表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/11

2話

【名前】安土鈴あづちりん

【レベル】1

【HP】208/208(+63)

【MP】190/230(+10)

【攻撃力】171(+73)

【防御力】191(+19)

【魔力】145(+14)

【運】219

【ステータスポイント】50

【固有スキル】ガチャlv.1



っと、ステータスはこんな感じだった。

次は【道具】と【武器】についてだ。



ポーション:【HP】を回復させるポーション。

(品質:最上級)


魔銃:【MP】を消費することで、銃弾を射出する。込めた【MP】で、威力が変化する。

(ランク:伝説級レジェンダリー






思ったより良い武器だった。銃はやっぱロマンがあるし、男の子の憧れだよね。


次にステータスポイントだ。ステータス画面のステータスポイントの部分を押すと、



ポイント:残り50

初期職業を選択してください。

・剣士(必要ポイント10)

・狩人(必要ポイント10)

・魔法使い(必要ポイント10)

・聖職者(必要ポイント10)



という感じだった。思ったのとちがってちょっと驚いた。職業ということなので、自分のステータス似合ったものを選ぶべきだろう。だが、俺は一人でここにいたわけだから俺のステータスがどの職業にあっているのかわからない。しかしファンタジーといったら剣だろう。と思い、剣士を選ぶ。


【職業】ポイント:残り40

剣士lv.1(必要レベル10)

lv.2(必要レベル15)

lv.3(必要レベル25)

lv.4(必要レベル35)

lv.5(必要レベル50)


とりあえず、ポイントを使えるだけ使っておく。


【職業】ポイント:残り15

剣士lv.1:攻撃力+10,防御力+10

lv.2 :攻撃力+15

【職業スキル】筋力上昇


という感じだった。とりあえず大体ステータスポイントについては、理解できた。能力値の上昇と、【職業スキル】なるものが手に入るらしい。



とりあえず一段落着いたので、当面の目標を作る。


第一に拠点づくりだ。拠点がないと、活動にも支障があるし安定もしない。


第二にステータスの増強と、スキルの獲得だ。なるべく多くガチャを引き、戦闘の役に立つスキルがほしい。


次に、ティタノベアの討伐だ。どのくらい離れたのかわからないが、この森にいるのは確かだ。どこから出るかわからないうちは安心できない。


最後にレベルを100にすることだ。消費レベル1でも結構使えるのに消費レベル10で10連ガチャをしたらなにがあるか、とても興味がある。

とりあえず、これらの目標達成のために頑張っていこう。



拠点づくりのために手頃な洞窟を探していたところ、なんかキモい生物を見つけた。見た目は、カタツムリみたいな感じなのだが、二足歩行なのだ。とりあえず気持ち悪い。鑑定をかけてみると、



【種族名】マイマイ

【レベル】25

【HP】300/300

【MP】130/130

【固有スキル】アシッドブレス

寄生パラサイト



レベルは思ったより高かったが、たぶん勝てない範囲じゃないだろう。敵の数は8匹だ。とりあえず魔銃で遠距離から撃つとしよう。



うん、思っていたより弱かった。込めた【MP】は10だったが、しっかりと脳天をぶち抜いた。


敵が居た場所を見ると、光っているものが1つ落ちていた。


マイマイの魔石:とても貴重。魔法との適正が高く、魔道具などの製作に重宝される。



結構レアなものらしい。まぁ、今は使わないので袋にしまっておく。


さっそくガチャを……と思ったが、消費レベル10の方のガチャも引いてみたいから、あと8レベル上げて、21レベルまであげよ。


ゴブリンとマイマイ、新しく見つけた劣等狼レッサーウルフを倒した。レベルは23まで上がってた。魔石は1つもなかった。やはりレアなものだったっぽいな。


とりあえずガチャタイムだぁぁ!



N【攻撃力】+8

N【防御力】+1

N【攻撃力】+2

N【HP】+9

N【魔力】+8

R【道具】マナポーション

R【道具】マナポーション

N【HP】+9

SR【装備】漆黒のローブ

N【魔力】+5

R【道具】結界の指輪



初手の10連は今までに比べると目劣りするな。ま、とりあえず鑑定だ。



漆黒のローブ:魔物の革で作られたローブ。魔法攻撃耐性があり、ダメージを減少させる。


結界の指輪:結界を出現させる指輪。使いきりだが、ほとんどの攻撃を一度だけ防ぐ。



次が本番だ。良いものきてくれよ!



SSR:【通常スキル】経験値倍増



戦闘系じゃないけど、結構良いものだろう。経験値が多く入るようになれば、ガチャもいっぱい引けるしね。っと、ステータス確認しようかな。



【名前】安土鈴あづちりん

【職業】剣士

【レベル】1

【HP】503/503(+81)

【MP】480/480(+10)

【攻撃力】502(+83)(+25)

【防御力】520(+20)(+10)

【魔力】399(+27)

【運】503

【ステータスポイント】48

【固有スキル】ガチャlv.1

【職業スキル】筋力上昇

【特殊スキル】鑑定

【通常スキル】経験値倍増



ステータスについては強いのかわからないけど、スキルに関しては良い感じに増えているのいいや。



拠点といったら、洞窟だよね。マイン◯ラフトでは、建物作るよりも穴を掘って暮らす方が好きだったからな。


探索していたら、御神木のようなとても大きな木が生えていた。それは木一本で、自然を体現しているようだ。それに引き込まれるほどに神秘的だ。少し足を止めてしまったが、後ろに俺が探していた洞窟があった。



洞窟に入りどのくらい深いのかを確認しに、潜ってみた。15mくらい進んだところで、ごてごてした岩肌だから建造物のような、いわゆるダンジョン?の床のようなものがあった。恐る恐る床のタイルに足をおいたところ、



《ダンジョンマスターに任命されました――》



謎の声が頭に響く。


いったいなんなんだよ。なんかダンジョンマスターになったんだけど。広間みたいなところに続く道を歩いていく。

道の途中には分かれ道どころか魔物もそれに石ころ1つも、落ちていなかった。

広間につき辺りを見渡すと、台座?みたいなものが設置されている。気になって触ってみると、



《名も無きダンジョン》

【ダンジョンレベル】1

【階層】1

【ダンジョンマスター】安土鈴



なんだろうなこれは、異世界に来た時と同じくらい混乱している。


とりあえず、ダンジョンは置いておいて、飯を食うとするか。まぁ飯って言っても木の実やらしかなかった。狼の肉くらいだったら食ってもいいかと思ったが、カタツムリとゴブリンはさすがに食えない。


木の実類は思ったより美味しいし、満足感も結構ある。これは当たりだな。鑑定で毒の有無やある程度の情報はわかるが、美味しさはその人によるしね。


まぁ飯も食ったし、探索とレベリングもかねて森に出ていく。


ひとまず拠点については大丈夫だが、早急に人里を訪れたい。なんと言っても知識が無さすぎる。この世界に異世界人はいるのか、またどういった立場なのか、他にもダンジョンが何かや平均的なステータス、職業、スキルについて早めに知りたい。



「近づかないでくれぇぇぇ!!」

目の前には、黒くて不気味にてかてかしている虫、ようするにゴキブ◯だ。しかも普通のサイズではないんだなこれが。普通の大きさだったら、ちょっとびびるだけだか。目の前にいるのは全長1.5mくらい、人間とほぼ変わらないくらいだ。数はおおよそ35匹くらいだ。ヤバい。


これはちょっと太刀打ちするのが億劫だ。だが、なにもしないとこちらが先にバテて波に飲み込まれてしまう。

どうにか、魔銃に最大MP480を込めて、銃口をゴキたちに向けて、引き金を引く。



ドゴォォォォオオンンンッッッッッ!!!


すごい轟音と共にMPが失われていく。これはヤバいかもしれない。と足を止め、ゴキたちが居た場所を見ると、一匹も残っていなかった。

そこには、魔石が3つだけだった。


ナメクジを撃った時の48倍だ。あの時の殺傷能力も、一級品だったからどうなるんだろうか、とは思っていたがこれはちょっとやばすぎた。ちょっと反省。しかし、大量のゴキを倒したことで、レベルは結構上がった。



【名前】安土鈴あづちりん

【職業】剣士

【レベル】32

【HP】1002/1002(+81)

【MP】935/935(+10)

【攻撃力】900(+83)(+25)

【防御力】959(+20)(+10)

【魔力】703(+27)

【運】1200

【ステータスポイント】78

【固有スキル】ガチャlv.1

【職業スキル】筋力上昇

【特殊スキル】鑑定

【通常スキル】経験値倍増



今気付いたが、ステータスの上がり方がすごい。ガチャでレベルを消費しレベルを1まで下げても、ステータスは変わらない。また少ない経験値でステータスが上がるため、そのうち化け物になっちまうかもしれない。


レベルも上がったことだしガチャだぁぁ!

30レベルもあるし、30連引いちゃお。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ