3/3
5月21日活動報告より
ーその時とある場所では
「ん?」
「どうかされましたか陛下?」
「あのバカどもが」
言い終わるなり執務室から転移する皇帝トュルーシャ
「あら、陛下は?」
「これは皇妃様」
「どうかしたの?」
「それが黙々と執務をされていたのですが……いきなり話されたかと思いましたら転移されまして」
「あら?」
「多分、殿下達に何かあったのかと」
「そう、あの子達きっと永遠のこと泣かせたのね。しょうがないお兄様達だこと」
「殿下達がですが?」
「ええ、永遠は午後からあの子達と過ごしている筈だから」
「では、殿下達は?」
「ふぅ、しばらく見なくなるでしょうね?今度は何日間かしら、悪いけどあの子達の予定調整しておいてくれるかしら?」
「かしこまりました」