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静
前のはなしの続きみたいな物語
だれもいない、周りにだれもいない。
静寂の部屋、暗闇に満ちた部屋、私しかいない部屋、なにもいない部屋。
私以外だれもいない世界、音がしない世界。
優しさも、厳しさも、愛も、悲しみも、怒りも、罵倒もなにもなくなった世界。
ひとりぼっちの世界。人の喧騒は無くなり風も無くなった。
私の望んだ世界になった、けどこの空虚な世界はなんなんだろうか。
寂しいという感情は異常なのだろうか?
求め世界になったというのに変わらず私の世界はなにも変わらない。
唯一変わったのは私しかいなくなっただけ。
今日も私は私しかいない世界で願いの叶った理想の世界で生きていく。
どうだったでしょうか?
