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世界の終わり
その場所を一言で表すなら
‹部屋›
である。
その<部屋>には窓も扉もない。
そんな部屋には一人の青年とモニターしかない。
彼は世間一般で云われる守り神というものだ。
ただ、彼が守るものは人ではなく世界である。
「………はぁ」
モニターを見ていた彼は今日何度目になるか分からない溜め息をしていた。
彼は、今の世界を守ることに疲れていた。
無駄に発達した技術のせいで争いが勃発。そのせいで、この世界は何度も壊れそうになった。
彼はそのたびに、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度、世間を修復した。
彼は疲れてしまった。守り神であることに、世界を修復することに……
だから、彼は今ままで押さないできた[リセット]と書かれたボタンを押した。
その日、世界が消えうせた
その日、世界が1つ出来た




