修復??終伏じゃね??
遅れてすいません。どうぞ!
修復は完了した。
『ドーン』と佇む神殿は、白亜の太陽の神殿では、無くなっていて…。
『虹色の妖しい謎神殿』に、成り果て…。
「どうしてこうなった…?」
『右に同じくなのじゃ…。』
「いささか、やり過ぎましたか??」
「全く違う神殿になったね~??」
そうなのだ。
全く違う神殿になった。
材料の色からして、なって然るべきだったのだが、誰も気付かなかった。
いや、ウチらが怖くて突っ込め無かったのか??
『超スーパーウルトラミスリルセラミックス』
謎の物質は、魔法耐性に優れ、物理耐性にもめっさ強い。
難点は色だろうか…?
虹色は虹色なんだが、ちょっぴり濁っていて、激しく爽やかではない色に仕上がっている。
なんだろう?妖しいと言う言葉が、ピッタリくるのだ。
眩しい太陽の神殿は、雨上がりの曇り空神殿に仕上がってしまった。
「これなら、アマちゃんも大丈夫かな??」
「やめておきなさいライちゃん。神様同士反発して、嵐になるかもしれませんよ?」
「は~い。神様も複雑なんだねぇ??」
「だねぇ?」
「そうかぁ?唯の陣地合戦じゃね?」
『まっことキテレツじゃなぁ?なんとも憐れな被害者が、また誕生したんじゃよ~。』
「人聞きの悪い。
こちとら、善意で修復してやったんだよ。筋肉神殿には、ちょうどいいだろうさ。」
『いや、太陽の神殿だからのっ!?勝手に名前変えないようにのっ!』
いいんじゃないかと思うが、ここで育ったジジイなりに、神殿に思い入れでもあるんだろうか?
ん~?ここで育ったって、事は…。
生前のジジイも、筋肉モリモリって事か??
『ひぃー!人聞きの悪い思考じゃッ!聞き捨てならぬわッ!』
「いや、そもそも、以心伝心なんだから、他の誰にも聞こえないし。」
『えーい、黙れ黙れいッ!!そこに直れッ!成敗してくれるわーいッ!』
「ふんッ!面白い!やってみな~♪」
にらみ合い、ガンつけ合う二人の間に、パリピリと静電気が発生して弾けた。
パンパンと、撃ち鳴らす章人の手拍子に、注意が反れる。
「はいはい。時代劇ごっこはそこまでにして、ゴハンにしますよ?」
「『は~い。』」
「えーーっ!?僕も、時代劇ごっこしたかったな~ッ!『アーレー!御無体な~ッ!』って、やってみたかっのにぃッ!」
「「『え゛っ!?』」」
一体誰に教わった!?
「エロジジイーーっ!!貴様かーーっ!?」
『ぎゃーっ!濡れ衣なんじゃよーーっ!?』
「結果はすでに明白ッ!糞ジジイッ!濡れ鼠になるが良い!」
「レイちゃんの事を、糞ジジイだなんて…。
恵さん、その言い方のほうが、よほど下品ですよ?ライちゃんが、真似したらどうするのですか??」
「僕は、レイちゃんの事を、そんな風に呼ばないよ~ッ!それに、時代劇は前に、メグちゃんが見てたでしょう?」
「え゛!?そんな馬鹿な~ッ!?」
「僕、お昼寝の時に、こっそり起きて一緒に見てたの~っ!」
「「『!!!』」」
衝撃の事実!!
真犯人は私だった!?
その時だった。
背後から、身も凍りつく視線を感じた。
この感じ、覚えがある。かなりある…。
よし。逃げ…られないッ!?
いつの間にか、背後に章人。前に、ジジイ。くっ!やるなッ!流石だっ!
だからこそやる時は、やるッ!
大きく息を吸い込む。
せーのッ!
「すいませんでしたーーっ!!」
ザ・土下座である。
三十六計逃げるに…コホン。
こうなったら、素直に謝るに限るのだ。
大人になると、素直に謝るのは、なかなか難しいのだが…。
命の方が大事だからなっ!?
何故か、全身汗だくになって、震え、止まりません…。
過去未来現在、私史上最高の恐怖である。
あ、章人さん。何か、スキルアップしましたかーーっ!?
もはや、これまでかーーっ!?と思った時は、頭をベシベシ叩かれていた。
「恵さん?後で『きちんと』お話ししましょうね~?
ふふふっ♪楽しみですね??
ふっふっふっ。あーはっはっはっはっはっ!!」
「ひいーーっ!!」
章人…。貴方やっぱり、魔王が向いてます。
頭をベシベシと叩かれつつ、引き攣る顔を青くする事しか出来なかった。
普通、妻に身動き出来ないように、バインド(拘束)かけますかーーっ!?
『お主が悪いんじゃよ~?謝る振りして、過去何十回も逃げてるんじゃもん…。普段の行い悪すぎじゃ。これからは、善行を心掛けよ?』
「ママ、パパにきちんと謝ってね??」
みんな…。
しどいッ!!
この後、罰としてゴハンを抜き…は、可哀想だからと、苦手な洗い物を二千人分全て、ノースキルで、一人で、夜中までやらされたとか…。
半分ぐらいお皿の縁欠いたけど、内緒ですよ…。ぐすんぐすん。
女子力と優しさが欲しいよーーっ!
お子ちゃまが熱出しました~ッ!布団にゲーロー吐かれ、コタツで寝たり(泣)
子供って、熱すげーあるのになんで元気なんだろう??
謎の生物だ…。




