表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

愛、遺伝子組換えでない

作者: 龍源寺直介

きみにもらった瑠璃色グラスに角氷いれて

ギムレット飲むように傾げる

それはガガーリンの足許に映った惑星の色だ


ねえ、タッチタイプとかフリック打ちなんてできないけど

やあってたまにはメールとかくるんだ

それが涙がでるほど嬉しくて、枕にシミをつけたりするんだ


コンマゼロミリのじゃがいものスライスに

香辛料まぶして、親知らずは親知ってる

かかあ殿下の足元に屈する蒼褪めた色の僕だ


ねえ、タッチタイプとかフリック打ちなんてできないけど

やあってたまにはメールとかくるんだ

それが涙がでるほど嬉しくて、枕にシミをつけたりするんだ


きみが奪った乱離骨灰の僕の純情な核弾頭

ハムレットみたいな悲劇になりそうだ

それは焚書坑儒された古書の真実の一枚だ


ねえ、タッチタイプとかフリック打ちなんてできないけど

やあってたまにはメールとかくるんだ

それが涙がでるほど嬉しくて、枕にシミをつけたりするんだ


遺伝子ならあげないよ、できないよ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ