とらいあんどえらー5
(´・ω・`)遅くなりました
先生には、一旦退場してもらい、強制着替え&舌の治療してもらっている。
私はひたすら来人を見て、口直しならぬ、目直し…?
でも、頭の中には、民族衣装が翻る『ピー』な映像エンドレス。
いやーっ!消したいッ!誰でもいいから、この映像消去してッ!ぐわーッ!
頭をガッシガッシ掻きむしる。
完璧乙女な外見に男のピー…。
私の好きな、ジャンルと違う!
私は男の子が、ほのかに女の子っぽいのが、好きなだけでーい!
外見完璧女とは、ちょっと違うんだよ。しかも、モロ出し…。
チラリズムが無い!!
チラっていうのが、萌えるんだッ!
私はオタク違うけどッ!!
「オマターッ!いやぁ~ッ!すまんすまんッ!民族衣装は、パンツつけないのが基本だから、忘れておったわッ!がっはっはっはっ!」
「うん。先生今度は大丈夫だね。ジャージかよ…。」
「うん。先生は僕と違って、ボーボーだったよ…。僕、ツルツルなのに…。恵ちゃん僕も、ボーボーになれる??」
「げッ!消去したい映像が蘇るぅ~ッ!?」
「来人君はまだまだ成長期だから、すぐにボーボーのフッサフッサになるぞおッ!!大丈夫だッ!先生も、来人君くらいの時、ツルっツルだったんだぞッ!!」
「そうなんだッ!?良かった~ッ!」
「ならないでッ!むしろツルツルのままでいてーッ!!そして、先生ッ!お前はいったい年いくつだよッ!」
「30だ」
「え!?嘘ッ!?」
「いや、30だが」
「認められないッ!何かのミスだ。神様ッ!ココにバグキャラがいますッ!!」
「バグキャラとは全く失礼なッ!…まあ、自分でも、少し思ってたけどな…?」
「え!?そうなんだッ!?まあ、そうだよね??」
「あ、納得してやがる…。まあ、とにかく、来人君はさっきの型覚えてるか??構えて真似してみて」
「ハイッ!!トオッッ!ヤッ!ハッ!ていッ!!」
「うん。なかなか良いけど、動きが大げさだ。
ムダが多い。スキが出来る。
なるべく脇をあげない。振り上げ過ぎだ。もっと小さく、早く。…うん。もうしばらく練習だ。
何故か、だんだんと振りが大げさになっとるが…?いったい何を参考にしとるんだ??」
「うん。僕、ヒーローになるの!ヒーローはみんな、キメポーズがあるんだよッ!スッゴい格好いいんだッ!」
「ヒーロー??ああ、英雄のことか。
劇の類いは、全て大げさに表現してある。その方が、客にウケがいいからだ。
実際の戦士は、訓練を重ね、いかに早く動き、いかに的確に、いなし、さばき、斬るか?
ソレを極めていくと、振りは小さく。避けられないところに、突く、斬る、叩く。
回避は、ギリギリで小回りに。と、なっていく。実際の動きは地味だぞ??」
「えーーっ!!つまんないッ!」
「ソレを極めて、勇猛な戦士になれ。そうすれば、股間はフッサフッサだッ!わはははッ!」
「本当に!?僕、やるッ!!」
「なんちゅー事を吹き込むんだッ!このアホ教官ッ!!」
炎の戦士ゴルドバのアゴに、十連続怒りの鉄拳を叩き込む。
見事な放物線を描き、消えて逝く先生の先には、真っ赤な夕日が…?夕日??
えーーっ!?
ろくな訓練してないのにもう夕方ッ!?
「ゴルドバ先生のアホーーっ!!夕日に焼かれて死んじまえーッ!!」
恵の叫び声は、アンノン地域一帯、響き渡った。
その時、ゴルドバは、夕日にに向かって「戦士が戦死」と言っていたそうな…。
めでたくなしめでたくなし…
勝手に動きだす主人公たちは、強引に引っ張ってくれるけど、思ってた話しにはならないねッ!?




