60.2020年8月買い物
藤原秋風 27才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を受けるために休職中
豊本千尋 20才 弁護士事務所にアシスタントとして入社。最初に任された仕事が秋風の司法修習アシスタント
景山智輝 秋風の高校時代の親友。奥さんの由香は京浜島工場の責任者。独立して不動産会社経営
港区の交通の便が良さそうな場所にある事務所に輝く看板「香輝不動産」
隣地の駐車場に停めた。
「コウキ不動産ですか」
「ええ、親友の景山智輝の輝くと奥さんの由香の香を取って僕が命名したのです」
「えっ、藤原さんが?」
「はい、景山不動産になりそうでしたから」
「なるほど」笑う豊本嬢の側の扉から出てきた景山。
「いらっしゃいませ。どうかしましたか?」
「いえ、景山不動産になりそうだったと説明を聞いて」
「ダメかな?」
「いえいえ、戦後から続く不動産会社のようだなと」
「なるほど、上手いこと言いますね。初めまして。景山智輝です」手を出す。
「初めまして、藤原さんの同僚の豊本千尋です。今日は見学させていただきます」
握手する2人。
「いい場所で、お客さん多いんじゃないですか?」
「法人相手中心なので出向くことが多いですね。一応拠点がないと信用されないので、拠点がある感じです。それでは、中で今日紹介する物件の説明をしますね」
中に入る2人。
アルコール消毒の機械を使って手を消毒して入っていく三人。
色々なビルの写真が印字されたファイルが用意されていた事務所の机に案内され、座る二人。
「いらっしゃいませ」
水の入ったガラス瓶とペットボトルを置いた事務員が会釈をして出て行った。
景山が秋風の前席に座り、ビルの写真が写ったファイルを秋風と千尋さんの間に置いた。
「まずは、隣のビルが売りに出た」
「えっ、新しいよね」
「完成は5年前かな」
「土地が175平米、建物が700平米の5階建で30億だが、26億でいけると思う」
「売り急いでる?」
「相続で早く現金化して分けたいらしい」
「うん、見に行こうか」
「了解」
会話についていけない豊本千尋がいた。
「大丈夫?」
「あ、ええ、賃貸と思ってたから」
「ああ、購入も賃貸も検討している。物件も出会いだからね。いい物件ならか事務所として利用できなくても購入すべきと思う。わかりやすく考えると、洋服と同じように考えたらどうだろう。すごく気に入ったけど季節が少し早い洋服があったとしよう。買わない?季節が変わったら売れてしまって、ないかもしれない。値段を気にしない場合だったら、今季着れるものと一緒に買うんじゃないかな。」
「洋服とでは値段違いすぎる」
「まあね。では、隣のビルを見てみよう。気になった事は是非発言して欲しい。ファーストインプレッションは重要なんですよ」
先導する景山について行く二人。
玄関を入るとエレベーターホールがあった。
エレベーターに乗った景山は5階を押す。
5階に降りて扉の鍵を開けて入る景山。
広いフロアである。
「ここの借主はちょうど出たばかりだそうだ。事務所として好条件だろう」薦める景山。
秋風は千尋嬢の顔を見た。
「文句なしだと思います」
「よし、買おう」
手元現金 94万ドル
日本秋風 41億円
(運用利益) 247億円
ハワイ秋風 60万ドル
ドバイ秋風 70,000万ドル
ドバイ秋風 (ビットコイン)435,051万ドル




