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51.2013年1月(司法試験)

藤原秋風(ふじわらあきかぜ) 20才 2011年高校三年生に転生し、大学2年生になる。

時間を少し戻した2013年1月 秋風は学生生活も落ち着いた大学1年生の冬。誰に言う事なく、司法試験予備試験の受験申し込みをしたのであった。

学校の基礎講義の一つに法律総論を受けた時の授業の影響で法律が楽しくてしょうがなく、経済学以上に法律を勉強したのである。


「秋風、法科に転科したら?」秋風が法科の授業に出席するのを見た同級生が言う。

「2年を超えると転科できないので1年以内であれば転科可能だけど、転科するほどの意欲ではなく、面白いから学んでいる程度なので転科は考えていない。」

同級生とそんな会話をしていたが、司法試験には興味があり、まずは予備試験を受ける予定である。


事前に知識ない方のために記載しておく。

司法試験を受けるには、法科大学院を卒業するか、司法試験予備試験に合格するかの2択である。

予備試験のスケジュールは1月応募、短答式試験7月、論文試験9月、口述1月、2月合格発表。司法試験は3月願書。7月に試験があり、11月に合格発表である。2年かかりとなる。最短で3年生で合格。秋風は試験の感覚を掴んで4年で合格を目指す。試験勉強には憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法の7科目の条文知識と一般教養が必要なので、予備試験をしっかり勉強すれば司法試験対策も兼ねているので通して勉強するのが良いのである。

授業については潜りで受講できるものは法科の友人に連れられて聴講する事が可能であった。


各法の総論を受講するだけで法曹界に入った感じがする秋風。

順調に合格した2014年2月。手応えのあった予備試験の合格発表の日である。

インターネット上の掲示板を見る。

受験番号4桁数字とインターネット上の数字を見合わせる。

無事に掲示されているので、合格がわかった。


2014年3月 司法試験の受験申込を行い、7月の試験に挑む。

7月の試験会場には知り合いの顔はなかった。

短答式と論述の2種だが論述は背景にある法律の根本原則を正しく理解していないと記述できないようになっている。各々の原則を理解したばかりではあるが、記述していくのが楽しくなっていく秋風である。秋風のスタイルとしては経済学部であるためか、経済の記述を必ず入れて返答していく。

試験を終えた秋風の手応えは、自分では良く記述出来た。理論構成も上手く書けたと言うより描けたと言う方が正しい描写かもしれない。

2014年11月、翌年に合格する予定が、留年する事なく合格した。


最高裁判所に連絡して、司法修習を受けるのはいつでも良いかを確認した。

「司法試験合格者は司法修習の申込をいつでもする事は可能ですが、毎年の申込期間は短いので注意して下さい。」

一つの目標をクリアしたので、就職に向けた準備と卒業準備に専念する。卒業単位は十分に確保してあるので不安はない。

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