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詩[思索]

心無い人

作者: 日浦海里

面白みはありません

ずっと考えてる

仕事のこと

家庭のこと

やりたいこと

生きてること


一つの考えがまとまりきる前に

次の考え事が出来て

寝る間、休む間を惜しんで

ずっとずっと考えてる


けれど、忙しいとは思わない

どれもやらなければならないことで

どれもやりたいことだから


それは全部必要なことで

一つ終わる度に達成した感覚がある


忙しいとは

心を亡くすと書くのだという


休む間は無い

けれど、

やり遂げなければならない

その情熱はある


そこに心があるからなのか

忙しいとは思わない

敢えて言うなら、時間が足りない


忙しいのではなくて

ただ時が足りない


周りがみな、

わたしの時間を作るために

動けばいいのに、と

そう思うことがある


無為な時間を過ごすぐらいなら

その時間を有効に使ってやるのに


時は金なりと言うけれど

金で買えない時もある


だから、また

考えることが増える


どうすれば時が増えるのか

この作品の人は

本当に「忙しい人」ではないのでしょうか

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― 新着の感想 ―
[良い点]  心を亡くす。確かに、と思ってしまいました。  本当に忙しい時はただただ目の前のことをこなすことと、この後どう動くかを決めることくらいしかできなくて。そこに心があるのかと言われると、ある…
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