも生活かかってんだよね。

1日でも早く、冒険者になって、金が稼げるようにならんといかんのよ?

ジジイから講習受けるのは良いけれど、個人レッスンは、後にしてよねッ!!」


「ごもっともである。では、歴史の授業を…」


「冒険者に関係ある講習にしてッ!?」


『ワシ、必要ないんじゃないかのう??』


「いいから、居てッ!脱線しそうになったら修正してッ!!このままだとちっとも進まないのッ!!!お願いだからッ!!」


『必死だのう?』


「当たり前だッ!」


「ねえねえ先生ぇ~。今日の授業はなあに~?」


「偉いぞおッ!今日の授業は、来人君の好きなモンスターの、危険な特技についてだッ!」


「はーい!」


「ゴルドバ…夜道に気をつけろ。」


「では、まずは、分布図と照らし合わせる。

このアンノン地方に、一番近く大量に出現する東の草原一帯は、虫モンスターが多い。…が、謎の絶滅をしたのだ。」


「げッ!」



「謎の原因については、暗黙の了解になっているが…ここでは言及しないぞおッ!」


「みんな知ってるのかよッ!?」


「もちろん、どころか、最近の常識だぞおッ!!」


「常識かよッ!?」


「アンノン山脈・アンノン湖・アンノン大森林は、最近モンスターの出現が頻繁になってきているッ!気をつけろぉッ!」


「マルっと無視かよッ!?」


「まずは、アンノン森林のモンスターについてだッ!

アンノン大森林は、北にはアンノン湖を内包し、西にあるアンノン山脈まで広がる、広大で雄大な自然のファンタジーだッ!

豊富な自然の恵を、我等に与えてくれる、大森林でもある。

が、しかし、危険なモンスターの宝庫でもあるのだッ!」


「アンノン大森林?以前採取で入ったけど、ナンも出なかったよ??」


「浅い所では、よほどの事が無いと、出て来ないぞおッ!

モンスターは意外にも警戒心が強い。

人の居る場所には、飢餓状態でもないと、近寄らんのだッ!

だからこそ、自分から近寄って来るモンスターは、危険性が高い。

見境なく、襲って来るからなッ!覚えておけッ!!」


「「はーい」」


「アンノン大森林には、獣系モンスターや、植物系モンスターが多い。

植物系モンスターは、毒を持っているものも珍しくないぞおッ!

見つけても、迂闊に口にしないようにッ!


一方獣系モンスターで、毒を持つものは、非常に少なく、蜂モンスターの『ハニービー』くらいだが、数が多い。多数刺されると、ショック死の危険がある。

しかし、名前の通り、甘く美味しい密を作る蜂でもあるため、事故が多い。」


「獣系モンスター?虫系モンスターじゃないの??」


「見れば分かるだろうが、身体がデカく、獣の身体に羽が生えているッ!」


「お約束ですね…?」


さて、やっとはじまった冒険者講習…。

恵達はきちんとモンスターを覚えられるのか??どうなることやら…?

ようやく書けました。お子ちゃまの運動会でした。

ちなみに家の子は、来人のモデルでもあります。

木槌振り上げる驚異的な身体能力は、死を予感させられます。


リアルにマジです。

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