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二十一日目 2025.8.19

『源氏物語』と友達になる。二十一日目 2025.8.19


 病院に行くために、午前中幡ヶ谷へ向かう。


 かばんには一応勉強道具を詰めて。とても重い。勉強なんかしないのに。でも一応。


 休み明けの出勤がキツかったのか、昨日は九時に寝て、今日朝八時に起きた。


 深い眠りだった。六時に目が覚めた後「追い寝」をして、そこで受験の夢を見た。


 受験は大変だったけど、夢に見るほどではなかった。だから、割と綺麗に整理された僕の受験史を、今日夢で見て、感心してしまった。起きて、夢で良かったと心から思った。


 十時間以上寝ることはざらで、仕事のある日でも八時間は寝ている。眠りに依存している。眠り依存症。弱さなのだろうか。わからない。


***


 今日、調子悪いなと、三時過ぎくらいに思ったのだけど、さっき理由がわかった。薬飲み忘れてた。


 脳の神経伝達物質を調整する薬を飲み忘れていた。それで調子悪くなるんだ。もちろん、本当にそうかはわからない。薬の飲み忘れだけのせいじゃないかもしれない。


 でも、それにしても、口惜しい。ただ、調子の悪い日を送ることができるのも、実は背後に幸福があるのかもしれない。その理路を詳述することはできないのだけれど。


【新出単語とか】


・召しまつはす……そばに呼び寄せて一緒にいさせなさる

・心やすし……気兼ねなく

・心につかず……心にかなわない、気に入らない

・心ひとつに……一心に

・心に〜かかる……心に引っかかる

・絶え絶え……途切れ途切れに

・いとなみかしづく……大切に世話をする

・おしなべたらぬ……平凡でない

・御心につく……思いをかける、心を寄せる

・おほなおほな……ひたすらに大切に思って育てる

・おもしろし……風流だ

・めでたし……立派だ

・ののしる……大騒ぎする、評判になる


【今回読んだ範囲】


 心の内に藤壺宮を慕う


 始め「源氏の君は上の常に召しまつはせば、……」


 終わり「……光君と言ふ名は高麗人のめできこえてつけたてまつりけるとぞ言ひ伝へたるとなむ。」


【考えたこと】


 桐壺読了。二十日かかったということは、五十帖としても、1000日。三年……? だいぶ楽しめるな。どゆこと?


 元服して成人して(同義反復)、大好きな藤壺の御簾のうちに入れなくなった源氏。笛の音につけて藤壺を想像する。


 人間はその人が目の前にいなくても、その人のことを想える。かすかな思い出のよすがで、心を温められる。


 源氏は、葵上の前では上の空なんだろうか。愛情はあるような気もする。人は、好意を向けてくれる人を嫌いになれない。


 源氏のそれは、仲良かった女の子を順位づけするみたいな残念な思考ではないんだろうな。


 藤壺は、唯一無二だけど、葵上だって可愛いは可愛い。この後どんな恋愛遍歴をされるのかは、ちょっとわかりませんけども。頼むよ源氏。(あらすじ読んでないからめちゃくちゃ楽しみ)


***


 調子悪かったから、源氏読むの休もうと思った。やったらちょうど桐壺が終わった。良かった。安心した。千里の道というけれど、本当に千日。一日一日の歩みを大切にしたい。


 仕事も毎日休みたい。源氏と一緒。やれば楽しい。なのに、やる前はすごく億劫。不思議でもなんでもないけど、その理路も、特にわかっているわけではない。

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