表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
藤原秋風(世界再生)  作者: m@ho
第1章 再生準備
62/76

62.2020年8月黒い東京タワー

藤原秋風(ふじわらあきかぜ) 27才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を受けるために休職中

豊本千尋(とよもとちひろ) 20才 弁護士事務所にアシスタントとして入社。最初に任された仕事が秋風の司法修習アシスタント

景山智輝(かげやまともき) 秋風の高校時代の親友。奥さんの由香は京浜島工場の責任者。独立して不動産会社経営

お店をでて、駐車場へ向かう藤原秋風と豊本千尋。

「おなかいっぱいになりました」

「僕で丁度いい量だったので、千尋さんはおなかいっぱいでしょう。美味しかったですし、雰囲気の良い店で楽しかったです」

「気に入ってもらってよかった。友人も喜びます」

「友人とは?」

「実は、今日の予約を友達がしてくれた友人から、誕生日プレゼントに譲ってもらったんです」

「良かったんですか?」

「はい。今度奢るので大丈夫です」

「それでしたら、僕にも奢らせてください。楽しい時間をいただいたお礼をしないと」

「ありがとうございます。彼女もきっと喜びますね」


「これから、見たい映画があるのですが、一緒に観ていただけませんか?」

「良いですね。映画館で映画を観るのは久しぶりかもしれません」

二人乗り込んだ車は、六本木へ向かう。

映画館の売り場にて、レイトショーの映画チケットを購入。

入り口手前でポップコーンと飲み物を考慮中の二人。

「お腹はいっぱいなんだけど、ポップコーンは入りそうなのですが、どうですか?」千尋が恐る恐る聞いている。

「大丈夫ですよ、食べきれなかったら持ち帰ればいいし」

「じゃあ、ミックスと炭酸飲料を買いますね」

楽しそうに売り場に行く千尋に付いていく秋風。

席につき、楽しそうにポップコーンを食べ、大きな紙コップで炭酸飲料を飲んでいる。

映画はハリウッド映画の恋愛映画である。

選ぶ時に千尋嬢の好みに合わせた秋風。


「面白かったぁ。やはりハリウッド映画って感じでしたね。」

「テンポ良く、ジメジメ感はないですね」

「そうなんですよね。アジア系映画の恋愛系はどうも合わなくて、カラッとした恋愛映画が好きなんです」

「自分からはあまり恋愛系の映画を選択しないですが、分かる気がします」


車に乗ってしばらくドライブ。

少し丘陵の住宅地を上がって行く。

登りきったところで、停車した所は小さな公園の前。

「ここだと近所迷惑にならない場所なので、少し置かせていただきましょう」

ライトを消すと、目の前は東京の夜景が一望出来る場所であった。


「すごい。東京にもこんな場所があったんですね」

「近くに友達が住んでいて、見つけた秘密の場所なんです」

しばらく見入る秋風。

輝いていた東京タワーのライトが消えた。

「あ、東京タワーが消えた」思わず言った秋風。


「誕生日おめでとうございます」

二人が一つ歳を重ねた。

「誕生日おめでとう千尋さん」

「秋風さん、私とお付き合いしていただけませんか?」笑顔の消えた真面目な顔になる豊本千尋。

『あ、未だ付きあってはなかったのね』

心にそんな余裕があった秋風だが、ドキドキした心臓が止まらない秋風。

「もちろん、よろしくお願いします」

笑顔を取り戻す千尋の顔が近づいてくる。

口付けした二人のシルエットと黒くタワーの消えた風景が絵のように静かに浮かぶ。

 個人資産     94万ドル

 日本秋風預金    220億円

 日本秋風資産     91億円

 ハワイ秋風    60万ドル

 ドバイ秋風  70,000万ドル

ドバイ秋風 (ビットコイン)435,051万ドル

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ