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この小説のいつもと書き方が違うような気がします。


ねぇ……何で逃げるの?

私と一緒に居てくれるんでしょ?

私ね、お兄ちゃんのことが大好き。

ぜんぶぜ〜んぶぜんぶ大好き!!

だから、私と一緒にずっといるために死んでよ!!

ねぇねぇお兄ちゃんなんで逃げるの?

私と一緒に居てくれないの?

私と友達になりたくないの?

お兄ちゃん、私と友達になりたいんだよね?

私ね、お兄ちゃんのこと大好きなんだよ?

とってもとってもと〜っても大好き!!

だからね?早く死んでよ!!

お兄ちゃんの骨はね?私がずっと持っててあげる!!

腕と足全部取って動けなくするかもだけどぉ、お兄ちゃんその前に死んじゃうから問題ないよね?

えっ俺を食うのかって?

たべないよ!お友達になるために必要なことなの!!

なんでこんなことをするんだって?

それはね、お兄ちゃんにお友達になってもらうためだよ!!

だって死んでもらわなきゃ一緒に仲良く楽しく一生過ごせないもん!

ずっとずっと私と一緒にいよ?

大丈夫!痛くしないから、安心してよ!

ねぇ、他のみんなもそう思うよね?

そうだよね、みんなも死んで私のお友達になってくれたんだもん!

だから、お兄ちゃんだけ仲間外れになんかしないよ!!

寂しくなんかないよ、私とみんなが一生いるよ、ねぇねぇ、だから早く死んでよ、逃げないでよ、殺してあげるから、痛くしないよ、本当だよ?

聞いてる?

聞こえてる?

ねぇ

ねぇってば!!

ねぇねぇ

ねぇねぇねぇ


ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ!!

無視しないでよ。

お兄ちゃんもそうやって私を苛めるんだ。

私のこと嫌いなんだ。

……私とお友達になってくれないんだ。

お兄ちゃんもなの?

お兄ちゃんもお友達になってくれないの?

そうやってお兄ちゃんも私を否定するの?

お兄ちゃんも私を必要としないの?

お兄ちゃんもわたしをすてるの?

オニイちゃんもそうやってワタシを捨てるんだ。

皆そうだ、シンでからハジメテワタシをヒツヨウとするんだ。

だから殺さなきゃ、殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ………………


皆ここにいるよ?

見えるでしょ?

皆が私を必要としてくれてるの。

誰も私をいらないなんて言わない、パパやママも言わせない。

誰もいないわけないよ、みんないるんだよ?

見えてないの?いるよ、ねぇ嘘つかないでよ。

皆私がいて一緒なんだ、お兄ちゃんもわかってくれるよね、なんでそんな顔するの?

そんな目で見ないでよ、私のお友達達にひどいこと言わないでよ、私は必要なの!

私は寂しくなんかない、お兄ちゃんが邪魔するんだ!!

私のお友達を否定しないでよ、みんないるの、お兄ちゃんと違って私と一緒にいてくれるもん!!

もういいよ、いいもん、お兄ちゃんなんかもうこの輪の中にいらない……。

お友達になんかならなくていいもん。

私の世界でお兄ちゃんは邪魔だから、目障りだから


消えちゃえ



次回に小さなご期待をよろしくお願いいたします。

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