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Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷  作者: くみたろう
第1章 はじめまして幻想郷
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友人とのひととき2

「なんか、信じらんない」


クルクルとフォークにパスタを巻いて言うあかねに、翠はフォカッチャを口に入れた。


「なんっかいも言ったんだよー? 前みたいに節度あるやり方をしてって」


ため息を吐き、返事はいいんだけどねーと言う翠にあかねは返事を返しずらそうにする。


「じゃあ、ゲーム始めたって……」


「あー、どんくらい面白いって言うのさ! って思って始めてみた」


なるほどね、と言う複雑な表情をするあかねに翠はニコッと笑った。


「まぁね、あのハマり方は理解出来ないけどゲームが面白いっていうのはわかったよ」


「! 面白い!?」


「う。うん?」


「じゃあさ! 一緒に遊ぼうよ! ゲームしなかった翠には言わなかったけど私もやってるのよAnotherfantasia!」


フォークを置いて思わず立ち上がるあかねに、フォークを口に入れたまま固まる翠。

嬉しそうに笑うあかねにとりあえず座るように促すと、周囲の視線を集めている事に気づいて慌てて座った。


「約束ね」


「わ、わかった」


満足そうに笑ったあかねは食事を続けた。

翠はそんなあかねを見つめて、奏者なんだけどなー

と苦笑したのだった。

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