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閑話休題~未完で三ヶ月経過しましたの理由~

時間がないなら作ろうって言うのは、無理な話であることを知る。

 暦の上では秋になってからだいぶ経過し、残暑が続きますが、風はだいぶ爽やかになってきました。

 近海に居た台風は去っていただけたことでしょうか。

 相変わらず食品売り場にはカットスイカが在籍し、「良いなぁ、美味しいんだろうなぁ」と思いながら、通り過ぎる日々を送っています。


「小説家になろう」さんのカウンティングでは、この連載物、「アイタタタな哲人をほのぼのと揶揄するエッセイ」の続編が書かれないまま3ヶ月経過したそうです。

 僕もこの連載の維持の難しさをすごく痛感してるんですが、何故、「揶揄するエッセイ」の続編が投稿できていないかの理由を、これから此処に綴ります。


 まず、「揶揄するエッセイ」の前提条件です。

 一、哲学者、並びに歴史に出てくる偉人を取り上げる事。

 二、史実に則って人物を調べる事。

 三、内容的に、ほのぼのの領域を越えない事。

 大体、この三つが満たされることを前提に、文章を綴っています。


 そして、連載が困難な理由ですが、調べてみて分かったんですよ。昔の哲人は、変人か、不幸な人が多すぎると言う事にです。

 出来ればご飯を食べながら読めない事は書かないように人を選ぶと、ほとんどの哲人が該当しなくなります。本人がヤベェ奴だった場合の他に、身内がヤベェ奴だったり、人生が危険だったります。

 十九世紀の精神病院に入れられたとかは、まだ…ご飯を食べながら読めるかな…と思わなくもないんですけど。悲しくなる人はいたとしても、食物が美味しくなくなったとしても、咀嚼して飲み込めるかな。

 十九世紀の欧州の精神病院の有様を知らなければ、読める! …かも。


 現在は古代ローマを離れて、十八世紀~近代くらいの哲人を調べているのですが、「そう言えばルソーと言う人がいたよな」って思って、ルソーを調べてみたら…事実なのか噂なのかは置いておいて、あまりにも変態だったので、文章化はやめました。

 何故、古代ローマからいきなり十八世紀に? と思うと思うんですけど、中世は哲学と言うより信仰の時代なのです。牧師さんとか聖人の偉業を称えると言う時代なので、哲学者の記録があまりないのです。

 そう言うわけで、十八世紀に時代をワープしたわけです。ルソーが変態だっただけで、もうちょとまともな哲人は居ると信じて、もう少し十八世紀前後の哲人も調べてみます。

 名前の似た人で「ルター」と言う人が居たのを覚えているのですが、あの人は宗教家でしたね。

 宗教家さんに揶揄する所があるかどうか…そもそも、宗教家さんを揶揄と言う文章のネタにしてしまって良いのかと言う躊躇いはあるのですが、読んでてげんなりする程に変態な人々の話よりは、纏めやすいかと思うので、後でルターさんを調べてみましょう。


 今の所、先のルソーの変態の他に調べている人だと、十九世紀の人で、流行りのタイトル風に言えば、「執着系のブラコン妹に固執されたせいで恋人と友人を失って妹に搾取される人生を送りました。一度も復讐劇とやらを起こせなかったその人生」って言う題名が付きそうな人が執筆の候補に居ます。

 実際に経歴の文章を書き出してみていますが、本当に、その人の華やかな学歴が薄れてしまうくらいに晩年が不幸すぎて…執着する肉親って一番怖いよねって思ってしまっています。


 余談ですが、僕としては「復讐劇」を「ざまぁ」と呼ぶのが、なんだかしっくりこないです。

「小説家になろう」のなかで、しっかり展開している復讐劇の名作に出会っても、そのタグに「ざまぁ」って書いてあると、「ざまぁみろ」くらいで済ませちゃうの? って言う、なんと言うか…言葉の軽さが、しっくりこない。

 流行り言葉の印象って「ポップでキッチュ」なのものだから、そう受け取ってしまうのでしょうか。むしろ、現代の物書き(ラノベ作家)さんには、「復讐劇」と言う表現は重たすぎるのかな。


 もう一つ、「揶揄するエッセイ」の隠れた執筆条件があるのです。

 それは、一人の偉人を取り上げる時、一つの文章に対して3000文字を越えない事、です。長く書く場合なら、例えば「プラトンさん1」「プラトンさん2」とかで、一つの文章をが3000文字を越えないようにすれば良いんだと思うんですけど、そんな長くてくどい「揶揄」を読みたいか? って自分に聞いたら、いや、新聞のコラムくらいの長さで良いですって思うんですよ。

 新聞のコラムが3000文字以内なのかは分からないんですけど、短い文章で、要点が分かって、「変な人だねアハハ」って、磯野家の人達が笑えるくらいの話を軽く書きたいと言う希望があるのです。

 磯野家の人達が、黙りこくって、シーンってなって、「それは…その…お気の毒ね」ってサザエさんが呟くような話は、「ほのぼの」ラインを越えてると思うんですよ。

 なので、先のブラコン妹に執着されている人物の話も、なるべく口当たりがライトになるように努力してみます。


 おまけの言い訳としては、ジャンルの違う連載を、小説家になろうで3つ、Pixivで1つ、ほぼ毎日書き続けると言うのが困難だったからなんですね。

 よく考えたら、無茶なことしてるなと思います。元々僕の執筆方法としては、一つの物語に集中して練り込んで書く書き方をするほうだったので、集中力を分散しなければならないのは頭が痛かったです。

 しかも、Pixivの話が週間連載になってから、纏めて書けない分、とても大変なのです。

「なろう流」であるらしい、毎日連載って言う文化に慣れるのにも、苦労しました。僕には毎日連載は無理だと判断して、今のところ一番長い連載は週三日連載にしています。

 その一番長い連載の第二章が終わる所なので、エピソード集を書くにしても、第三章を書くにしても、しばらくは時間を取れます。

 その期間中に、「揶揄するエッセイ」の執筆・投稿を伸ばすべく、リサーチとストック作りを続けますので、気長にお待ち下さい。

 ジャンルからして、「エターナル」になる事はありませんのでご安心を。

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