夢の世界:ドリームワールド
なによりも想いが形をなす世界。
ケーキが食べたいと思えばケーキが出てくるし、
剣が欲しい思えば剣が出てくる。
僕が考えた最強の技なんてのも出せるが、
その思いよりも強い思いによって上書きされてしまう。
思いと思いがぶつかると精神がだんだんと疲弊していき、想像力が低下してくる。
見た目などは意思によって好きに変えることができるが、身長などが大きく変わると生活に支障が出る。
これは想像力が低下しても元に戻るなんてことはない。
建物なんかは様々な人の願いが重なり合ったもので、耐久度は建物程度のものしかないが、
一定時間が経つと復活する。
ファンタジーにあるような水晶の洞窟なんてのも存在する。
出現はランダムで、街にぽっかり入口が開いたりすることもある。
これは人の思いが足りず、固定されていないため。
(現実のどの場所にも存在しないが、こういう場所があったらいいなぁというものは
だいたいこうなる)
夢の残滓が集まり化物の形を取ることがある。
これは積極的に人を襲ってくるため、倒さなくてはいけない。
倒すと夢の残滓というものが残り、それがお金の代わりを果たしている。
夢の世界の住人はもともと存在しているものもいる。
死んだものは記憶をいくつか失い復活する。
その記憶は夢の世界に還元され、新しいモンスターや土地を生み出す。
これは記憶を喰らい世界を修復する化物と
記憶を喰らい化物を生み出す世界が原因。