詩 唯一捜索
(はだしでかけだした 守らなくちゃいけないと思ったから)
それは何よりも 優先したい事
僕にとっての一番大事
「唯一だから失えないよね」
心繋いで それがどこにあるんだろうってずっと目をこらしてた
迷子になって 一人になっても あたりを見回し続けた
――喪失した記憶が語り掛けてくる
「だって唯一だから手放せないよね」
この声 届いていますか?
まだ 手の届く場所にいてくれていますか?
「ストーリー」
だって私にとって特別だから。
たとえそこが煉獄でも、大切な人を取り戻しにいくよ。