短編「鷹と兎」 著作:五示正司
ガチでシリーズ化されてしもてるやんけ~
『昔々でもない最近の何処かに鷹と兎の夫婦が居ったとさ・・というか鷹ご臨終の危機!!
「何で毎日毎日浮気するのーー!」
「シャーー(荒ぶる鷹のポーズ)!」
「シャーーじゃないわよ、どうして日めくりカレンダーより浮気の数が多いのよ!?
「シェーー(反省する鷹のポーズ)?」
「って、実はかけらも反省してないでしょ!」
炸裂するバニー百裂拳。説明しよう、バニー百裂拳とは鷹王を百回ボコるバニーの必殺ブローであるが、実は千回殴る!
「ギャーー(泣いてる鷹もいるんですよのポーズ)!」
「せめて言い訳くらい日本語でしなさいよ!!」
「シャーー(寡黙な鷹のポーズ)!」
「ばかああああーー!!」
そんな仲睦まじい夫婦が居ったとさ(未確認!)
そんなある日、鷹王が石になる病にかかった。もちろん原因は浮気である!
「うらららららああ、バニー滅殺拳!!!!!!!!」
説明しよう、バニー滅殺拳とはめっさボコボコにグーで殴る必殺ブローである!
「シャーー(荒ぶる鷹のポーズ)!」
「シャーーじゃないわよ、どうして息を吐くより浮気の数が多いのよ!?
「――(息を止める鷹のポーズ)?」
「って、実は反省したこともないんでしょ!」
「ギャーー(虫の息の鷹のポーズ)!」
そう言いながら、家を出て鷹王の病気のための薬を探しに旅立つバニーの物語・・と、フェイントを掛けて家へ戻ると。
「何でもう浮気してるのよーー!」
「シャーー(荒ぶる鷹のポーズ)!」
それは永い永い物語、そう浮気が止まらないと始まらない壮大な物語!
「バニー水月拳ーー!」
説明しよう、バニー水月拳とは鷹王が泣くまで水月をボコる腹パンである!
「ギャーー(は、謀ったな、罠だ、これは罠だとわななく鷹のポーズ)!」
うん、いつ出かけるんだろう!?』
3月18日分
『昔々でもない最近の何処かに鷹と兎の夫婦が居ったとさ・・というか鷹王終焉の危機!!
「何で病気なのに毎日毎日浮気するのーー!」
「シャーー(病気だからさ、な荒ぶる鷹のポーズ)!」
「シャーーじゃないわよ、どうして石化してるのに浮気してるのよ!?
「ジャーー(断固たる石のポーズ)?」
「って、実はかけらも辞める気ないんでしょ!」
炸裂するバニー旋風脚。説明しよう、バニー旋風脚とは鷹王が泣くまで蹴り続けるバニーのキックである!
「ギャーー(死にそうだけど不死鳥っぽいポーズ)!」
「反省してる振りだけでもしなさいよーー!!」
「シャーー(反省だけなら猿にでもできるけど、だって鷹なんだよねのポーズ)!」
「ばかああああーー!!」
そんな仲睦まじい夫婦が居ったとさ(確認不能!)
ある日、鷹王が石になる病にかかった。もちろん原因は浮気であった。そして薬を求めて旅立とうとして、振り返ると浮気の現行犯で進まない冒険の物語!
「おらおらおら、バニー・バニーング・アタック!!!!!!!!」
説明しよう、バニー・バニーング・アタックとは、カッとなってやったけど反省はしていない烈火の如きフルボッコである!
「シャーー(荒ぶる鷹のポーズ)!」
「シャーーじゃないわよ、どうして病気になっても浮気が治まらないのよ!?
「ジャーー(病気は怖いね(テヘペロ)な鷹のポーズ)?」
「って、実は反省する気すらないんでしょ!」
「ギャーー(重病で重篤で重体な鷹のポーズ)!」
そう言いながら、家を出て鷹王の病気のための薬を探しに旅立つバニーの物語・・と、フェイントを掛けてまたまた家へ戻ると。
「何でもう浮気してるのよーー!」
「シャーー(荒ぶる鷹のポーズ)!」
それは永い永い物語、そう浮気が止まらないと始まりもしない物語!
「バニー・ローリングサンダー!」
説明しよう、バニー・ローリングサンダーとは鷹王が泣くまで顔面と腹パンと急所攻撃が三交代制で繰り返される必殺ブローである!
「ギャーー(すいません、すいません、もう浮気するお小遣い無いですと謝る鷹のポーズ)!」
「……ちょっと跳ねてみろや」
「――(チャリーン、チャリーン(泣いてる鷹のポーズ)」
「バニー彗星拳ーーっ!」
説明しよう、今落ちてた岩で殴打中である! そう、石化の呪いとの因果関係は不明だが因果応報が炸裂中な終わらない殴打!である!
うん、いつ出かけるんだろう!?』
3月26日分
『夜の帳が落ち、良い子は眠る時間は、悪い子の鷹王の時間で――即、浮気がバレて折檻中NOW!
「バニー・折檻キック! 折檻キック! 折檻キック!」
「シャーー!(ふっ、鷹王業界ではご褒美です!)」
説明しよう、そのまんまである!
「何で瞬きする間に浮気しちゃうのよ! バニー・腹パン!」
説明しよう、腹パン中である!」
そして反省の荒ぶる鷹のポーズで謝罪する鷹王は、既に結構な部位まで石化の呪いが進み、バニーはそれを治す術を探す旅に出ようとする度に浮気を見付けて現在に至る。
「シャー(ふうヤレヤレ、落ち着いて浮気もできないぜな鷹のポーズ!)」
「するなって言ってるでしょーー!」
「ジュワーー!?(聞かれてたと驚くたかのポーズ!)」
「シャイニング・バニーフィンガーーーー!」
「ギャーー(そこは駄目、と言いながら新たな性癖に目覚める鷹王であった!)」
「目覚めんなーー! もう、いやあああーー!!」
説明しよう、シャイニング・バニーフィンガーとは「私のこの手がオコって唸る! 浮気者をボコれと輝き叫ぶ!」の掛け声とともにギューーって握る潰す東方不敗の奥義である!
――鷹王が石になるまで、後97日。そう、3日連続で浮気がバレて、現在折檻で新たな扉を開放中!!』
5月5日分
自由自在に空を舞う赤ちゃん
ママンズ「「「貴方の子よ!」」」
赤ちゃんズ「「「おんぎゃー♪」」」
鷹王「シャー(ダイレクトボレー!)」
赤ちゃんズ「「「おんぎゃー♪」」」
ママンズ「「「だが、貴方の子よ!」」」
赤ちゃんズ「「「おんぎゃー♪」」」
鷹王「シャー(ブロックショット!?)」
赤ちゃんズ「「「おんぎゃー♪」」」
バニー后「OHANASHIデス♥」
6月9日分
『鷹王記――今日もまた浮気した。
「バニー・マーブル・スクリュー!」
「シャーーッ……グギャアアアアアーー!(プリキュアっていう年……ぐぎゃあああああーー!)」
昔々でもない昨日の今日で何処かに鷹と兎の夫婦が居ったとさ・・というか鷹王焼滅の危機! これ以上はいけない!!
「なんで病気なのに病院でまで浮気するのよーー!」
「シャーー(そこに看護婦さんがいるからさ、な荒ぶる鷹のポーズ)!」
「オタンコナスーー!!」
「ジャーー……ボギャアア(いや、ナース……ぼぎゃああ)!」
石火の呪いを受けた鷹王は、治療の甲斐なくと言うか治療より前に浮気で病院を追い出され、そして薬を求めて旅立とうとして振り返るとやっぱり浮気の現行犯で進まない冒険の物語!
「なんで誰もいなかったはずなのに振り返ると浮気してるのよー!?」
「シャーー(荒ぶり不思議がるる鷹のポーズ)!」
「シャーーじゃないわよ、どうして病気になっても浮気が治まらないのよ!?」
「ジャーー(病は気からだと漲る元気のな鷹のポーズ)?」
「って、実は全く一回も反省したことすらないんでしょ!」
「ギャーー(コンドルとは違うのだよと頭髪を守る鷹のポーズ)!」
そう言いながら、家を出て鷹王の病気のための薬を探しに旅立つバニーの物語・・と、フェイントを掛けるまでもなく振り返ると!
「何で誰もいなかったのにもう浮気してるのよーー!」
「シャーー(荒ぶる鷹のポーズ)!」
それは永い永い物語、そう浮気が止まらないと始まりもしない物語!
「バニー・ハイメガ・ローリングバスターサテライトキャノン・ハイマットフルバースト・ヘル・アンド・ヘヴン・メイオウ攻撃・スーパーイナズ無限拳・ギガドリル往復ビンタ!」
「シャーー(長くて吃驚な荒ぶる鷹のポーズ)!」
説明しよう。叫んでる間ずっと往復するデンプシーな必殺ビンタである!
「バカー、ハゲー、タカー!」
「シャーー(ちょ、それはハゲタカだと荒ぶる鷹のポーズ)!」
――鷹王が石になるまで、後96日。そう、4日連続で浮気がバレて、現在拷問中で新たな性癖がまた一頁!!』
11月12日分番外編?
花を手向ける。かつて迫害の中で同胞を守り戦ってくださった黒髪の王達に、世界を敵にして戦われた偉大な王に。
「逃げたぞ、右だ」(シャーーーー!)「くっ、回転が止まったら、今度は振動が!」(グラマラース!!)
獣人もエルフもドワーフも、そして人族も、今この幸せな時代への可能性を残し、そして今は亡き偉大な王たちへ。
「今度は左だ、荒ぶってるぞ!」(シャーーーーーーーー!!)「ぐわっ、今度は輝き出したぞ」(ハッピネーース!!)
名も知れぬ英雄の陵墓が造られ、その偉業が讃えられ……異形が祟ってる?
(シャアアアアアアアーー!)(グラマラス・イズ・ハッピネスーー!!)「「「ぐはあああぁ!」」」
その感謝を、尊敬を込めて参る亜人達……の女性の時は正座でじっとしてるのに、男だと中には入ろうとすると暴れまわる墓標。
それでも感謝の想いは途絶えることはなく、次々に漢達が汗だくになりながら王の墓を目指し薔薇の蕾を携えて陵墓を目指す。
(ジャッーーーーーーーー(泣))「後部侵入口確保したぞ!」「「「俺たちも往くぜっ!」」」「こっちも通路A開放だ、入れるぞ!!」(グラマ&%$#”!)
片や歴史から消えた国、片や帝国の覇権の呑まれ敵地となった国。その参ることも叶わなかった地が今では観光名所と化し、遠き地であった陵墓が徘徊してくる。だから亜人達が花束を手に集い、頭を垂れて花を手向ける。
その万感の感謝と崇拝を届けに、次々と男達がのたうち回る陵墓の後方から休み無く押し寄せて侵入していく。
「しかし、何故筋骨たくましい漢ばかりが」「しかもなんで手向けが薔薇の蕾なんだろうな」
そして何故だか後部侵入口と通路Aばかり?
「「「俺のお参りで喘げ!」」」
ああ、今日も陵墓が元気だな。
(ジャッーーーーーーーー(泣))(サッドネェS&%$#”!?(泣))
12月18日分ショート
鷹王「シャーー!(鷹さ故の過ちだよね?)」
バニーさん「黙れ禿ーー!」
鷹王「ジャアアアアッ(有るよ、まだ禿鷹じゃないよ!?)」
ブチッ――――。
【次話から禿鷹王物語に代わります】
鷹王「ジャアアアアッ(だから禿じゃないよーー!!)」
2023.2.18分
しかし、AIで遊べる時代になろうとは(笑)
『鷹王とバニー。』
「いや、俺は」
「いいから黙ってろよ」
バニーが俺の頭を掴んで床に押し付ける。
「お前はもう死んでいる」
「あああ……」
バニーの右手が俺の胸を貫いた。心臓の位置だ。
痛み『――空を切る斬撃の軌跡が、あと少しだけ届かなかった未来への距離。』
「……あ」
その光景を視界に収めた瞬間に、俺は無意識の内に小さく声を上げていた。
それは――俺とまったく同じ動きだったから。
かつて戦った《剣聖》が見せたものと酷似した、神速の領域で振るわれた一撃は、しかし俺のように『剣閃を乱すことなく精確に距離を詰める。』
そして、バニーの放った斬撃が――ついに鷹王の身体を捉えた。
「こ……これはぁああ!! まさかのカウンターだァアアッッ!!」
(なっ!?)
実況の声を聞きながら、
これって、なんか王道ラノベ路線なら逆に行けそうな気がしなくも?
これって……絶対AIが厨二ってやがる(*´ω`*)
しかも内容が現実と大体あってそうだ(笑)
割烹だと埋もれるからなぁ?