第10.5話「鐘神都阿羅と大夜兎萌。」
第10.5話を公開します。
ちょっと巻き上げられた。
ってもかなり短く纏めたから、なのですが。。
今回は11話から登場する事になる新キャラの紹介になってます。
つあちゃんの事、覚えてる人居るんやろか?
名前だけは出てたんやけど。
そして親友のともちゃん。
2人の1話の後日談的部分のちょっとしたお話。
少し短めですが、楽しんで頂けたら嬉しいです。
昨日、姉達が通ってる高校で事故があったんや。
そんで、姉達が帰って来なかった。
同じ部活の先輩3人も行方不明になってるんやて。
これは絶対、
宇宙人に拉致されたんや!
間違いあらへんで。
特撮とかやと良くある話や。
ついに姉達は宇宙人と接触したんや。
なんてことが本当にあったらええんやけど。。
そんな風にでも思わんと、悲しくて泣いてまうんや。
うちは鐘神都阿羅、小学5年生で10才や。
姉達は双子で名前は莉紗絵と紗都美。
特撮ドラマがめっちゃ好きで、うちも一緒に観てるうちに嵌まってもてん。
ある作品に影響されて”新体操”やってたりするんよ。
休みの日は3人で特撮観て盛り上がってた。
のに。。
「おねえ、どこいってもたんや。
あほぉ。
早やく帰って来てよ。。」
あかん、また泣いてまう。
うち、どうしたらええんや。。
「都阿羅ちゃん、なんかダークなオーラ出てんで。」
不意に声を掛けられた。
そっかもうここまで来てたんか。
いっつも親友の大夜兎萌が声を掛けてくる場所や。
「うっわぁ、どないしたん?
顔、ぐちゃぐちゃやん。」
兎萌ちゃんが涙と鼻水でぐちゃってるうちの顔見て心配してくれてる。
その声に何かが外れてもて、
「おねえが、、おねえが、、うわーーーん!!」
号泣してもうた。
「そっか、お姉さん達帰って来なかったや。
そら泣いてまうて。」
言いながら兎萌ちゃんに頭撫でられてもうた。
なんかめっちゃ子供みたいやん。。
恥ずかしいのに、涙がどんどん溢れてきて止まらへんねん。
気持ちもぐちゃぐちゃや。
そんなうちが落ち着くまで兎萌ちゃんがぎゅってしてくれてた。
少しの間泣いてたら、治まってきた。
やっと涙も止まってくれた。
落ち着いた事に気付いた兎萌ちゃんが、
「しっかりしいや。
都阿羅ちゃんが信じなかったらあかんやん。
お姉さん達は絶対帰ってくるって。な。」
しっかりした声で励ましてくれた。
「せやな。
姉達は絶対帰ってくる。
うちが信じなかったらあかんよな。」
兎萌ちゃんの言葉が力くれた感じや。
なんか、ちょっとだけ元気になれた気がするわ。
「それでこそ都阿羅ちゃんや。」
兎萌がめっちゃ笑顔で誉めてくれた。
いっつも思うけど、めちゃめちゃ可愛いわ。
可愛さオーラが眩しすぎるわ。
なんて思てると、
「そうそう、話は変わるねんけど。
今度の試合も出ないんの?」
兎萌ちゃんが尋ねてきた。
試合、新体操の競技会のことや。
そもそもうちは新体操の技を覚えたかっただけなんよ。
せやから、
「出ないよ。
試合に興味ないし。」
と答えた。
いつも通りや。
「そうなんや。
でも都阿羅ちゃん、試合出たら優勝狙えると思うんよ。
実力あるのに勿体無いで、ほんま。
うちは都阿羅ちゃんが優勝するん見たいんやけどなぁ。」
これまた兎萌ちゃんの定番の答えや。
やからこっちも、
「そんなにうちのレオタード姿見たいんか?」
いつもの答えを返す。
「あたりまえや。
都阿羅ちゃんスタイル良いし、絶対似合うって。
ほんま、勿体無いわ。じゅる。
あ、ヨダレが。。」
兎萌ちゃんのこうゆうオヤジっぽいとこちょい引くわ。
けど、それだけやないんも知ってるから、好きなんやけど。
そんな他愛もない話してるうちに学校に着いた。
さぁ、今日も勉強、ぼちぼちがんばろ。
そんな日常が1日、2日、と過ぎていっても姉達は帰って来なかった。
それから数日後。
うちの人生を大きく変える出来事に巻き込む”あの人”と出会う事になる。
なんて事はこの時は全く想像も出来んかった。
そして姉達とも。。
如何だったでしょうか?
つあちゃんとともちゃんは次話、11話で色々頑張ります。
そして、あの人が!?
そんな11話はもともと「ハーツ・シンクロス2」として考えてた話なんですが、色々考えて組み込む事にしました。
なので次話は地球編だったりします。
それが今後の話にどう繋がっていくのか?
楽しみにして頂けたら嬉しいです。
次回も火曜には更新したいと思ってます。
よろしくお願い致します。




