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第13話 勝ったらお願い聞いてあげる


 翌日、今日はテストお疲れ様会ということで優菜、エリナ宅に玲奈たちが訪れていた。そして今はゲームの真っ最中だ。


「おちた……」


「よし、あと1人!」


「これで1体1ね!」


 今の戦況はエリナ、里奈が脱落し、優菜と玲奈の残機はお互いに1あと1回相手を飛ばした方が勝者だ。


「これで終わりよ!」


「甘いね!」


「なっ!? 跳ね返した?」


 跳ね返されたエネルギー弾は玲奈のキャラに帰っていきそのまま直撃した。


「くぅぅぅ〜……また負けた……」


「ふふん、まだまだだねー」


 まぁこのゲームは私の一番得意なゲームだからね。得意なゲームで初心者に負けてたら顔がたたないよ。


 だが玲奈も初心者の割には結構上手かったやはりポテンシャルがあるのだろう。


「お見事です! 優菜様!」


「ありがと、でも私ばっかり勝ってるのもなんだから1回3人でやってみたら?」


「しかし、優奈様を差し置いて遊ぶなどーー」


「2人に勝てたら私のできる範囲でお願い聞いてあげる。」


 そう耳元で囁くと、分かりやすく体がピクリと動いた。


「やります!」


「よし! じゃあ頑張って!」


 



 エリナたちが3人でゲームを始めてはや1分既に戦況は終盤を迎えていた。


「玲奈様ーごめん……落ちて」


「え? ちょっ!?」


「えい」

 

 その声とともに放たれた攻撃によって、玲奈のキャラは吹っ飛んで行った。


「次はエリナ……行くよ」


「いいでしょう! 受けてたちましょう。」


 互いのキャラが向かい合う、最初に動いたのは里奈だった。


「これで終わり!」


 その攻撃は普通なら回避不可能なものだったがエリナは容易く攻撃を交わした。そしてーー


「その攻撃……隙が大きすぎますね。だからこんなことも出来てしまう。」


 そう言いながらエリナは出すのが難しいコマンド技を次々に出し、コンボを繋げていく。


「くっ! 動かせない……」


「これで終わりです」


 そして最後に大技を決めることに成功し、里奈のキャラは場外に吹き飛んで行った。


「うう、負けました。」

 

「勝った! 勝ちましたよ、優菜様!」


「うん、見てたよ凄かったね約束通りお願い聞いてあげるよ?」


「あの……ここでは恥ずかしのでまた二人きりの時にお願いしていいですか?」


「わかった、また二人きりの時に。」


 そんな風に話していると、ちょっと拗ねた様子の玲奈と里奈が近寄ってきた。


「ちょっと何二人で話してるのよ早くリベンジマッチやるわよ」


「次こそかちます!」


「わかったよじゃあ私達をたおせるようにがんばってね?」


 その後優菜とエリナは無双し続けた。

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