第4.5話「がんばれ!!セラミネ」
またまた遅くなってしまいましたが、第4.5話を公開しました。
おかしいな。今回はもっと早く書けるはずだったのに。
申し訳ないです。
そんな今話はセラミネの話です。
最初はただのゲストキャラの予定だったはずなのに。
なんか気に入っちゃってメインに昇格しました。
そんなセラミネがいろいろと。。
楽しんで頂けると嬉しいです。
「いたっ。。」
「大丈夫っすか?セラミネ。」
「平気平気。たいした事ないから。へへ。。」
はぁ。
またやっちゃった。。
ああっと、は、始めまして?
セラミネです。
なんか今回は私がメインって事なんですけど。。
ほんとにいいんですか?
私ってサブキャラですよね?
こんなヒロイン紹介、みたいなのやっていいんですか?
え、もうメインに組み込まれてる?
なので、、やっちゃって下さい!?
何か天の声さんからの指示なので、
が、がんばります。
えっと、名前はセラミネ・フィアータ、です。
出身は”エークン”って言う小さな街です。
家族は父、母、それと今は”バアルス”に居る妹の4人家族です。
セシリネ、どうしてるかな?
ダメダメ、今は忘れなきゃ。
えっと、テトゥお婆さんから色々教えてもらったんだけど、
私って”亜人遺伝子”ってゆうのを持ってたらしいです。
これは先祖に亜人と結婚した人がいた時に遺伝されるんだそうです。
子供は亜人か人間どちらかで生まれるんだけど、人間で生まれた場合はほとんど覚醒しないようです。
私の場合は”悪意の種”の影響で活性化しちゃったみたい。
初めて”狼人間”になった時の事は全然覚えてないんです。
気付いたら狼耳と尻尾が付いてました。。
耳はまだいいんです。
隠せるから。
でも尻尾は”嬉しい”とか”楽しい”とかの気持ちに反応してブンブン揺れちゃうんです。
これが、なんか、恥ずかしい。。
でも、洞窟の時の事は覚えてます。
妹が襲われてる、助けなきゃって想像してたら体の奥の方が”ざわ”ってして熱くなって、気付いたら吠えてました。
あの時は気持ちが昂ってたから勢いで暴れちゃったけど、今思い出すとかなり恥ずかしい。。
けど、ちょっと強くなった気がして、気持ち良かったな。
なんて思えるのは智佳達と出会えたからなんだよね。
私、小さい頃から友達が出来なくて。
その原因が、
「セラミネ、ちょっといいっすか?」
あっ、呼ばれてる。
「は~い!」
ガン!
「いたっ!」
またぶつけた。今のは、ちょっと、痛い。。
「セラミネ、大丈夫っすか?」
「だい、じょうぶ、だよ。」
「気を付けるっすよ。で、これなんだけど。」
「ああ。うん、それでいいよ。」
「セラミネ~ちょっとええ~?」
「あ、はーい!」
コン!
「ったぁ!」
「セラミネ~大丈夫か~?」
「平気です。今のはそんな痛くないので。」
「それでな~この事なんやけど~。」
「そうですねぇ?私はこっちだと思います。」
「なるほどな~。」
「セラミネ、」
「これなんやけど。」
「どれですか?」
ゴン!
「くぅっ!」
「セラミネ、大丈夫?」
「今のんはかなりやったで」
「だい、じょう、ぶ。なれてる、から。」
「ほんま、」
「気を付けや。」
「でな、」
「これがな。」
「えっと、それは、こうですね。」
「ああ、」
「なるほど。」
とか、こんな感じで頻繁に何かにぶつけちゃうんです。
テーブルの角とか、イスの脚とか、家具の角とか、壁とか。。
室内は危険がいっぱいなんです。
でも、外だとぶつけないんです。
不思議だな?って思ってたんだけど、どうも緊張感が問題だったみたいなんです。
昔から気を許せない人の中だと緊張して警戒心が強く働くみたいなんだけど、緊張しなくなると途端に色々ぶつけちゃうんです。
結構痛い時もあるので、どうにかしたいと思ってるんだけど。。
そういえば、智佳達の居た異世界だと私みたいなのを”ドジっ娘”って言うらしいです。
こうやって色んな所にぶつけたり、普通に歩いてて転んだり、無意識に触ったら悪い事が起こったり。。
でもでも、普通に歩いてて転んだりはしないですよ。
ほんとですよ。
でも、洞窟では色々失敗しちゃったし。。
落ち着いて行動出来るようになりたい。
って言ったら、
「いやいや、リアル”ドジっ娘”なんて貴重っすから。」
「そのままで~ええと思うで~。」
「それはそれで個性的やし、」
「ええと思うで。おもろいし。」
って皆が言ってました。
ん?なんか最後、莉紗絵がボソッと何か言ってたような。
今までは私の側に居ると”危険だ”って言って誰も友達になってくれなかった。
親しくなって気を許すと、そうなっちゃうから。
でも、皆はそんな事全然気にしてなくて。
異世界の人だけど、ほんとの友達が出来たって感じられる。
けど、関わってる事件が終わったらやっぱり元の世界に帰っちゃうのかな?
今、それがちょっと悩みの種なんです。
さて、これから智佳とトレーニング、ううん、特訓です。
狼人間に変身すると物凄く身体能力がアップするようです。
でも、智佳が、
「あれじゃダメっす。ただ暴れてるだけっすよ。」
って言ってて、
「せっかく能力値高いっすから、ちゃんと戦えないのは勿体無いっすよ。
これは、特訓っすね。」
って目を輝かせてた。
でも、皆と仲間でいるって事は今日みたいな場面が付き纏うんだよね。
足手まといにならないよう、強くならなきゃ。
「よし、やるぞー!」
ガン!
「くぅう!」
先行き、ちょっと不安、かも。。
ああ、ついに声も掛からなくなりました。
皆がなんだか、
OK!
って顔してる気がするんだけど。
気のせい、よね。
それじゃ気を取り直して、
「智佳、よろしくお願いします。」
声を掛けた。
ホテルの外へ、皆で出て行く。
ん、皆で?
ホテルから少し離れた森の中の開けた場所。
で、初の特訓が、始まります。
ちょっと緊張するなぁ。
「それじゃ、変身するっす。」
「はい!」
智佳に声を掛けられ、ちょっと気合いを入れて返事した。
そして洞窟の時のようにセシリネの事を。。
「ちょっと待ったぁ!」
「そんなんじゃあかん!」
莉紗絵と紗都美に止められた。
どうしたんだろ?
「変身は、」
「変身は、」
「「動きが大事なんや!!」」
なんか力説されました。
「えっと、動き、って?」
とりあえず2人に聞き返しました。
「動き、」
「それは、」
「「スイッチや!!」」
えっと、どうゆうこと??
何て思ってる私を余所に、
「滝さんもZXに言うてはったけど、」
「変身の動作は最大の力を出す為のスイッチやねん。」
「せやからセラミネも手ぇ抜かんと、こんな感じで。」
「いやいや、それよりこうした方がやな。」
「いやいやいや、それやったらこうやって。」
「いやいやいやいや、それはセラミネ向きやないて。」
「いやいやいやいやいや、・・・。」
「いやいやいやいやいやいや、・・・。」
滝さん?ZX?
2人がなにやら意味不明な話をしながら、変な動きをしてます。
あれ、変身に必要なの?
か、かなり恥ずかしいと思うんだけど。。
「はいは~いアホの娘らはほっといてええから〜。
これは~セラミネ自身を~守る事に繋がるんやから~しっかりな~。
ほんなら智佳〜ちゃんと加減すんねんで〜。」
梨深が智佳に注意してます。
って、ええ、智佳の特訓ってそんなに激しい、の?
「だ、大丈夫っす。
軽くするっすよ、初日っすから。」
え?初日だから?
って私どうなっちゃうの?
なんて少し不安な気持ちはあるけど、楽しいな。
こうやって皆と一緒だと色んな事が出来るから。
うん、もっと楽しみたい。
だから、頑張る!
「それじゃ始めるっすか。」
「はい!」
智佳の呼び掛けにしっかり返事して、
ワォォォォォォォォォォン!!
変身しました。
変身すると気持ちが昂ります。
体の芯が、熱い。
そして特訓が始まりました。
こうして軽め?の特訓をした後、皆でお風呂に入りました。
えと、こんな感じでよかったのかな?
少しは私の事、わかって貰えてたらいいな。
それでは、
みんなの”ドジっ娘天使”セラミネでした。
またね~!
って天の声さん、何変な事言わせるんですか!
あああ、恥ずかし過ぎる。。。。。
いかがだったでしょうか?
なんかだんだん閑話に凝りだしてる気がする。
セラミネ、痛そうでしたが、あれはリアルです。
セラミネのそこかしこにぶつけるとゆうのはリアルの妻が本当にやっちゃってます。
たまにかなり痛そうな時もありますが、概ね軽めです。
だいたい日に10回くらいはやってます。
それをセラミネがドジっ娘設定だって話してたら自分のこれも設定に付加して、と言われました。
なのでセラミネが”痛い”娘になりました。
暖かく見守って頂けたらと思います。
OK!って感じで。
そして次回から5話に突入です。
結構ヤバめの展開になる予定。
なるべく早く公開出来るよう頑張ります。
楽しみにして頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。




