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第5話「迫り来る驚異、決めろ新必殺技! VSフレイタル」(2)

第5話の2を公開しました。

今回は5話のターニングなのでちょっと短めです。

が、いきなり不穏な感じで始まってます。

そして双子感出す為に文章でちょっと遊んでます。

楽しんで頂けると嬉しいです。

(5)


いい加減(ええかげん)にしときや!なんでそないな事言われなあかんねん!」

「あんたがなんも考えてへんからやろ!ちょっとは頭使っ(つこ)たらどうや!」

「はぁ?頭使っ(つこ)てへんのはあんたやろ!なぐるだけのいのしし馬鹿バカが!」

理論派りろんはぶってる口だけ馬鹿バカに言われたないわ!」

「なんやて!」

「なんやと!」

「あんたの顔なんか見たないわ!」

「ほんなら鏡見ない(みん)事やな!」


何かが爆発したように莉紗絵ホクス紗都美ミミナ口喧嘩くちげんかを始めた。

その兆候は2人が部屋を出た時から始まっていた。

いつもなら2人仲良く部屋から出てきて特撮ドラマ談義だんぎしながら和気藹々(わきあいあい)な感じで食堂に向かう。

それが定番だった。


だが今日は違っていた。

部屋から別々に出てきた2人は食堂でも離れた席に座り無言で食事を取っていた。

その時から不穏ふおんな空気が流れていた。

そしてホテルを出たとたん、この有り様だった。


「ちょ~2人供ええ加減にしときや~。」


梨深パプリが割って入るも、


梨深さん(パプリ)には関係ないです。」

「我らの問題に口出さんといて下さい。」


2人が食って掛かる。


「どうしちゃったんですか、あんなに仲良かったのに。。」

「ほんまっすよ。何があったっすか?」


オロオロしつつ声を掛けるセラミネと智佳オーニオ

梨深パプリ智佳オーニオも2人と知り合ってからここまでの大喧嘩おおげんかを見たのは初めてだった。


「2人にも関係ない事です。」

「これは我らの問題なんで。」


取り付く島もない2人に、


「ああもう~ええかんげんにし~!

 今日は別行動や~!」


珍しく梨深パプリも強い口調になっている。


紗都美ミミナは~うちと一緒に~ランデブーポイントのとこ調査しに行くで~。

 莉紗絵ホクスは~智佳オーニオとセラミネと一緒に~街の様子見てきて~。

 ほな行くで~。」


梨深パプリは指示を出すと紗都美ミミナを連れて歩き出した。


「じゃ、ボクらも行くっすか。」

「行きましょ、莉紗絵ホクス。」


そう言ったセラミネに手を取られ3人は街に向かって歩き出した。

そんな様子を監視している目がある事に気付いていなかった。


(6)


「くっくっくっ。

 どうやら精神への攻撃は有効のようですね。」


フレイタルが監視として付けたカメレオン系魔獣から送られてくる情報に含み笑いながらつぶやいた。


「もっともっと”悪意メリス”を育てて下さいよ。

 そうすればあなた方もランタル様の役に立てますから。」


自分の策が奏功そうこうした事で発する言葉に愉悦ゆえつが感じられる。


「この2人が”悪意メリス”にまれ消えてくれれば、あの忌々(いまいま)しい捜査官を呼び出せなくなりますね。

 夕刻にはかなり”悪意メリス”が増大している事でしょう。その時が楽しみですよ。」


そう言うと立ち上がり、


「それまでは魔獣を活性化させるとしましょうか。

 ランタル様にお喜び頂けるように。」


楽しそうに独りちりながら空に上がると、魔獣の気配を探りながら飛び去った。

犯した最大の愚行ぐこうに気付かずに。


(7)


「ほんまええ加減にしろって感じやわ。

 めっちゃムカつく!」


別行動で別れてからも紗都美ミミナの怒りはしずまらなかった。

どころかさらに増している感じさえする。


「ほんま~ちょっとは頭冷やしや~。」


梨深パプリが話し掛けるも、


「これは我らの問題なんで、口出さんといて下さい。」


紗都美ミミナかたくなに受け入れようとしない。


「いったい~何が原因な~ん?」


梨深パプリの問い掛けに、


「何かよう判らんのですけど起きた時からイラっとしてて。

 変な夢見てたような気もするんですけど。

 それで莉紗絵ホクスの顔見たら何かめっさ腹立ってきて。

 ホテル出るまでは抑えてたんですけど、外出たら文句もんく言わんと収まらんくて。」


紗都美ミミナが答えた。


「何やよう判らんけど~冷静になりや~。

 しばらく顔合わせんかったら~落ち着くやろから~。」


梨深パプリの言葉に、


「わかりました。今は気にせんようにします。」


紗都美さつみが少し冷静になったかのように返事をした。

そんな話をしている内に先日、リカーラに案内された場所、ランデブーポイントがあった所に到着した。


(8)


「ほんまええ加減にしろって感じやわ。

 めっちゃムカつく!」


別行動で別れてからも莉紗絵ホクスの怒りはしずまらなかった。

どころかさらに増している感じさえする。


「ちょっと落ち着くっすよ。」

「そうですよ。そんなのらしくないよ。」


2人が声を掛けるも、


「これは我らの問題なんで、口出さんといて下さい。」


莉紗絵ホクスかたくなに受け入れようとしない。


「いったい何があったっす?」


智佳オーニオの問い掛けに、


「何かよう判らんのですけど起きた時からイラっとしてて。

 変な夢見てたような気もするんですけど。

 それで紗都美ミミナの顔見たら何かめっさ腹立ってきて。

 ホテル出るまでは抑えてたんですけど、外出たら文句もんく言わんと収まらんくて。」


莉紗絵ホクスが答えた。


「ああ、何か全然判らんっす。ちょっと冷静になるっすよ。」

「しばらく離れてたらきっと気持ちも落ち着くよ。」


2人の言葉に、


「わかりました。今は気にせんようにします。」


莉紗絵ホクスが少し冷静になったかのように返事をした。

そんな話をしている内に街に到着し、まずは雑貨屋”世界地図”に顔を出す事にした。

不穏なまま続きます。

双子感出せてたかな?

分断され落ち着いたかに見える2人ですが。。

次回はアクション多めになる予定。

なんとか木曜には公開出来れば、と。

楽しみにして頂けると嬉しいです。

よろしくお願い致します。

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