47.2019年10月①(上海)
藤原秋風 25才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後本業と副業で多忙中
井之頭太郎 秋風の新入社員時代にオリエンテーションでハワイ精製所所長だった。今は上海四菱部長
アメリカの大手経済紙に中国の海洋投棄が過去最悪の数字で増加しているという記事が出ていた。揚子江デルタ、珠江デルタがひどく、「海洋生態系への対応では、現在明確な問題がある」と政府も認める程となっていた。
秋風は中国の環境NPOに揚子江の環境改善のための援助の為の寄付をしたい旨打診をしていたが、ちょうど、貴金属事業部の部長に井之頭所長がなっていた事もあり、中国進出の為に中国に常駐している事を聞いたいた。
「所長、あ、すみません、部長、中国はどうですか?」
「産業が急成長しすぎていて、環境破壊が尋常ではない。経済紙に載ってはいたが、あれでも控え目な記事と思ってもらっていいと思う。環境団体へ寄付したいと言っていたが、理由を聞いても?」
「ええ、中国の環境破壊が、世界の環境悪化に寄与しているので、多少なりとも役に立てるかと思ったのですが、日本からの寄付は難しいですか?」
「いや、寄付を繋ぐことは可能だが、環境法整備が不十分すぎて、環境NPO法人が訴える場所が多すぎ、対処出来ない状態。これからの整備される事を期待している中での、環境NPO活動という感じだが、そんなNPO法人で良ければ繋ぐよ。」
「ありがとうございます。」
電子メールでのやり取りがあり、上海で会うことに。
まだ暖かさが残る上海。
メールでやりとりした後に早速航空券を購入し、上海虹橋空港に到着した秋風。
「MR.Fujiwara」という案内板を上げた通訳が待っていた。
小さめのスーツケースと一緒に近づく。
「出迎えありがとうございます」と日本語で声をかけた。
「上海へようこそ。通訳の金大明です。」少しなまりがある程度の上手い日本語である。
「藤原秋風です。宜しくお願いします」握手をする二人。
「NPO緑色上海にて井之頭部長と待ち合わせです」
「ありがとうございます。早速向かいましょう」
虹橋空港は上海市内に隣接するため高速を走っていくとすぐに市内に入って行くことになる。
暫くいくと遠くに上海のシンボルタワーである上海東方明珠塔が見えてくる。
「あの建物は良く、映画で上海を紹介するときに出てくるタワーですね。」
「そうですね。上海のシンボルタワーです」
高速を降り、大学らしき雰囲気の地域を暫く走り、町中で停まった。
「着きました」
普通の雑居ビルを2階に上がっていく。
『緑色上海』と書かれたドアから入る。中はけっこう広い事務所であった。
歓迎ムードで何人か出てきた
金さんが通訳してくれる「良く来て下さいました。宜しくお願い致します」
横でパソコンを打っていた人が立ち上がった。
「よお、藤原久しぶり」日本語で話された秋風。
「あっ、井之頭部長。普通になじんでいましたね」
手元現金 94万ドル
日本秋風 31億円
(運用利益) 315億円
ハワイ秋風 60万ドル
ドバイ秋風 70,000万ドル
ドバイ秋風 (ビットコイン)388,666万ドル




