58.2020年8月語らう
藤原秋風 27才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を受けるために休職中
豊本千尋 20才 弁護士事務所にアシスタントとして入社。最初に任された仕事が秋風の司法修習アシスタント
モーニングを食べる二人。
秋風が質問の口火を切った。
「フランスでお会いした方がご両親ですか?一人っ子?なのですか?」
「はい。フランスには両親と3人で行きました。一人っ子なので、甘えさせてもらって育ったんです。自分で言うのは変ですけどね」
「そんな感じがします」
「えっ、どんな感じですか?」
「苦労せずに育った感じですかね。あ、苦労っていうのは、生活面の苦労ですね。僕も苦労せずに育った方なので、似ている感じがします」
「そうですね。だから初めて会った時にも親近感を感じたのでしょうか」
「僕は親近感もありますが、可愛らしい人だなと見とれてた感じですね」
嬉しそうにする豊本千尋。
「フランスのレストランに戻る時も本当は貴方をもう一目見たかったから戻ったんんです。そうしたら、エレベーター前で会えましたけど。あの時はドキドキでした。藤原さんはどこか落ち着いた感じが、賢者っぽい感じがかっこいいなと思いました。常に冷静に俯瞰で物事を見ている感じがします。」
鋭い感性だなと感じ取る秋風。
ドキドキされたのは、正直嬉しい。
食べ終わりながらカフェオレを飲んでいる。
「藤原さんのご家族は?」
「父と母で、豊本家と同じ3人家族です。父は商社マンで、祖父母がハワイにいたことから、ハワイに行くことが多かったです。社会人になってからは旅行は両親だけで行き、僕は別行動です。副業で商社をハワイとドバイに持っているので、両方の事務所にたまに行きます。両社とも責任者がいるので任せていますが、ドバイは投資会社も兼ねているので、投資については、私が管理しています」
「法学部ではなかったのですか?」
「経済が主だったのですが、1年生の時に法律の興味が大きくなり、3年で司法試験に合格したのが、法律との繋がりです。メインは商社マンなんです」
「ハワイは御祖父母がいらっしゃっていたからなのは分かりますが、何故ドバイなんですか?」
「法人で動きやすい場所で、アジアとヨーロッパのハブになる場所なのと、税金面を考えてドバイにしました」
「ドバイは経由地としてしか行ったことは無いですね」
「ドバイはシンガポールに似てますよ。発展の仕方もビルの感じも」
「ドバイに行く時に一緒に行ってもいいですか?」
「ええ、いいですよ。ドバイの王族が責任者なので、観光客が行けない場所も時間が合えば案内してもらいましょう」
結婚の事もあるし、後でマアムーンに電話しようと思う秋風。
「王族の方が他国で第三者の会社の責任者なんですか?」
「僕の尊敬する弁護士の紹介なんですが、不思議な縁ですよね」
「弁護士になったらその方のようになりたいですか?」
「そうですね。地域に愛される弁護士になりたいですね。ハワイにも行きましょう。尊敬する弁護士に会わせたいです」
『少し飛ばし過ぎ?引かないかな?』心配になる秋風。
「是非行きましょう」
大丈夫そうだ。
手元現金 94万ドル
日本秋風 41億円
(運用利益) 247億円
ハワイ秋風 60万ドル
ドバイ秋風 70,000万ドル
ドバイ秋風 (ビットコイン)435,051万ドル




