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ディメンションダイバー  作者: LESTAT
序章
13/37

帰還

「狩人の皆さんよ、少しよろしいか」


 宿にドマが来た。

 後ろにはミュウと使用人らしき男たちがいた。


 今日は出立の日だ。その前に宿に報酬の支払のために使いが来ることになっていた。それだけにしては大袈裟だ。


 なぜドマが自ら来るのだろうか?

 アマラは怪訝な顔で出迎える。ドマは、使用人をドアの向こうに残して部屋に入った。


「昨晩は晩餐に来て頂き、感謝している。今日は、報酬の件もだが……その前に兄より仰せつかって話がある」


「それでは報酬の確認の後に話をお聞きしたい。宜しいかな?」


 アマラの声は若干硬い。後ろで見守るジクリアとホランも、声音と同じ困惑を顔に浮かべていた。


 俺の現実世界でのバイト経験上、報酬を渡すときに「話がある」と切り出す人間は八割方が全額の報酬を渡さないケースだ。


「半分しか渡せないが残りは後日渡す」、「次はもっと払う」、などなど。そうした言い訳にも似た約束が果たされることはまずない。狩人にも同じような経験があるのか、アマラは警戒したのだろう。


「すまん、まずはそちらが先だな。兄貴にも言われてたものを」


 言うなり、ドマは使用人達に金貨の袋を持って来させた。算術もできるホランが中を確認する。


「あ……!」


 ホランが驚いた声を出す。


「どうした?」


「いや、もう一度確認させてくれ」


 だが、ホランの言葉は予想と異なっていた。


「やっぱり多い。1万じゃなく倍の2万ギラだ」


 報酬は1万ギラの約束だった。


 ドマが続ける。


「今回、予想外の事態で門の巨人まで持ち出されてしまったにも関わらず、貴殿らミサンナの狩人は見事な手際で対処した。また、ジラ殿の家族の為にも納めてほしい……兄貴の言葉だ。」


「感謝する。有り難く頂戴しよう」


 アマラは答えた。


「それと…伝えておくことがある。門の巨人のことだ」


 皆の注目が集まる。


「あれは……動くはずがなかった。動かす方法は……この街の禁忌として施政者と一部の有力商人にのみ伝えられていた。住民にはただの古い遺跡としか伝えていない。伝説と共にな」


「何のことだ?」


「だが実際はあれが大軍に攻めこまれても有効な兵器であるのは見ての通りだ。そしてあれは……狂鬼ドーガがやったように、人間の魂を必要を吹き込まれることで動き出すのだ」


 薄々想像がついていたことだ。有力者には既知の事実だったことのほうが驚きだった。


「そして、一度巨人と一体化すると、元の身体に戻ることはできない……か」


 カルルが口を挟んだ。狂鬼ドーガの最期の言葉が頭に甦る。


「知っていたのか……」


「ああ。というか俺も戦いの最中に知った。住民には門を守る英雄の話として伝えられている」


「それが『祈りを捧げよ……』というヤツか」


 カルルが、ミュウに教わった歌に触れる。


「ああ。実際の事情はもっと醜い。過去、街に危機が迫ったことが二度ほどある」


 ドマの声が暗い響きを帯びる。


「『英雄いけにえ』は志願者から選ばれる。元の身体に戻れない事実は伏せられたままな。志願者がいなければ半ば強制的に……家族を人質にとってな。巨人には自動で活動限界時間が設定されている。何故だと思う?」


「後で巨人と一体化した『英雄いけにえ』がそれを知ると、錯乱する恐れがある……あの巨体で暴れだされても困るからな。そんなところか」


「大したものだな。そして他にも安全装置がある。それが祭壇だ。祭壇から直接巨人に命令を出して止めることが出切るようになっているんだよ。もっとも、祭壇には矛盾する別の役目もあって、巨人と同化した魂の緊急避難場所でもある」


 つまり、外部コントローラーということか。

 咄嗟とっさの判断だったが、祭壇を破壊したのは正しい判断だったことになる。


「このことは『英雄伝説』を作るために伏せられている。『英雄いけにえ』を巨人に一体化させるコマンドと共にな。」


「だが、あの場所にいたコマンド使い――シャルナは知っていた……そうだな?」


 アマラは口を開いた。ドマも頷いて言葉を続ける。


「そうだ。つまり、シャルナは有力者と接点があったと兄貴は考えている」


 シャルナが有力商人の誰かと繋がっていたなら、シャルナが狂鬼ドーガや盗賊団を街に侵入させることも容易だろう。狩人の滞在している宿を特定して襲うことも。だが……。


「なぜ、我らにそれを教える?我らはシャルナ追討の話を受けていない」


 アマラの疑問ももっともであった。

 狩人への依頼は果たされたのだ。これ以上情報を与える必要はない。それが有力商人しか知らない街の防衛に関する情報なら尚更だ。


「宿の情報が漏れた原因、そしてシャルナが誰と繋がってたかはわからない。しかし、あの戦いで貴殿らはさらに仲間を失った。こちらにも落ち度があったと言うべきだろう。

 この情報は狩人の皆も知るべき、というのが兄貴の考えだ。」


 ここでドマは一度言葉を切ってアマラを見る。


「それに-兄貴は皆さんを信頼している。俺もな。軽々しく吹聴することはないだろう。」


「そういえば、晩餐会の後でザマ殿がコマンド使いの調査を始めると言っていたな」


「ああ。察しのとおり、兄貴はカマをかけたのさ。慌ててボロを出すヤツがいれば見っけものだ」


―色々理屈をつけているが、ここまで情報を開示する以上、ザマがシャルナの追跡を依頼したいのは明らかだな―


『同感だ。聖霊様』


「ドマ殿、先に言っておくが我らは氏族長のところに一旦戻る。シャルナに関する情報を頂いたことは感謝する。だが、今すぐヤツを追跡することはできない」


「わかっている、アマラ殿。ヴィナ殿には改めて兄貴よりお願いすることになる。」


「意向に添えず申し訳ない」


「では、帰るとしよう。道中の無事を祈ってますぞ。」


-----------------------


 帰り道の間、狩人達の会話は少なかった。

 明るいホランも以前より口数が減っている。からかう相手だったレンジがいないのが原因だった。

 あの掛け合いを見ることももう、ない。


 3人の仲間を失った。その重みが踏み出す一歩にのしかかる。

 道中でたまに危険生物と遭遇すると、皆怒りをぶつけるかのように激しく戦った。


 一つ変わったのはジクリアとの関係だった。門の巨人との一戦を機会に徐々に口をきく回数が多くなっていくようだった。


 3日目の赤の時間の食事の後のことだった。

 食事――といっても、飛行型の危険生物の肉を焼いただけだ。


「苦労した割には、肉が少ないよな、こいつ」


 ホランが不満そうに言う。飛行型の相手ではジクリアやカルルの出番はない。ホランが短槍の投擲でダメージを与え、アマラが仕留めた。


「まあ、ジラがいればもう一匹くらい何とかなったかな」

 言った後で、ホランがしまった、という表情で口を押さえる。


 皆、返事はない。

 その沈黙がより一層場の空気を重くした。


「休むぞ。ホラン、ジクリア、見張りを頼む」


 アマラが言って後片付けを始めた。

 ジクリアはずっと考え事をしていたが、急に立ち上がった。

 見張り


「……カルル、ちょっといいか?」


「ジクリアよ……何だ?」


「一本付き合ってくれ」


 一本付き合う――すなわち真剣勝負ということである。

 場合によっては怪我どころか死もありうる危険な立ち会い、すなわち死合であった。

 仲間を多く失った旅の帰り道で申し出ることではない。

 カルルより先にアマラとホランが反応した。


「おい、ジクリア……今なのか?」


「どうしたんだよ、ジクリア。お前たち、最近また喋るようになってきたと思ったのに。」


 ジクリアは真っ直ぐカルルを見ていた。

 中にいる俺も見られている気がした。次の言葉でそれは現実になった。


「それと、聖霊様は抜きだ。聖霊憑きになる前のお前と勝負したい」


―おい、カルル!受けるなよ―


『なぜだ、聖霊様』


―意味がないからだ。まだミヤリのことを根に持ってないとは言えない。俺もこないだの戦いで何かヤツが変わった気がしたんだが……勘違いだったかもしれない―


『だから、かもしれん』


-どういう意味だ?-


『変わったからこそ、ヤツは気持ちの整理をつけるために自分に勝負を申し込んだのかもしれない』


―だからと言ってコマンドなしは……―


『聖霊様、信じてくれ。無茶はしない。それに俺もジクリアとコマンド抜きでやりあいたい』


 返す言葉がなかった。おそらくこれ以上言ってもカルルは聞かないだろう。


―好きにしろ。だが、アマラに審判を頼め―


『わかった。感謝する。聖霊様』


 カルルは俺に答えると同時にジクリアにOKを出した。


「ジクリア、受けよう。お前の申し出を。アマラ……悪いが立会人を頼んでいいか」


「……承知した」


 三人が立ち上がり、装備品を装着した。

 当事者でないはずのアマラも武装を始める。万が一闘いがエスカレートしたときに仲裁に入るためだろう。


 心配そうなホランを横目に、ジクリアとカルルは向きあった。


「合図を持って始めろ。最初に言っておくがこれは果たし合いではない。相手の命をむやみに奪うことは禁じる」


 アマラが真ん中に立ち、両者を見ながら告げる。


 「むやみに」であって「絶対」ではない。

 これは死合なのだ。アマラが止めに入ったとしても命が保証されるわけではない。実際、狩人の集落ではこの種の立ち会いで命を落とすものは少なくなかった。


 カルルの意志は硬い。

 俺が無断でコマンドを発動すれば、彼にはすぐにわかるだろう。そこで俺とカルルが押し問答すれば、かえってカルルの注意力を削ぐことになる。ここは見守るしかなかった。


 ジクリアが大太刀を抜いて構える。切っ先はこちらに、刃は上に-刃の峰には左手を添えて--。

 そのまま突きにも逆袈裟にもなり得る構え。

 軸足はわからない。あらゆる方向への防御にも適した構えだ。


 こちらを見つめる目に憎しみはない。

 だが手加減する気もないのは構えでわかる。先に打ち込む隙は見えなかった。


 カルルは円舞闘術リムの構えをとる。

 両足を開いて腰を落とす。左半身を前にし、右足を後ろに構える。左腕を上に曲げると、籠手のソードストッパーが前に向いた。


「両者よいか……始め!」


 合図があっても二人ともしばらく動かなかった。

 相手の隙を探しながら構えを維持する。


 同じ円舞闘術リムを使う以上、お互いに相手の技もある程度は読めてしまう。それがお互いに迂闊に動けない理由だ。

 流れる時間は数分間だったが、カルルと意識を共有する俺には永劫に思えた。


 しばらく睨み合いの膠着状態が続いた後、カルルが左手を誘うように動かしながらゆっくりと体を動かす。軸足を切り替えながらジクリアの周りを円を描くように回りだす。

 対するジクリアも、太刀の切っ先をカルルに向けたまま同じ速度で体を回転させた。


 カルルの動きが、徐々に舞を舞うように振りをつけたものに変わる。勿論踊っているのではなく、手や足の動き一つ一つに攻撃の予備動作とフェイントが含まれているのだ。

 ジクリアの動きもそれに応じて構えを変えながら手足の振りが入る。


 常に隙を窺い、対峙する。

 ただそれだけで、集中力と気力が消費されていくのがカルルから伝わってきた。


 ジクリアもカルルもお互いに相手を知り尽くしている。

 わざと隙を作って相手に打ち込ませる-。そんな手法は通用しなかった。


 さらに数分間の時が過ぎた。少しカルルの動きに乱れが出る。

 ジクリアも構えが少しずつ雑になっているのが見えた。

 何も打ち込まないことが余計に気力を消費させるのだ。


 まだ続くのか――見てるこっちが疲れて来る。

 俺の気持ちが萎え始めたその瞬間、ジクリアの影がぼやけたように見えた。

 円舞闘術リムの型を変えつつ動きながら対峙する中で、カルルの視線が左腕で隠れる瞬間を狙って攻撃に転じたのだ。


 静から動に転じる加速。

 ジクリアは最初の二歩目でステップを踏んで方向を変えながら突っ込んできた。背後に振りかぶった大太刀が右手で振り下ろされる――と見せて、降り下ろす途中で左拳を刀身の横に叩き付けた。弾かれた刃は更に複雑な軌跡を描いてカルルに迫る。


 対するカルルはフェイントを警戒して、ジクリアが踏み込んでも動かない。防御の構えをとってもジクリアの大太刀の一撃を受けきるのは無理。かといって回避に撤しても、回避した方向に刃が追い付いてくるだろう。


 ジクリアは右手で放った一刀を途中で左手を使って軌道を変える技量の持ち主だ。攻撃を受け流す――つまり「さばく」しかない。


 カルルの右側を狙って突っ込んできたジクリアの一刀を捌くには、右籠手を使うのが時間のロスをなくすやり方だ。だがこれは自らの攻撃手段を封じることにもなる。左籠手で右からの攻撃を捌くには、上半身を捻る動作を必要とした。間に合わない。


 カルルは――捌いた。右手で。そうするしかなかった。


 それも読まれていたに違いない。

 ジクリアの右膝がつきあがる。強力な膝蹴りがカルルを襲う――はずだった。


 吹っ飛んだのはジクリアだった。

 カルルの左手が中段突きの要領で突き出されている。

 

 カルルは更に一手先を読んでいた。

 右籠手でジクリアの一刀を捌きながら、左籠手による中段突きの予備動作に繋げていたのだ。


 しかも、それは足腰の捻りに左腕の捻りを加えて打ち出す一撃。いわば、円舞昇閃ダム・ダットの簡易版だ。

 防具の薄い脇腹にヒットしたカルルの左拳は、ジクリアを吹き飛ばしていた。


 ジクリアは起き上がろうとして、血を吐いた。

 刃の付いてない分殺傷力は数段劣るとはいえ、死合の続行は不可能だろう。それでも起き上がった彼の目の前に、カルルの右籠手が突きつけられた。


「そこまで!」


 アマラの声が響く。


 ジクリアは一瞬悔しそうな表情を見せたが、目を閉じて立ち上がった。再び目を開いた顔は、不思議に穏やかだった。


「有り難う。お前の強さが確認できてよかった」


 意外な言葉だった。


「認めよう。俺の一刀に宿ったものは多分『未練』だった。それを破ったお前の拳に込められたものは何だ?」


「……」


「俺は、それがお前の『覚悟』であると思いたい」


「ジクリアよ、すまん……うまく言葉にできない。だが、自分は前より色んなことに向き合うつもりだ」


「ミヤリについても……そうか?」


「ああ、自分なりに、な」


 カルルの声は力がこもっていた。ジクリアは満足そうに頷く。


「それでいい」


 ジクリアが微笑んだのを見たのは始めてだった。

 カルルに苛立ってたのは、嫉妬だけではないだろう。カルル自身がはっきりしないことでジクリアも諦めがつかないのだ。きっと今回の決闘も、カルルの覚悟を確めるものに違いない。


決着ケリはついたな、色んな意味で―


『そう……だな』


―ジクリアとも、昔のように話せるようになるといいな―


『ああ、そうだな』


「すまない、アマラ。付き合わせて」


 ジクリアの言葉は決闘の終了を意味していた。

 アマラが肩をすくめて答える。


「お前らの気持ちに整理がついたのなら構わん」


 ジクリアがカルルに向き直った。


「カルルよ。わかってると思うが、俺はミヤリを諦めたとは言ってないぞ」


「……わかった」


 カルルは短く答えた。

 ジクリアの言葉がどこまで本気かは分からない。たぶんカルルに危機感を与えてミヤリに向き合うように促しているのだろう。


「お前の……お前とミヤリのこれからを見届けるとしよう」


 ジクリアはそれだけ言うと、背を向けて戻っていった。


「お前達の問題はお前達で何とかしろ。特に色恋が絡むならな。明日に備えてさっさと寝ておけ」


 アマラは少し憮然とした顔でいった。


―まあ、よかったんじゃねーの―


『そう思うか』


―ヤツは勝負の結果はわかってたのかもな。だが、自分で確かめないと気が済まなかったんだろう―


『同感だ』


―それに、本当の狙いはお前の覚悟を確かめたかったらしい。

きっと、お前とミヤリのこと遠くからジッと見てそうだぜ―


『ああ、時間をくれ』


―それは俺じゃなくてミヤリに言う言葉だろ―


『……わかってる。』


 ミヤリの気持ちは誰が見ても明らかだ。だがカルルはミヤリをどうするか――妹として扱うのか、ミヤリの想いに応えるのか――はっきり態度に出したわけではない。


 ジクリアは、カルルがミヤリと結ばれる覚悟を示せば諦めるような気がする。逆にいえばそうでない限りは未練に苦しみ続けるのかもしれない。沖津が飛び付きそうな昼ドラ展開だ。


 カルルに説教くさいことを言ってしまったが、現実世界の俺には浮いた話の一つもあるわけでもない。自分の状況を考えて意識下で苦笑した。


 見上げた赤の空は、その色を濃くしていた。

 カルルが横になる。見張りの交代までの仮眠を取るのだろう。


『聖霊様、寝るぞ』


―起こしてやるから、とりあえず寝ておきな―


カルルが眠りに入る。

 俺は残り時間を計算してみた。意識内で呼び出したカウンターによれば、ダイブは残り2日弱。


 明日にはミサンナの集落に着くはずだ。

 今度も祝宴は開かれるだろう。前回の単独の狩りでは見逃したが、今度は間に合うかもしれない。


 そんなことを考えるつつ、俺は超覚を張ったまま意識を閉じた。

 




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