ある四人の話
ある所に、一人の少年がいました。
少年は、親がいません。悪の組織に囚われてしまったからです。
あるとき少年は決心します。「親を助けに行く!」と。
少年は勇者となり、冒険に出ました。
ある所に、少女がいました。
少女は、感情がありません。ある事故で無くなってしまったのです。
あるとき、少女は決意します。「感情を取り戻しに行く」と。
少女は魔法使いとなって、冒険に出ました。
ある所に、少年がいました。
少年は、力持ちです。この力を何かに使えないかずっと探していました。
あるとき、少年は思います。「旅に出よう!」と。
少年は格闘家となって、冒険に出ました。
ある所に、少女がいました。
少女は貴族の生まれで、家のせいで心を許せる友達がいませんでした。
あるとき、少女は家出します。「友達を探しに行くために」と。
少女は弓使いとなって、冒険に出ました。
四人の少年少女は出会い,一緒に冒険をしました。
そして、冒険していく中四人は強固な絆で結ばれます。
その絆の力の元、四人は悪の組織を滅ぼす事に成功しました。
勇者となった少年は親と再会することができ、、
魔法使いとなった少女は冒険の中で感情が蘇り、
格闘家となった少年はその力をみんなのためにつかい、
弓使いとなった少女は大事な友達を作ることが出来ました。
ある日、四人が別れる日がやってきました。
ですが、四人は悲しんではいません。
「何時の日か、また会おう」という約束の下別れたからです。
『出会いが運命なら、別れも運命だ』
――――――――――作者の友人