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第1幕 『初めて会えるのが嬉し過ぎてヤバい。』

彼女(実在)にせがまれて書く事になりました。

拙いとは思いますがご容赦ください。

2023年12月25日、15時35分。

それは僕がネットで出会い付き合う事になった女性との待ち合わせ日時だった。通話は繋げっぱなしにして居たので駅に着いたタイミングもプラットフォームから改札口に向かってくるのも分かっていた。

だが初めて会う女性、ビデオ通話をした事があるとは言え実際の背格好は分からない。遠目から見て人混みの中から彼女を見つけ出すなどほぼ不可能のはずだ。しかし花屋の脇から出てくる彼女を一瞬の迷い無く僕の目は捉えた。

その瞬間まるでステージに照明が灯されたように辺りが明るくなる感覚を覚える。これが俗に言う一目惚れと言うものなのだろう、然し既に付き合っている女性に一目惚れとは随分と愉快な事じゃないか?あえて言えば二目惚れ、ビデオ通話と実際に会っての2度も僕の心は射抜かれた。

ひょっとすると彼女は僕の心を射抜く射撃の名手かもしれない。

出会って以降今に至るまで何度心を射抜かれたか。



「どこに居る?」

繋げたままにしている通話口から彼女が尋ねてくる。

その声でハッと正気に戻り


「左向いて?」


「ひだり?」


「本屋があるでしょ?」


「本屋?あ、あった!」


「そのまま後ろ向いてごらん」


「もーなにー?後ろ?あ!改札あった!居た!」


キャリーケースを引きながら改札と僕を見つけた彼女は足早に駆け寄ってくる。


「お待たせー電車乗り遅れちゃってごめんね」


「大丈夫だよ、荷物持つよ」


そう言って彼女から荷物を受け取ると在り来りな言葉しか返せないセンスの無い僕に彼女は優しい笑顔を向け


「ありがとう!てかさっき私で遊んだやろ〜」


と愛らしくむすくれながら言う彼女が、あまりにも可愛過ぎて今すぐにでも抱き締めたい衝動に駆られる。しかし真昼間のこんな駅のど真ん中でいくら彼女とは言え実際に会うのは初めての女性を抱き締める勇気など僕にはあるはずも無く


「遊んでない遊んでない笑」


「ホンマに〜?」


「ホントだよ笑」


「それならいいんやけど笑」


「一旦どこか行く?」


なんてぎこち無い笑顔を彼女に向けながら他愛もない会話をするので精一杯だった。

仕方がないじゃないか、いきなり抱きしめて嫌われたり嫌がられたりでもしたら一生のトラウマになり立ち直れない。


「どこがいいかな?」


小首を傾げる姿も可愛い。


「じゃあ、カラオケは?この前一緒に行きたいねって話してたし」


正気を保つので精一杯の僕は直近で話題にしていたカラオケを提案した。


「話してたね!カラオケ行きたい、いこいこ!」


彼女も乗り気なようで良かった。


「じゃあ出発!」


歩き出した僕に着いてくる彼女は背丈の関係もあり歩くペースが合わない。

僕がペースを合わせると彼女は嬉しそうに隣を歩く。その姿が愛おしくてたまらない、何度か通話中に話した事のある行きつけのカラオケ屋までの道のりで僕は手を繋いでいいものなのか分からず手を近づけては離すなんてのを繰り返して居たが駅からカラオケ屋まではたいした距離も無い為、結局繋げず終いで目的のカラオケ屋へと到着してしまった。

カウンターで2時間の受付を済ませ部屋に入る。

少し離れた距離に座り一旦落ち着く。


「なにか歌う?」


そう問いかける彼女に少しはいい顔をしようと


「僕が最初の1曲目歌おうか?」


なんて言ってみる。

もちろん緊張しまくっている状態でマトモに歌える筈もなく散々な結果に終わる。

終わった、カッコつけたかったが完全に終わった。と意気消沈していると


「会った時から緊張してたもんね笑」


バレていた、恥ずかしい。


「大丈夫大丈夫、私も緊張してマトモに歌えんへんと思うから」


フォローまでしてくれた。

優しい好き、付き合いたい。

あ、もう付き合ってるか。

アホな事を考えて居ると再び目の前の可愛い彼女を抱き締めたいという衝動が湧き上がってくる。ここは個室だ、勇気出せばまだ行ける。いや待てここはカラオケだ。純粋にカラオケを楽しむべきなんじゃないか?だが抱き締めたい!今すぐにでも!

この時の僕は初めて彼女に会えた嬉しさとこんな綺麗で可愛くて優しい人が自分の彼女という事実に完全に舞い上がっておりバカになっていた。いや、せがまれるままこんな物を書いている今も十二分にバカだろう。


「もうちょっと、そっち寄っても良い?」


我慢出来ず距離を詰めようと思いそう問いかけた。


「うん、良いよ」


許された。

少し照れながら頷いた姿が可愛くて迷わず横に座る。


「手、握ってみても良い?」


「うん」


そっと手を握る、少し頬を赤らめる彼女はなんとも可愛かった。

自分の耳が熱くなる感覚を覚えるのと同時に僕は完全に我慢出来なくなり次の瞬間、彼女を強く抱き締めた。


「…ごめん…!」


我に返り離れようとするが


「なんで謝るの?私もこうしたかった」


そっと手を背中に回し抱き締め返してくれる。暖かく優しい温もり。

数分は抱き締め合っていたがまるで一瞬のことのようだった。


「好きだよみか。会えて本当に嬉しい」


「私もやで会えてめちゃくちゃ嬉しい」


本当に嬉しい、心が洗われるような気分だった。


「改札で遊ばれたけどね」


「遊んでないって笑」


軽い冗談と触れ合ったことによる安心感で緊張が解れいつもの様に話した。

そう話した、いつも通り話していた。なんならツーショット写真を撮り弟にLINEで送り付け自慢までした。

楽し過ぎて本当にあっという間に時間が過ぎ退出時間である。

結局歌ったのは僕が緊張から大失敗した最初の1曲のみで後は話していた。みかと話していると時間の進みが3倍は早い気がする。

それだけ楽しいという事だから仕方ない。1曲しか歌わなかったが有意義な時間だったと思える。

ん?

アレ?

僕が大失敗の1曲を歌った。

アレ?

みかは?

アレ?

上手く回避した?

僕だけに歌わせて回避した?

ま、まぁそんな事はいいさ。

なんせその後はずっと手を繋げたからね。

電車の中でもタクシーの中でもずっと手を繋いで居たから傍から見たら完全にバカップルだろうね。まぁ、自分たちも「バカップルじゃね?」って言っていたし。

ご飯は時間が遅くなってしまったのでラーメンにした。

12月25日のクリスマスでラーメン屋ってどうかと思ったがみかが「一緒に食べれるならなんでも嬉しいよ」って言ってくれたので後日いい物を食べることにしてラーメン屋で済ませた。

そうしてホテルに着き初めてみかと会った日は終わった。

なんでホテルかって?それは僕の家が狭いし、片付いてないし、なんなら親と暮らしてたから仕方なくホテルに泊まる羽目になったのさ。

一人暮らしじゃない事をどれだけ悔やんだことか…

久しぶりに文章を書いてみましたが本当に難しいですね。

話に重厚感を上手く持たせられなくて苦労します。

次回更新は未定です。

反応良かったらか彼女からまたせがまれたら続き書きます。

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