表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/11

3話

N【HP】+5,+4,+9+2

N【MP】+4,+9,+7,+7

N【攻撃力】+4,+9,+5,+4,+3,+2

N【防御力】+6,+8,+5

N【魔力】+3,+3,+5

R【道具】マナポーション ×3

R【道具】ポーション ×4

R【道具】魔除けの鈴 ×2

SR【装備】空靴くうぐつ

SR【特殊スキル】火属性魔法

SSR【特殊スキル】アイテムボックス

XLR【特殊職業】断罪者ジャッジメント



ちょっとやばそうな物が出てしまった。なに?断罪者って、いかにもやばそうな雰囲気がするんだけど。

てか、レア度って、どこまであるんだろうか、今までの結果からみるとSSRが最高かそうでなくても1つ上くらいまでだと思っていたのだが、わからなくなってきた。とりま、ちょいと鑑定してみる。



断罪者ジャッジメント:【特殊職業】の1つ、罪を裁き己に対する悪を断つ者。

【職業スキル】悪意感知,悪意無効,裁きの雷滅罪の炎,断罪ジャッジメント



と、こんな感じだが、ちょっとやばそうだよね。大体はわかる?ような気もするが、悪意無効と断罪の効果ってどんな感じだろうか。



悪意無効:悪意を含む攻撃を無効にする。しかし、純粋な敵意に対しては発動しない。


断罪:悪意を持ち攻撃を仕掛けてきたものを断つ。



断罪はちょっとわからないため保留だが、全てのスキルがチートだということは理解した。

もういいや。とりあえず他のもの鑑定しよう。



魔除けの鈴:魔物が嫌いな音を出す。鳴らすと、近くにいる下級の魔物が逃げていく。



空靴:空を10歩のみだが歩けるようになる。(品質:最上級)


まぁ、アイテムボックスと火属性魔法についてはわかりやすいので、いいだろう。


今回手に入れたスキルや魔法も試したいので、少し深いところまで潜ってみる。と……思ったのだが、そろそろ日が暮れているから一度ダンジョンに戻る。

大丈夫だとは思うが、自分の実力を性格に把握していないうちは無茶な行動は慎むべきだろう。



ダンジョンに戻り、手に入れていた物をダンジョン内で出して整頓していたら、突如魔石がダンジョン内に吸い込まれてしまった。なにが起きたか確認するため、ダンジョンボードを開くと、



【ダンジョンレベル】2

【階層】1

【ダンジョンマスター】安土鈴

【機能】カタログ

【DP】350



とこんな感じだ。たぶん魔石を取り込みレベルアップしたのだろう。

なんか新しいものがある。カタログ?ってなんだ?と押してみると、スーパーのチラシみたいな画面が出てきた。

中には、食料や布団、衣服や家具まである。

しかし、どれを見ても少しできが悪いっぽい。

ダンジョンレベルが低いからなのだろうか?


まず服の着替えを【DP】150で交換して、食料3日分を【DP】90、布団を【DP】100で買った。


【DP】350→10



購入した布団を敷き、服を着替えて床につく、まだ1日目だが結構順応してるよな、この環境にもなぁ。と思いつつ眠りについた。



朝が来た……。


今日やることは、スキルの確認だな。

とりあえずあの時の蛇をみつけしだい、スキルを使ってみるか。


とりあえずなにがあっても良いように筋力上昇をかけておく。かけた瞬間、からだが軽くなった感じがする。とりあえず探しますか。



少しダンジョンから離れ、森の深いところまで来てみた。やっぱ、奥にいくにつれて魔物の強さが上がっていってるっぽい。

攻撃手段は魔銃だが、込める【MP】が10だと一撃で倒せないものが多かった。


出てきた魔物は、鑑定でみた限り、木人ウッドマン角兎ホーンラビット、イナゴだった。木人とイナゴは防御力が高く、一撃で倒せなかったのだが、ウサギに関しては、角で銃弾の軌道をそらしてきた。

おそらく、相手の防御力をこちらの攻撃力が上回っていても戦い方によっては倒せないことがあるっぽい。


ステータスが上がってもスキルを手に入れても、自分自身がそれを使いこなせないと、相手に勝てない部分が多くなるかも知れないため、自分の身だけで戦うこと必要になってくるかもな。


そんなところで、



「グルゥゥウァァアアッッッッッ!!」



あの鳴き声が聞こえた。近くにいるっぽいな、と周りを見渡すと蛇が、同じくらいの大きさの蜂?みたいなものと、闘っていた。



【種族名】女王蜂クイーンビー

【レベル】71



またしても名前とレベルのみだった。たぶんだがあの蛇と同格かそれ以上だろう。

だが、不思議と負ける感じがしない。しかし、正面から戦うのは愚策だろう。

狙うは漁夫の利、どちらかが倒れた瞬間に、攻撃を仕掛けよう。


「今だっっ!」


蛇が倒れた瞬間に蜂に銃弾をぶちこむ。【MP】は35だが、蜂から放たれた毒液?によって、魔力の塊が溶かされてしまった。


自分の位置はばれたため、蜂と対峙する。相手は先程まで、あの蛇と闘っていたのに、消耗している感じがしない。



先に動いたのはこちらだ。もう一発銃弾を撃ち、相手がそちらに気を取られた瞬間に横に回り込み、



「ファイヤボール!」



叫んでみたが、なにも出てこなかった。これは予想外だった。何で、なにもでないんだろうか?と思っている暇もなく銃弾に対応し、攻撃に転じてくる。



蜂はこちらに向かって、銃弾を溶かした液体を放ってきた。

魔法が出なかったことに驚いていたため、避けきれず左腕が飛んでいった。

叫びたくなるほどの激痛が走るが、その気持ちをおさえ、どうにか冷静さを取り戻す。

アイテムボックスから、ポーションをとりだし、飲むと溶けて無くなった左腕がみるみるうちに生えてくる。痛みも次第に引いていく。


ずっとこうしてもいられない、剣を使って戦ってみたいが、悠長なことは言っていられない。

下手したら普通にしぬかもしれない。


と、目の前の敵に目を向ける。相手はこちらの動きを観察している。もう一度、銃弾を放つ。例に漏れず、銃弾は溶かされるが、毒液を放つ時に生じる隙を見極め……、



「裁きの雷っっっっ!!!」



そういい放った瞬間、ドス黒い雲が一転に集まり一本の雷が放たれた。

それは、雷というには細く直線的で、美しい。しかし、それが蜂に当たり地に流れた瞬間、蜂は蒸発し、地面は割れ、空気が震えた。



ヤバいとは思っていたが想像以上だった。だって敵の跡形はないし、地面がヤバいことになってる。爆音を鳴らしたため周囲の魔物が逃げてしまったのか、気配がない。


相手が格上だったため、レベルもそこそこ上がっているだろう。




【名前】安土鈴あづちりん

【職業】剣士

【特殊職業】断罪者ジャッジメント

【レベル】39

【HP】1530/1530(+101)

【MP】1399/1399(+37)

【攻撃力】1300(+110)(+25)

【防御力】1700(+38)(+10)

【魔力】1507(+38)

【運】2003

【ステータスポイント】94

【固有スキル】ガチャlv.1

【職業スキル】筋力上昇

【特殊職業スキル】断罪者ジャッジメント:悪意感知,悪意無効,裁きの雷滅罪の炎,断罪ジャッジメント

【特殊スキル】鑑定,アイテムボックス,火属性魔法

【通常スキル】経験値倍増



ステータスも結構上がった。とりあえずその場にとどまるっていて、あれ以上の魔物が来ても困る。とりあえずダンジョンに戻ることにした。



まず、今回の戦闘の反省会だ。

今回はスキルによってたまたま勝てたから良いが、身体能力や戦闘の経験値が全く足りていないと痛感した。


あと、魔法についてだ。なぜあの場で、使うことができなかったのだろう?【MP】は残っていたから原因は、本当になぞだ。


魔法については早めに街を見つけて調べにいきたい。


まぁ、とりあえずは戦闘に慣れることだな。少し休憩したあと、また森のなかに入っていった。やっぱ、行動は早い方がいいからな。


魔法銃と、【特殊職業スキル】のしようを禁止にして、ロングソードを主に使っていく。危険になったらスキルは使うけどね。


最初の戦闘は、ゴブリンの群れだ。合計10匹くらいで、前には古びた鎧を装備したゴブリン、奥には黒いローブを羽織っているゴブリンがいる。おそらくだが、上位種というものだろう。


とりあえず相手の動きをみて見る。最初に普通のゴブリンが4匹こちらに、向かってきている。

4匹と言ってもゴブリンだ。

今まで何体も討伐している、上位種に気を付ければ大丈夫だろう。そう思っていると、突っ込んできたゴブリンたちの動きが急に速くなった、何とか目で追い、ゴブリンのこん棒とナイフを捌いていく。武器を吹き飛ばし、攻撃手段がなくなっているゴブリンを一匹ずつ確実に切っていく。


戦闘がはじめてではないが、自らの手で闘っていると言うのが、なぜかとてもワクワクする。


次に、後ろからゴブリンが2匹不意を突こうと、ナイフを投げてきた。焦ること無く打ち落とし、ゴブリンを切り裂く。

普通のゴブリンを相手していると、鎧を装備したゴブリンが攻撃を仕掛けてきた。動きも早く、パワーもある。

結構強いな、気を引き締め直す。ゴブリンといっても、さすがは上位種だ。剣の筋がきれいで、まるで騎士のようだ。と、感心しつつも的確に剣を捌いていく。素人ながら、フェイントをいれつつどうにか一撃いれることができた。


しかし力量が足りないのか、倒しきれない。大ダメージだとは思うが、まだ立っているのだ。


よろよろになり、後ろに下がっていったと思ったら、ゴブリンが仲間のゴブリンを食べ始めた。ただのゴブリンだけでなく、いかにも魔術師っぽい格好のゴブリンまでも補食する。

異様な空気を纏い、こちらから見てもステータスが上がったのがわかる。



【種族名】ゴブリングール

【レベル】45

【HP】920/920

【MP】580/580

【固有スキル】補食 ,支援魔法,風魔法



鑑定の結果、グールになったらしい。【スキル】は、魔術師のやつから取り込んだっぽい魔法もある。

焦りからか、冷やりとした汗が頬を流れる。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ