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BOB VR  作者: 西君
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第一話・グランフエル

引き続き文章を修正しています。

「ここは……?」

全体的に切り出した石で作られた家や道。これは処理の問題か、光が反射していない。

俺が疑問を思い始めた瞬間。

「playing manualだワン!」

……30分後

「やっと終わった……。」

とりあえず、今読んだことから重要なことだけをまとめると


・この街はグランフエルという名前で、現実の一週間に一回大会が行われる。


・スキルの使用は頭の中でスキル名を考える。また、スキルの使用後には硬直が生まれる。


・スキルの硬直は、次のスキルを連結させることで、回避可能である。


・スキルには一定の疲労蓄積があり、疲労に対する耐性はプレイヤーの現実の体力に依存する。


・攻撃はクリティカルやバットクリティカルになることがありその可能性はスキルや

プレイヤーの技能により変動する。


・クリティカル時は攻撃のダメージが3倍。バットクリティカル時は0・25倍になる。


・街には武器屋、防具屋、道具屋など様々な施設がある。


・大会時以外は、各自フィールド上で、自由申し込んんで、相手が応じれば戦闘ができる。


・戦闘に勝利すると相手のレベルに応じて賞金と経験値が入る。


・大会時は獲得経験値が十倍になるかわりに賞金が入らない。


ぐらいか?まあほかにもあった気がするが気にスンナ☆

「さて、とりあえず武器屋だな。」

普通の人なら初期武器でいいのだろうが、なんせ俺は初期武器すら装備できない地雷なんでね。

俺は右手を振ってメニューを出すと、地図を確認して、武器屋に向かった。

わー。早い。

一瞬で、武器屋の前に到着した俺は「武器を売りたいんだが。」

そう言うと同時にアイアンソードを差し出した。

店の店員は。

「はい。」

と無愛想な返事を返しながらそれを受け取り、俺に800zを渡した。

俺はそれを受け取ると、武器屋のラインナップを見た。

えーっと俺の力でも装備できる奴は……

十分後、俺の手には一つの武器が握られていた。

「これが俺の武器ねぇ……」

俺が持っているのは現実で言うフルーツナイフのような頼りない刃物。

その名は「薄汚れた果物ナイフ」

攻撃+1

だそうだ。はぁ……。

何度目かすら分からないため息をついた時、

「勝負だ!」

話しかけられた。

「いつでもどうぞ。もう勝手にしてくれ。」

俺はそいつの姿も見ずに言葉を返した。ブンッ!何かが振り上げられる音。

俺は後ろ(つまり敵の方向)に跳んだ。

そいつは初期武器のアイアンソードを振り下ろしていたが、間合いより近づかれたため、攻撃ミス。

俺はそいつが着ている皮の服をつかむと相手の腰を刈って正面に落とす。

相手は空中で不自然なまでに、体を回転させて起き上がった。

「受け身」スキルか……。

現実でそんな受身取ったら足の骨折るぞと突っ込む。

俺はハイステップで体に勢いを付けながら相手に接近。

そのまま相手の奥裾と左袖をつかんで、相手の右足を奥から刈り取りながら後ろに押す。

大外狩り。グチャリ!相手の頭が潰れて相手は光の粒子になった。

後ろ受身は再現されていないらしい。なんとも適当である。

+100 +100z

視界に数字が浮かぶ。これが報酬か。

「くそっ!なんなんだよお前!せっかくネットで話題になってる地雷を付けてるプレイヤーだと思って

挑んだのに!」

先ほどつぶれたはずの人間がすぐ目の前に復活ししゃべり始めることに違和感を覚えたが

ゲームだからと割り切る。まあ、それよりネットで話題?なんのこっちゃ?

「はぁ!?お前そんなことも知らないのか?今3ちゃんねるでアサシンは地雷。絶対つけるな。って話題になってるじゃねぇか!」

まじすか。

「たださぁ、その書き込みした人、相手が柔道十段、合気道十段であること考えてないと思う。」

俺が言い放った。

「は?……………………すみませんでした。」

そいつは俺が「三点リーダー多すぎね?!」と突っ込んだ時には既に全速力で逃げ出していた。

いや、走れば一瞬で追いつけるけど疲労蓄積もったいないしいいや別に。

さてと、とりあえずこのソフトのネット情報でもチェックしますか。

俺は右手を振ってメニューを呼び出し、その中からPCを選択した。

目の前に半透明のディスプレイと、キーボードが浮かび上がる。

さーてと……。

それから無言の時間が10時間を超え、寝不足で次の日の学校を寝坊で遅刻するのを

俺はまだ知る由もない。


如何だったでしょうか。

実際に格闘技をやっているわけではないので

経験者の方良ければアドバイスお願いします。

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