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それでも私は、今日も現場に立っている  作者: 蒼乃ゆら


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3/3

休憩って、どこにありますか?

保育の仕事にも、もちろん「休憩時間」はあります。


制度上は、1時間。


でも、そのうちの30分は子どもたちと一緒に給食を食べる時間として計上されています。


……あれ?


もしそれが本当に「休憩」だとしたら。


子どもがお汁をこぼしても、私は動かないはずです。

言葉もかけないはずです。


だって、休憩中だから。


でも実際は、そんなわけにはいきません。


子どもたちの様子を見ながら、声をかけたり、手伝ったり。

こぼしたら拭くし、困っていたらすぐに動きます。


気づけば、自分の昼食は10分くらいで食べ終わっています。


そしてそのまま、連絡帳を読んだり、書いたり。


座ってはいるけど、頭も手もずっと動いている状態です。


さらに、14時以降には打ち合わせがあります。


少しお茶を飲みながら話す時間。

これが休憩なのかと言われると、正直よく分かりません。


打ち合わせが終われば、またノンストップで保育が始まります。


当番じゃない日は、


保育日誌を書いたり、

明日の保育の準備をしたり、

おたよりを作ったり、

係の仕事をしたり、

保育計画を立てたり。


保育から離れてはいるけど、やっているのは全部仕事です。


100歩譲って、子どもたちと一緒に食べる30分が休憩だったとして。


じゃあ、残りの30分はどこにあるんでしょうか。


飲み物を飲みながらデスクに座ってする打ち合わせの時間?

保育から離れて事務仕事をしている時間?


もしそれが「休憩」として計上されるのなら。


デスクワークをしている人たちは、ずっと休憩していることになりますよね。


……それって、働いていないってことなんでしょうか。


そんなこと、ないですよね。

デスクワークをしている人たちだって、きちんと休憩時間は確保されているはずです。


じゃあ、私たちの休憩時間はどこにあるんでしょうか。


少なくとも、私には「休憩をしている感覚」はありませんでした。

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