転生者についてと今後の展開について
マレビトは何人いるの?
そりゃ八百万の神と言う位だから800万人でしょう。
ただ、全世界で時代を問わずでとなります。
もちろん熊野さんの前に来てる人もいますね。
その人たちが日本語を作中世界の日本のに広めました。
ちなみに日本以外はすべて英語で統一されていると言う裏設定が有ります。日本人以外の英語の習得率は高いはずなので交易をするならそうなるんじゃないかな?
中南米はラテン語の可能性が有りそうですが作中では登場しません。
ヨーロッパの人に侵略されて英語に統一されている可能性が高いとして置きましょう。
実際にアメリカやオーストラリアの未開地域に飛ばされたら何も出来ずに死ぬんじゃないかな? インデアンやアボリジニに殺される可能性も有るし。この二つの国に飛ばされたマレビトはハードモードですね。
逆に恵まれている地域はエジプト・シリア周辺のメソポタミア文明とか言われてる所かな。土に埋まってるだけで掘り返したらた建物の形が残っていますし。技術面は相当なものかと、ちなみに石鹸とビールは約4000年前にこの地域で作られていました。
異世界転生物を書いている作者様はご注意ください、石鹸の類は中世では確実にあります。発祥の原材料が獣の油なので植物油を使うとか花を練り込んで良い香りがするとか一工夫が必要ですね。
この話、異世界転生物なの?
正直な話作者も悩む所なので、なろうサイトで調べた所、現実世界に酷似する世界に魔法が存在するだけでは異世界とは言わないそうです。
作者的には魔女とか妖怪とかが居たと言う伝承が残っていますが、実際に居たと思えばタイムスリップ物で、そんな訳ねーよと思えば異世界物だと考えます。
話は少しオカルトになりますが、夏場になると心霊写真とかの特集などをテレビでやりますが、霊の類が居るのであれば上位互換の精霊や神も居る事になりますね。神隠しと呼ばれる有り得ない状況の行方不明とかも有りますし、現代でもファンタジーの入る余地がありそうです。
個人的にはオカルトは有ったら良いなとは思いますが、いかんせん見た事無いのが現状なので信用しておりません。
作中世界では実際に妖怪の類は居る言う方向で進めますね。神隠しの設定もしておきましょうか、冒頭に出てきた神が人類有史時代(約5000年前)の地形をコピペします、理由は46億年も待てないからで、この世界は現実世界から若干ずれた位相空間か次元(3.2次元位?)に存在します。目視する事が可能であれば3DSの3Dモードを起動した時のように少しずれた絵がぼやけて見える事でしょう。このぼやけた画像のピントが合う瞬間に神隠しが起こります。
仁の様に一度死んでる場合は、天に召された時に選択肢として選べます。大体の人はそのまま死を選ぶ方が多いのかな、異世界転移と聞いて舞い上がり死んだらどうなるか聞かなかったのは仁の失敗かな?
聖書にあるエデンの様な場所が有るかもしれない。
日本神話には高天原(天界)と地獄の中間に中原中津国と言う場所が有り、これは地上とも地上と天界の間に有る国とも言われています。主人公が天孫降臨した際に地上に顕現したとも言われて居て、その最有力候補が島根県の出雲市で、次点でからあげで有名な大分県の中津市となります。天孫降臨が宮崎県の高千穂ならば本州に渡る理由が無いので中津が有力かな?
この中原中津国が物語冒頭の仁が訪れた所になります。
高天原→中原中津国→地上の順番に存在し隣接する地域には干渉が出来るみたいですね。
ついでに天の岩戸も地上に顕現したと言う伝説が有り、長野県の戸隠神社がその場所だと言われていますね。
神隠しは完全にランダムで行なわれていましたが、最近とある小説投稿サイトの影響で日本人の異世界適応能力が上がっていて、「なにコイツ等お面白れー」と神様のマイブームとなっています。そんな感じで平成後期から飛ばされる人間は日本人多めとなっています。又、転生を望む人間も増えていますね。
出雲大社にある看板に出雲周辺で弓矢など戦った形跡が出土してないので、出雲国譲りは実際に有ったと書かれていました。上記の理論だとアマテラスと大国主は地上で戦ってないので当然と言えますが、あの場所に出雲大社が建って居る説明が付きませんね。
一説によりますと大国主は元々福井県か石川県に住んでおり、中部地方に住んでいた天孫族によって出雲に追いやられたと言う説ですね。これだと石川県に存在する白山が御身体のくくり姫が古事記に登場するのにも納得できる。
ちなみに史実上のニニギの嫁であるコノハナサクヤ姫は富士浅間神社の祭神となっているのも納得できます。点と線が繋がった感じがしますが、観光誘致に失敗しているとは言え神話の舞台として町起こしをしている宮崎県の死体蹴りをするつもりはないので、現在木花神社の建っている宮崎市大字熊野周辺まで行く予定です。
魔法適性者の回復能力について
魔法自体が生命力を前借りして発現させているとすると魔法を多用する人は早死にしますが、獣人が九十九神の一種だとすると、魔法適性の有る人や獣は長生きする事になりますね。そうすると大気中のマナ(和名はヲチ)を無意識に体に取り込んで居る事になるのかな?
魔法適性の有る生き物は生物として進化する方向で話を進めて行きましょう。もちろん魔法適性の無い固体の方が多く存在し意図的に子孫を残さない限り血は途絶えて行きます。
あと体内に魔力を循環させると、自然治癒力が上がり傷の治りが早くなると言う事にして置きます。ここで問題が出てくるのですが、女性が妊娠した場合お腹の子供は異物として排除されるか、恐ろしく成長が早いかのどちらかになるのと思われます。
神話のアマテラスに男性と愛し合って子をなしたと言う記述が無いので前者を採用し、上記のコノハナサクヤ姫は妊娠期間が短いので「それ本当に俺の子か?」と疑われた逸話があります。この場合は後者になりますね。
この差は魔力量の差と言う事にして置きましょう。
ちなみにサクヤ姫は身の潔白を示すため、お産する際に産屋に火を放ちその中で出産すると言うかなりエクストリームな事をします。古事記に記載されて居るニニギの数少ない記述なので書きたい所ですが、ぽっと出のヒロインが正妻で良いのかと言う問題が出てきますね。読者様も納得しないだろう。
蒸気機関を開発したため、出会うのが早まりサクヤ姫はまだ子供と言う流れにも出来ますが、読者様が史実通り書けとおっしゃるならば書きましょう。その場合はコメントなど頂けたら幸いです。
それを踏まえて、この作品にハレームエンドは有るの?
一応その方向で書いております。熊野神社のヒロイン達は順番さえ守れば何とかなりそうですが、やはりネックなのはサクヤ姫ですね。子供が出来たと嬉しそうに天音さんに報告したら、お腹を引き裂かれ「中に誰も居ませんよ?」なんてエンドになりそうです、最近うずめのボディーブローの可能性も出てきました。
アマテラス様のキレ方が引き篭もりなので、天音さんも暴力的な感じにはならないのか? そうすると食事も喉を通らず、鶏がらの様になった天音さんを仁が責任を取ると言う形か? 少し生々しくないか? 娯楽作品としてはダメな感じがしますね。
先に天音さんとくっついていれば何とかなりそうな感じはしますが、九州に行く前に熊野さんを倒さないと行けませんね。現段階ではかなり無理があります。イメージとしては常にバフを掛けた状態で行動遅延効果の有る攻撃(仁の場合電撃魔法)でチマチマ削って何とか勝てる鬼畜ゲーのボスのような相手です。MMORPGなら確実にレイドボスです。
毒でも盛るのが楽な勝ち方なんでしょうが、正攻法で倒すと明記してしまいました。主人公に明るい未来はあるのか?
ヒロイン闇落ちについて
ほかの神社は解かりませんが、伊勢神宮両宮には正殿のほかに荒魂殿と言う場所が有ります。文字通り荒ぶる魂を鎮める場所です。初詣の参拝の作法としては正殿で去年一年無事に過ごせた事を感謝し、荒魂殿で願い事をするらしいです。
見も蓋も無い話、少し持ち上げて気分を良くした所で、願い事を言いましょうと言う事です。
そう、高位の神様には荒ぶる魂が存在するのです。日本神話はどこまで時代を先取りして居るのでしょうか? 日本の神話は面白いなと感じたのがこの話を書き始めたきっかけだったりします。
伊勢神宮は内宮と外宮の二つ有ります。実際に出来たのは平安時代なのでこの作品で触れる必要はないのですが、「一度はおいでよ三重県」もテーマの一つなので、馴れ初めを書きますと伊勢神宮内宮の巫女は代々皇族が勤めますが、人口の増加によりアマテラス様が「この仕事一人じゃ無理」と駄々をこねます。それと共に丹波(京都と兵庫の県境周辺)に豊受姫と言う出来る女が居ると神託を下します。
豊受姫は神饌(神に供える食べ物の栽培や調理)を担当し、食物の神として崇められています。丁度仁が遠出をするに辺り、留守中の食事を誰が作るのかに対応する都合の良い存在とも言えますが、また女が増えるんだ、正直現段階でハレームエンドの道筋が見えないのに女が増えるだと……
出るとしたら京都で知り合った弟子ポジションの女性となりますね。一説によると宇迦之御霊と同一視されて居るので獣人が濃厚か? 見た目が狐と似てるなら同じイヌ科の日本オオカミ辺りになるな。
この後、「お稲荷様と調味料」と言う企画が控えているのにオオカミを出して良いのか? 弟子キャラとしてキャストをオオカミに変えたとすると丸パクリになってしまうのが痛い。
話はそれましたが、伊勢神宮の外宮はかなり広いです。どんな駄々のこね方をしたのでしょうか? 周辺には30社程の摂社が建てられ、アマテラス様の仕事を助ける形になっています。月読を祀る摂社も外宮周辺に有ります。
メインヒロイン(仮)はどんなキレ方をするのかな、しかも荒ぶらないといけないのか難しいな。この話が企画倒れになるのか書かれるのかは、この後のお楽しみと言う事にして置きましょう。
おさらい、この時代の婚姻関係について(通い婚又は妻問婚)
この時代に戸籍や結婚の概念は有りません、表ではかけませんが男女はセフレの関係です。男が女の家に夜這いをかけて一夜を共にするかどうかと言う所から交際が始まり、子供が出来た場合女性の親戚一同で育てます。女性が男に飽きたら通い止めと言って家の中に入れません。現代の様にストーカー行為をしよう物なら親戚一同にボコボコにされて逆に殺されます。
逆に男が女に飽きて去る事を「床去り」「夜離れ」と言います。離婚はかなりドライです男は子供を作っても責任を取りません。
平安時代まで皇族もこのシステムを使っていて、皇太子は女性の一族に育てられるので大臣などが女性の一族で占められると言う現象が起きます。藤原さんと言う人が台頭しこれはマズイと法改正されたそうですが、平民に関しては暫くその状態が続きます。
お金持ちは貴族を真似てお見合いとかを導入して行くのですが、まだまだ先の話ですね。
これを踏まえるとハーレムは作りやすそうですが、物語として下半身直結な感じのチョロインしか居ないのはいかがの物かと考えます。まあ、よく有りがちなハーレム展開に落ち着くでしょうが、実際にはチョロインしか居ない世界で頑張って話しを盛ってると考えてくれたら有りがたいですね。
次回は「ここが変だよ日本書紀」か「作者さん古代日本の文化レベル舐めてない?」のどちらかを語りたいと思います。作中時間のかなり前からアスファルトを使い木と石を接着して槍を作っていたりします。天然アスファルトが取れるのは、新潟県か山形県なので本編には関係有りませんが興味の有る人はいるかもしれない。