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59.2020年8月資産開示

藤原秋風(ふじわらあきかぜ) 27才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を受けるために休職中

豊本千尋(とよもとちひろ) 20才 弁護士事務所にアシスタントとして入社。最初に任された仕事が秋風の司法修習アシスタント

朝食を軽く食べ、コーヒーを再度注文する。

「カフェオレのおかわりでいいですか?」

「はい。ありがとう」席に置かれた端末に入力した豊本嬢。

「ドバイとハワイに商社を持たれているっておっしゃっていましたが、具体的にはどんな事をしているんですか?」

「ごめんなさい、正確には、日本、ハワイ、ドバイの3社あり、日本は京浜島にあるマスク工場しか実動していなく運輸の実動は2年後からの予定です。」

「製造業と運送会社なんですか?」

「貿易、運輸、製造業で、貿易の補助のためにタンカーと貨物船を造ってます。」

「造ってる?」

「ええ、四菱造船に依頼して造船中です。貨物は来年、タンカーは2022年に完成する予定です。」

「日本の企業価値はどれくらいなんですか?」

メイン企業はドバイで、ハワイも日本も子会社の位置付けです。日本だけの資産だと300億円程になると思います」

「全体だとどのくらいの資産なんですか?」

「今だと7千億円ほどでしょうか。仮想通貨や未完成品が多いので正確ではありません」

目が飛び出しそうなぐらい驚いた表情の豊本千尋。

「資産価値は重要ではなくて、何をするかだと思っています。コロナ禍でマスク製造による社会貢献と、日本人の生活向上のための貿易を出来れば良いという考えです。」

「副業なんですよね?」

「全て副業で、法律家も加わったら面白いですよね。主業も面白いですが、ゆくゆくは自由にできる副業をメインにしたいと考えてきています」


「事務の責任者が必要そうですね」

豊本嬢の訴る顔が可愛らしいと見惚れる秋風。


その間を割って、追加注文のミルクコーヒーが置かれた。

「たっぷりミルクコーヒーになります。ご注文は以上でよろしかったでしょうか」


「はい、ありがとうございます」少し怒り気味の豊本嬢。


「弁護士事務は楽しいですか?」

「事務内容の決まり事に新しい事はないですが、コロナによって新しいウェブ形式の事務が追加になったりと時代による変化はあるようです。毎日覚える事が多くて楽しいです。ただ、これから事務を作る事にも興味があります」

前のめりな豊本千尋。


コーヒー飲みながら考える秋風。

『確かにそろそろ事務所も探そうかとも思っていたけど、新入社員を引き抜いていいんだろうか?』

「私の事業の基盤となる事務所を探す予定ではありますが、つまらなくないですか?」


「いえいえ、楽しそうですね」

携帯を取り出した。

「秋風です。いい物件ありそう?」

「うん、賃貸から売物件からいつでも案内できるよ。場所は千代田区と港区中心でいいんだよね?」

「うん。よろしく、土地だけでもいいからね。とりあえずそっちの事務所に行こうか」

不動産といえば景山智輝である。


「せっかくの土曜日なのにいいのかな?」

「私が言い出した事なんで、楽しみです」


 手元現金     94万ドル

 日本秋風      41億円

(運用利益)    247億円

 ハワイ秋風    60万ドル

 ドバイ秋風  70,000万ドル

ドバイ秋風 (ビットコイン)435,051万ドル

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