2話
同日2話目なのでむっちゃ短いです!キリがいいので許して (・ω<) てへぺろ
「目が覚めたか…」
どこからか声が聞こえてくる
姿を見せないとは舐められたものだが、あの状態の私を回復させることが出来るほどの上級者だ。無駄に挑発するのは控えたほうがいいだろう
「ええ、おかげ様で」
裸で仁王立ちしながら聞く
「それはよかった」
「んで、どちら様で何用でしょうか」
「うむ、そうだな。君たちでいうところ神といったところだろうか。私の管轄下で世界を動かす役目が与えられた要人の護衛を頼みたい」
「なぜ私なのでしょうか」
「もともとこれは君が戦った相手の役目だった。だが彼はちと正義感が高すぎた。世界というものは悪くも良くも変化しなくてはいけない。だが悪く変化させることを嫌い要人を殺してしまった。だから君と戦わせた。君に勝てれば罰だけで済ますという形でな」
「なぜ私と戦わせたのでしょうか」
「異世界転生者…その強さは圧倒的だ。普通の人間が挑む時点で無謀だ。あの傲慢で固まったあ奴が勝てるはずがない。これを理由に自意識で異世界転生した逸材を欲しかったからだ」
「え?神様の慈悲じゃなくて自意識でやっていたんだ、」
「ああ、すごい精神力だ」
「神様に褒められるとは…ニヒヒ。なるほど、彼に勝った私は彼の地位、権限を奪えたのか…彼の圧倒的な強さから圧倒的な報酬を期待できるな」
「おーい聞こえているぞ、まぁーいい。その通り、一回の作戦ごとに前と後で好きなものを一つずつ上げよう」
「どれぐらいの範囲で叶えてくれるのですか?」
「てか、さっきから馴れ馴れしいな、まぁーいいや、分からない。だが君が思いつくレベルなら叶えられる気がする」
「なんだ、それ」
「んで使徒になってくれるのか?」
「選択肢は無いんだろう」
「ああ、無いな」
「ふん、当然やるさ、」
「そういってくれると思っていたぜ、初仕事は5歳の少女の護衛だ。彼女が住んでいる村が魔物の生息する森林に面しており。アリの大移動により棲み処を追われた腹ペコ犬と近くに居るよー分からん大人の退治だ」
「アリ?犬?簡単な仕事だな。てか魔物?あのゲームやラノベの?」
「そうそう、」
「でも魔物なんて見たことないな…」
「異世界転生しているから宇宙間移動による消耗がないから、違う宇宙に行ってもらうよ」
「なるほどねー、でもそういう退治系なら神様自身で攻撃したら済む話では?わざわざ報酬を必要とする私を使わずにさー」
「滑稽な話だがもし俺が触れた場合惑星が半球になる」
「は、半球⁉」
「そうだ、半球だ」
「なるほど、変化をもたらす以前の話だな」
「そうなんだよね、」
「もっと強度が高い惑星を作れないの?」
「それをやるには素材を変えるしかないんだよねーでも、そうすると生物が生きれないんだよね」
「あーなるほどね、分かった。その依頼受けよう、」
「では、前払いに何を欲する?」
「世界移動能力!」
「有用性を示してからね、」
「おい!話が違うじゃないか!」
「それではファーストオペレーション、護衛、神の使徒としての裁きを与えてこい!」
「っは!」
足から光の粒になり掻き消えていく
「あのー服は?」
「あ、」