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藤原秋風(世界再生)  作者: m@ho
第1章 再生準備
63/75

63.2021年3月

藤原秋風(ふじわらあきかぜ) 27才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を受けるために休職中

豊本千尋(とよもとちひろ) 20才 弁護士事務所にアシスタントとして入社。最初に任された仕事が秋風の司法修習アシスタント

外堀通り沿いで降ろしてもらい、家へ歩いて帰るとお願いした藤原秋風。

家まで送ると言われたが、別れ難くなるので大通りで降ろしてもらった。

千尋の家へと動き出す車を見送り、見えなくなるまで車を見ていた秋風である。

歩く事5分、マンションのエレベーターで上がり、家に着いて部屋の入った時、ピコンとメッセージの着信音がした。

『家に到着しました。今日は本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。』

千尋からのメッセージである。

短いが想いの詰まったメッセージ。

『僕も今家に到着しました。家が近いから、いつでも会えると思うと嬉しいです。今日はありがとうございました。こちらこそ宜しくお願いします。プレゼントをあげられていないので今度買いに行きましょう。』

『一番欲しかったものは貰えたので十分ですが、お互いの記念があるといいですね』

欲しかったものを聞くのは野暮と言うもので、気を利かせてスルーが一番。無難なコメントをする事にした秋風。

『今度銀ブラしましょう。』メッセージを送る微笑む秋風。

『是非。おやすみなさい』すぐに返信がある。

終わらなそうと思ったが、相手のことを考える千尋さんらしいと思う秋風。

『おやすみなさい』短い返信だけする秋風。

お互い今日は寝られれるだろうか。

心配する秋風の通り、その日の二人は朝まで眠れない状態が続いた。


秋風は裁判所での集合研修を受けているが、ほとんどがリモート受講。

画面越しにいないといけないので、休憩中にしか手洗いに行かないといけないのは通常と同じである。休憩中に千尋とメッセージをやり取りする事が増えて充実な日々を過ごしていた。

コロナウィルスの蔓延と秋風が司法修習中である事を考え、オンラインデートのみで我慢。

そんな日々が続き、試験を終えて無事に司法修習終了の証書が届き、やっと千尋と落ち着いて会うことができる喜びでいっぱいであった。


3月にビットコインが6万ドルになった事で全てを売却。

最終222億ドルの運用資金のうち、200億ドル、約2兆2千億円の運用を日本秋風での運用を行うために送金した。

ドバイ秋風には22億ドル残し、底値でビットコインを購入予定である。

いよいよ、独立して港区の事務所で運用と貿易を行う予定である。


事務設備を整えた事務所『秋風』

弁護士事務所を辞めた豊本千尋と商社を辞めた藤原秋風。

今日は社員の面接である。

『いよいよですね』

『うん、日本を再生しましょう』




 個人資産     94万ドル

 日本秋風預金    220億円

 日本秋風資産     91億円

 日本運用資金    200億ドル(約2兆2千億円)

 ハワイ秋風    60万ドル

 ドバイ秋風  70,000万ドル

 ドバイ秋風(運用) 22億ドル

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