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藤原秋風(世界再生)  作者: m@ho
第2章 再生開始
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66.株式会社秋風 運用部門

藤原秋風(ふじわらあきかぜ) 27才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を経て独立。

豊本千尋(とよもとちひろ) 20才 弁護士事務所にアシスタントとして入社。退職後秋風と会社を設立。経理部長。

井之頭太郎(いのがしらたろう) 秋風の新入社員時代にオリエンテーションでハワイ精製所所長だった。上海四菱部長後、秋風の会社の人事部長にヘッドハンティング。

北川隆(きたがわたかし) 秋風の司法修習時代のメンター。千尋の元上司。ベテラン弁護士。

2021年3月

運用部門の面接である。

エージェント紹介による中途採用がメインとなる。

秋風、千尋、井之頭、北川の四人で面接。

過去の経験と運用の理解を聞くのが主な面接であるが、重要な質問の回答はまちまちである。

「当社で運用を任されるとしたら何%の収益をあげられる自信がありますか?」の質問に対して。

「1%」から「50%」までまちまちであるが、資産規模を聞いて来た人は少なかった。


「1%」という人に質問した秋風。

「1%という事は100億円規模の資産で年間1億円だから百人規模の会社だと1000億以上の運用資産がないと固定費を払えない事でいいかな?」


数字に強いのならば、色々な場面でどの程度の経費がかかるかを考え概算を弾くのが当たり前のようになっていないと仕事にならない。

無理に詰めれば10人の席が10セットは入る事務所である。

秋風のイメージは最低で5%、多くて20%の範囲内である。

「どのような運用をして来ましたか?」

「国内、海外株式証券がメインです」が多く、REIT少し、仮想通貨はいなかった。

「質問はありますか?」と聞くと、全員の質問が同じなのには驚いた。


「運用規模はどのくらいなのでしょうか」

公募投資企業は投資実績や運用規模を公開するが、プライベートファンドは公開する意味がないので疑問に思うのであろう。

「社内でも公開はしていないので、ここに事務所を構える事から想像いただくとありがたい」

皆が想像したのは100億から1000億の間だろうか。

昼休憩の間、皆んなで話していた。

「ピンと来る人がいませんね」秋風が切り出した。

「運用部門の募集なのに数字に強い人が少なく感じたのですが」北川の意見だ。

「同じ印象です」井之頭も答えた。

「面談の感じからすると運用実績のない会社なので、自信のある人はイメージ湧かないんんでしょうね」秋風が結論づけた

「コロナ以降の経済復興が鈍く、日経平均も下がり気味な時なので実績重視の運用部門は動き難いのじゃないかね」井之頭である。

「いい人材がいなければ、とりあえず私が統括する事で良いですかね?」

「いいんじゃないかな」全員納得した。


大きな採用関係の動きは終わり井之頭部長の下で定期的に採用していく事になる。


幹部4人と隣接会社の香輝不動産の数人とで期末打ち上げを行った。

「これからもよろしくな」

景山と杯を交わす秋風。見守る千尋。

 個人資産     94万ドル

 日本秋風預金    220億円

 日本秋風資産     91億円

 日本運用資金    200億ドル(約2兆2千億円)

 ハワイ秋風    60万ドル

 ドバイ秋風  70,000万ドル

 ドバイ秋風(運用) 22億ドル

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