表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
109/111

携帯食を作ろう2

御覧いただきいつもありがとうございます。話し、なかなか進みません。

さあ、張り切って、調理実習開始である。


まず材料の吟味からだが……。


異世界素材の栄養価なぞ知らんがなーッ!


早速問題発生してるし(笑)


やめたい……。

けど、旦那のため、来人のために『ウマー!』な栄養食を作らネバ…ネバネバは、納豆。


―試すか??


いや、激しく理性が警鐘を鳴らすので、ダメッ!ボツッ!!


そもそも、携帯の栄養食って、地球のあのブロックタイプの黄色いヤツが、真っ先に思い浮かぶ。


他にも色んなタイプの携帯食が、日本には溢れていた。

企業のみなさん、頑張ってたんだな~。

アレより勝る物を、スキル使って作り出すって、出来るのか??


まあ、ひとつひとつしらみ潰しで試すか…。


一番苦手な作業である。


いつも薬学研究所でも、そう言うのが得意な、章人頼りだった気がする。


1㎎で致死量の毒でも、薄めて薄めて薄めて使えば、薬になる物もあるんだ。


人間には害が無くて、動物に害がある物だってある。


食べ物だって、少量の毒を含む物なんか、いくらでもある。


私は、物を如何に知らなかったのか…。知った瞬間に不安になって、一時期食べ物が怖くなった事がある…。


悩み、章人に相談した。


「食べなきゃ死にますよ?だから生きる為に、一生懸命食べるんです。幸い、偉大な先人達によって、動物実験も人体実験も成されてますし、安心して食べる事が出来るじゃないですか?

キノコやフグなんて、その良い例ですよ??

だから、全然大丈夫。

食べる時には、『いただきます』って、言うんです。

みんな、何かを食べて、それを栄養にして成長するんですから。

命をいただく。

食べるって、そう言う事でしょう?

偉大な事だと思いませんか??ふふふ♪」


私は、そう言う事を考えて、淡々と言える章人が一番偉大だと…その時実感したのだ。


そして、安心して食べる事が出来た。


うーむ。こういう事をしてると思い出すな。非常に懐かしい!


とりあえず、うまいと思うものから試すか…。


私の場合、うまい=甘い物が多い。


地球の素材は、すでに先人達が企業努力の末に、あらゆる組み合わせを試し、出来上がった味わいだ…。


進化する食べ物達に、季節限定商品があった。

私の場合、全て試して食したが、当たりハズレが多かった。


うまい物は、気に入ってまた買おうとすると、すでに店に置いて無くて、泣いた覚えがあるな…。



懐かしい。全て、懐かしい。地球へ帰りたい。

そして、コンビニに走るのだ。


人はソレを現実逃避と言う。


はい。逃げたいですね。思考がすでに逃げる体制に入ってる…。


ウマー!な携帯食。

馬肉はウマーい。


連想ゲー?


なんでもいいや。試しに、ケンタウルスで試してみっか…。


え?半人半馬?

この世界の半人 って、モンスター扱いで、見た目ほぼ獣。全然イメージとちゃうやんッ!!


どこかに、アニメのような綺麗な半人さん居ないかな…?


カッコイイイケメンケンタウルスを想像してたのにッ!!

ガッカリだよーーっ!!


憧れの人魚なんか、半魚人だったよ(泣)

狼男なんか、唯のデカイ狼が二足歩行してるだけじゃんッ!


メデューサなんか、ニシキ蛇胴体に、ヤマタノオロチバージョン(百俣以上?)かってぐらい、多頭だっただけだよ。


半人って、身長とか形が人間っぽいってだけじゃんか!

ああ、激しくむなしい…。

という訳で、モンスター食材として、ケンタウルス、狼男、人魚、メデューサを試してみるか…。

お察しの通り、ガッカリモンスター達である。

恨みは無い。たぶん、無い。無いったら無い。


クソー!ガッカリさせやがって!!


もう一度言う。

ガッカリさせやがってーーーーっ!!


うまければ許す。美味いは正義なのだ。


まずはインベントリを呼ぼう!


「カッコイイレイちゃーーん!!出番だよーーっ!!」


『レイちゃん参上ッ!やっとワシの魅力がわかったかのぅっ?』


「冷蔵庫の中身に魅力を感じるんだよ。とりあえず、ケンタウルスと狼男出して。あと豆類を。」


『ガッカリじゃよーーっ!?ワシ、激しくガッカリじゃよーーっ!!』


「あんまり騒ぐと禿げるよ?」


『―!!』


大人しくなった冷蔵庫に、大人しく食材を出してもらって、後は食品成分表が在れば…。


「ねー?食品成分表って、こっちの世界でもあるの?」


『そのような物は無いんじゃよ~。皆、魔法で何とかなるからのう?』


「魔法?解析?」


『うむ。アナライズは、大抵の物が分析・解析が出来るんじゃよ~。

しかし、お主の魔法だと、ちょっぴりデータが出過ぎるから、ワシがやるわい。』


「むっ!大丈夫だよ。私がやるッ!―アナライズ―」


『あー!馬鹿者ッ!やめいッ!!』


私が魔法制御が下手だって、言うのか!?

思わずムッとして、アナライズを使用した。


「え゛!?」


途端に、辺り一面文字だらけ。

空中に、電工掲示板でも多数展開してあるのか?―って、ぐらいドコモカシコも文字の海。


情報の嵐に、目がチカチカして、頭がガンガン痛くなった。


『ほれ、みてみい?範囲指定を忘れておる。―イレイサー―』



空中の壮大なスクリーンは、フォーマットされたのか?


文字の海は、いきなりふっつりと消えて、今は跡形もない。


後には茫然自失の私が、超スーパーウルトラミスリルセラミックスの虹色の床に、へたり込むだけだった。



混乱しながら、思った事は


『超スーパーウルトラミスリルセラミックス』って、長すぎるから、名前付け替えよう。


―という、全然無関係な事柄だった。

ウエストゴムのジャージが、最近の部屋着です~。楽過ぎで、お腹周りが、ぷよぷよしてきました……。人間、楽すると、ろくなことありません。反省~。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ