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気付くと異世界にいました!  作者: 神ってる幽羅
気付くと異世界いました!
3/3

え!?めちゃめちゃ可愛いんだけど。。。

「君はこの世界が面白いかい?…………」



…………………………



何やら遠くから声が聞こえてくる……



「君はこの世界が楽しいかい?…………」




トウヤは何故か走っていた。いや、何かから逃げているようだった…………





後ろを向くと黒い影が追いかけてきている。トウヤは何も言わず、無我夢中で走り続けている。





「は!!」



トウヤははベッドの上にいた……。



「…………なんだ、夢か……」



トウヤはふかふかのベッドから起き上がった。



「……異世界に来た事は夢じゃないんだな……」



「ふぁぁぁぁあ……」

と大きなあくびをしながら大間の部屋へ入る。




「おはよう……」


とトウヤ



「おはよう。なんだっけ……トウカ。」


とルルシアが言う



「……トウヤだ。。(ヒロイン?に名前も覚えられてないんだな。)」



ルルシアの家はここらでは珍しいオールウッドつまり、ログハウスみたいなやつだ。そこに俺は泊まり込みすることになった訳だ。


その代わりにルルシアがやってる何でも屋的なよくわからん仕事に同行する事になった訳だ、正しくいうと強制的に押し付けられた。



「働かざるもの食うべからず〜だよー」とかいいながら無理やりな。

それでトウヤはこんなことを聞いてみた



「ってことは……昨日のドラゴンも?」



するとルルシアが



「なんか山祠の前にドラゴンの巣があるから退治してくれーって依頼が来たんだよ〜」



………………一瞬の沈黙のあと



「なぁでルルシアさんよ俺もあんなのと戦うってことか……ははは無理ゲーだな……」




するとトウヤは瞬速のスピードで逃げようとする。


しかし、ルルシアに掴まれてしまう。



「離せよ!俺は魔法も何も使えないだぞ!!どうやってあんな怪物と戦えっていうんだ!!」



「ねぇ、待ってよ。やっと働いてくれる人見つけたのにー」


「ちょ、たんま!見つけた?ってどういう事だ……」


「……あぁ……いや、あのぉ……そのぉ……」

とモジモジしながらルルシア。



「詳しい話を聞かせてもらおうか」

とトウヤ。


「あはははは。いやぁ……最近仕事が忙しくなってですね……はい。それで働いてくれる人探してたら丁度いいとこにトウヤが現れたわけですよ。」



とモジモジしながらルルシアは答えた。


(こいつーまじかよ。どうりで簡単に泊まらせて貰えたわけだ)


そしてトウヤが


「なるほど……じゃあっこれで失礼します!」


と冷たい口調でトウヤは逃げようとする



「お願い!トウヤでも出来そうなのにするから!稼金も渡すから」

と半泣きでトウヤに言った


トウヤは頭をかきながら


「(あ、でもここで帰っても宛がないしな、簡単な仕事ぐらいなら……) ったく……分かった分かった。やるよ」



とトウヤが笑いを戻し言う。



「ほ、本当に?」



泣き止んだルルシアが言う。



「本当だ!さっきは悪かった」



首をふってルルシアが笑顔で


「ありがとう」

と言った



トウヤ(え!?めちゃめちゃ可愛いだけど……ヤバイ心臓ドキドキしてるよ俺)





ここでトウヤが話を仕切り直しでこう言う



「ていうかさ俺、この世界来たばっかで何も分からないんだよね。教えてくれない?」



「まだ言ってんの?」


とルルシア



トウヤ(これまだ信じられてないんだな…ハハハ……)



「まあいいわ、教えてあげる。


ここの街はラパモルスって言う大きな街なんだよ~。」



ルルシアは外に出て山を指さす。



「あの小さな山の所が山祠っていって鳥居とか祠があるのよ。そのふもとが昨日トウヤがいた場所。」



「あの大通りを真っ直ぐ言ったところにある大きくて立派な屋敷が鳳玉邸よ。この街で一番偉いクリッジ伯爵のお屋敷なんだよ〜」



「この街は大きな街だから、人間以外にドワーフ族や獣人族もいるんだよー」



「おお!まじか(さすが異世界ファンタジー!)



よく見るとこの街はよく見ると大きな木柵で覆われているようだった。



「あの壁の奥には何があんだ?」


とトウヤ。


「壁より先は結構魔物が出るけど……」


とルルシア。


「やっぱいるのかぁ。ゲームとかだとゴブリンとかオークだな。」



「まぁ人縁種だと、エルフとかドワーフ族が住む村があるくらいかな。」


とルルシア。


すると玄関口のドアからドンドン!とノック?の音がした。



ルルシアが「入って」と言うと赤い髪でツインテールのルルシアより小さな女の子が入ってきた。




赤髪少女「おっはよーう!ルルねえ!」













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