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第5話 引越しの準備とお茶会


 あれから5年の月日がながれ私とエリナは15歳になり、今年から私立天慶学院に通うことになる。


 私立天慶学院は由緒正しい名門校で数々のエリートを輩出していて、うちの両親二人も天慶学院の卒業生らしい。そんな学校に私が入学できたのは私が幼少の頃からずっと勉強に注ぎ込んできたからだ、小学校も特にいい思い出もなく、中学校はより一層勉強した、だからこそ今度こそこの天慶学院で私は学校生活を満喫してみせる


 そして今は天慶学院の近くに引越し一人暮らしするために引越しの準備をしている所だ、多分政典のことだきっといい部屋を用意してくれているんだろうと新たな生活に胸を躍らせていると部屋にトントンとノック音が響いた。


 「誰?」


 「優菜様、エリナです。引越しのお手伝いをしに参りました。」  


 「入っていいわよ」


 扉越しにそう返すとエリナは「失礼します。」といい扉を開ける。


 「進行具合はどうですか?」


 「そうね、あとは本と服をしまえば終わるわ。貴方は進んでる?」


 「はい、もうすでに終わっています。」


 「流石ね、じゃあ手伝って貰おうかしら。」


 「はいお任せください。」


 そして30分後には2人でやったこともあってすっかり全てのものが段ボールに詰まっていた。


 「ふぅ...思ったより早く終わったわね。」

 

 「お疲れ様でした。ひと段落しましたし、お茶にしましょうか。」

 

 「いいわね、私はカフェラテでお願い。」


 「かしこまりました。」


 そう言うとエリナは机の上に置いてあっお茶セットを広げマグカップにカフェラテを注いでいる。


 「どうぞ」

 

 「ありがとう。エリナ」


 エリナから受け取ったマグカップを一飲みすると口にカフェラテの甘さが広がり徐々に心が落ち着いていく。


 「やっぱりエリナが入れたカフェラテが1番美味しいわね」


 「ふふ、ありがとうございます。」


 エリナは嬉しそうに笑うと、自分もコーヒーを飲み始める。


 「もう少しで私たちも天慶生ね、楽しみだけど少し不安だわ」


 「そうですね、周りもいいお家柄の人たちばっかりですからね」


 天慶学院は色んなところから金持ちや権力者達の子供が集まる、その中で生き残るのは容易なことではない。宮下家はおそらく学院の中でもトップクラスの家柄だろうが、それだけに周りから目をつけられるかもしれない。だからこそ学院では慎重に行動しなければならない。


 (はぁ...こういうの苦手なんだけどなぁ)


 そんな主人の様子に気づいたのか励ますように声をかける。


 「心配なさることはございません。私が必ず優菜様をお守りします。」


 「ありがとう、高校でもよろしくね」


 「はい、お任せください」


 2人は互いにそう言い合うと残っていた飲み物を一気に飲み干した。


 そして2人のお茶会は夜遅くまで続いた。


 




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