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『パースペクティブが壊れた人は、詩人になる』

『パースペクティブが壊れた人は、詩人になる』



人間は、幼い頃から、パースペクティブで洗脳される。であるからして、それがずっと続いたのは、志賀直哉くらいだろう。訳の分からない文章というものが、志賀直哉にはないが、それは未来に向けての素晴らしいことだ。



小説であって現実であるパースペクティブ、それが、人生を生きていると、破壊されることがある。まさに、信じていた一形式が壊れるのである。すると、我々はもう、刹那を標榜する詩人になるしかないのであるからして、それはそれで、生きる道である。



小林秀雄なんかは、パースペクティブが無茶苦茶だから、それを前進させるにあたって、批評家になったのだろうし、中原中也、宮沢賢治、萩原朔太郎あたりは、生粋の、パースペクティブが壊れた詩人である。悪い事ではない、詩人で成功したなら、結果的には良かったのだろう。

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