クリア後の勇者の平和な日常
デビューしてみましたご指摘お願いします
「ん?」
目覚める、とそこには中世を舞台にしたような魔物と人間が共存する異世界が広がっていた。
「ここは、一体?」
鈴木ゆうたは困惑していた
2019年6月23日俺はいつも通りの朝を過ごし会社へと向かっていた。
「あっ危ない」
ピピーー ガッシャーン
が、俺は不幸なことにトラックに轢かれて死んでしまった!
「そうだ俺は確かトラックに轢かれて、」
「ん?」
目の前のガラスに映る自分の顔をよく確認してみると
「アァァァァーー」
「俺たち」……
私の名前は山田ゆみ。
私はいつもより早く学校に行くことにした。
プルルルル
電話に気を取られていた私は、
ピピーーガッシャーン
助けようとしてくれた男鈴木と一緒にトラックに轢かれてしまった。
そして・・・・
「ん?」
目の前のガラスに映る自分の顔を見る山田ゆみは絶叫した
「エェェェェー」
「私たち、」・・・・
入れ替わってるーーーーーーーー?!
♪君の前前々前々世から〜
今入れ替わった2人の恋が動き出す‼︎!
君の、君の、君の◯は!
その時bgmをかき消すとんでもない衝撃が2人のいた街に襲いかかる。
ドカーン!!!!
「壁が!壁が!壊されたぞー」
町の住人が騒ぎ出した
ゴム人間の放つ螺旋◯によって壊された壁からは引っ張りアクションによって沢山の女子高生スクールアイドル巨人の鬼が送り込まれてきた・・・・
「じゃねーよっ!何してんだよ!」
田中亮は思いっきり突っ込んだ!
それに対して鈴木は諭すように
「じゃあどうしろってんだ?、この小説、設定としては魔王倒した後の平和な世界だからなんもストーリー考えてねぇーんだよ!!
インパクトが大事なんだよ、トレンドを抑えておけばいいんだよー、今はこういうのが流行ってんだろっ!
「いや、何の話してんだよ、てかっ!こんなんやったらあいつらが黙ってねぇからなぁ!マジでやばいんだから、イクメンなパパと匂わせ女が不倫したり、タピオカ店に事務所で総力あげてのりこうもとしたり、ラブホデートした時のあいつらの攻撃力と団結力やばかったんだから!」
田中はキレ気味に言い返した。
「大丈夫!こんな底辺小説、読む奴にろくな奴なんていないんだから」
「おいーーー読者まで敵に回してどうするんだよ」
「わかったよじゃあこうしよう!」
鈴木は得意げに言った。
「今からゴーサイン出すから、ほら、そこの薬厨、お前、逮捕なー」
「.ちょっと待てーそうやって作者に不都合があるとゴーサイン出すのやめろー」
「黙れーそんな意味不明な陰謀論をかざすんじゃありません! 桜なんか見てません!!」
鈴木は田中の顔をグーで殴った。
「何するんだーてめーいい加減にしろよ収集つかなくなってきてるぞ!マジで読者離れて誰も読まなくなっちまうよ! アァーもうおしまいだー‼︎」
田中はいつものやりとりにやれやれと肩を落としていくのだった。
「わかったじゃあこういうのはどう?」
ゆみちゃんは得意げに言った!
「その年の武術大会で活躍した魔物や話題になったやアイドルとか有名人を呼んでみんなでー」
「そうそう、魔物とか武術とか、そういうファンタジーぽいことをやればいいんだよ!さすがはゆみちゃん!」
さ
「新◯御苑で花見をすればいいのよ!」
「だからそのネタから一旦離れろよー」
「大体新宿ってなんだよさっきからファンタジーの世界観破壊しすぎだよお前ら」
田中が突っ込んでいると
「あっもうこんな時間か、悪いお風呂予約しちゃったから行かないと今日は本指名でお風呂予約しちゃったのよ!ごめん帰る!」
と鈴木が慌てて帰宅した
「あっもうこんな時間だ!ごめんね私もパパにご馳走してもらわないとだから、活動しなきゃだから」
鈴木につられてゆみちゃんも、るんるんと帰宅していった
「アァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァ」
「なんも異世界ファンタジーみたいなことしないで2000時近く使っちゃったよーどうすんだよー、もっと心踊る冒険とか魔王に連れ去られた姫様とか最強主人公とか、そういうのがみんな読みたいんだよー」
「どうすんだよ!確実にPV伸びねーよぉぉぉ」
こうして何も起こらない魔王も更生して人との共存を選んだ平和な世界の日常は続いていくのであった
よんでくださりありがとうございます。
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