そのハチ
お題:陽だまりにて待つ!
URL:https://ncode.syosetu.com/n7753df/
作者:斎代 知 様
偶然ではあるがお気に入りユーザーさんとなった方の作品。
レビューにも書いたが、読んでいる時に本気で「食パン咥えて曲がり角でぶつかる冒頭じゃねぇか」と思った。ギャグ作品は除いて。
なろうなので探せば同じテイストの作品はあると思うが、それでもこうした作風は今のなろうでは貴重なのでレビューを書いた。
少し早いホワイトデーのお返しの側面もある。
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レビュータイトル
そのジレジレに目が離せなくなる
レビュー本文
「それなんてエロゲ?」
ランキングから作品に入ったは良いが、数行読んだ瞬間に感じたこの言葉。それも一度や二度ではないだろう。
自分もその一人であり、以来魔境からは距離を置くようになった。
──もっと安心して読める作品はないものか。
このレビューを見ている貴方がそう思っているなら、とても幸いである。
食パンを咥えて曲がり角でぶつかるような冒頭、その相手がクラスメイトであるような展開、最悪から始まる物語。
古臭くはあるが王道のお話。こういうのは読んでいてとても安心する。
勿論、定番の三角関係もある。そして、自分の気持ちに気付かない二人。
「こういうので良いんだよ!」
と素直に言える作品である。
等身大の主人公の空回りっぶりに、気付けば"次へ >>"をクリックすること請け合いだ。
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割とそのまんま。
勉強のために何度か恋愛ランキングの作品に目を通したが、エロゲ(した事無い)かギャルゲ(した事無い)にしか見えずに早々に撤退した過去がある。
あそこは違う意味で異世界であった(あくまでも個人の考えです)。
そうした経験の中で書いたレビュー。
とても分かり易いストーリー展開なので、結末もほぼ明示しているようなものだが、だからこそ逆に安心できるという感覚で書いた。
今の流行には逆行しているかもしれないが、そういうのが受け付けられない人にはこの散らしたキーワードを見れば大体わかるんじゃないかと思う。
一本釣りに近いやり方。
きっとレビューを見にくる人はランキング作品じゃ満足できないんじゃないかと考えた。
逆張りの古臭さを強調した作り。
最初は余計な事をしようかと考えたが、色々と考えた末、変な仕掛けはしない方がすっきり纏まるだろうとしたレビュー。