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**が消える、その日まで。  作者: スモアmore
7/7

前話の会話の裏側

 しばらく死神と雑談しながら歩いていた暮人は、ずっとそわそわしていた。



(カッコづけて啖呵切ったは良いけど、今更ながら手つないでんの恥ずかしくなってきた・・・!)



 陰キャ特有の「女子と触れ合うことなかった歴=年齢」を発揮しまくっていた。しかも、手を繋いでる相手は死神。最近は何ともなくなってきたが、最初に会った時も感じたように圧倒的美少女なのだ、死神は。そんな相手と手を繋いでいるなんて、思春期に対する暴力でしかなかった。

 一方、死神の方は全然平気かというと・・・そういうわけではなさそうだった。



(暮人と、手繋いでる・・・っ!)



 これでもかと耳まで顔を赤くして嬉しがっていた。元々ラブコメ系統が好きだった死神は、今の「仲良く手を繋いでデート」っというシチュエーションに、脳内でクッションを抱きしめて「キャア~!////」っと黄色い声を上げながらゴロゴロ転がっていた。

 そうとも知らない暮人は久しぶりに誰かと触れられて嬉しいんだろうなっと少し的外れなことを思っていた。

 だが、暮人はそろそろ限界だった。目の前にお手洗い所の案内看板が見えたところで話を切り出す。



「すまん、死神」

「ふぇ?あ、どうしたの暮人」

「えっと、少しお手洗いの方に・・・」

「う、うん分かった。ここで待っとくね」

「ああ、すまん・・・」



 死神の脳内イメージが結構激しくなってしまったのか、それとも暮人の隠しきれなかった恥ずかしさが原因なのか、気まずい空気になってしまった。暮人は足早にその場を後にし、個室用トイレに駆け込むのだった。



『あ~恥っず!!』



 2人の声が、確かにハモったのだった。

最近投稿サボり気味ですみませんでしたぁぁぁ!!実は先日ゆっくり実況なるものを初めてみたのです。気になったそこのあなた!あまりの出来なので自己責任で調べてください!笑これ以降もなあなあでぼちぼちな更新ペースになりますが、末永くよろしくです!以上、珍しくあとがきなんて書いてみたスモアmoreでした~☆

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