第10話『おれが鈴木で、ぼくが進也』
どうも皆さん、ベルトです。
暑い、非常に暑いです。
というわけで、今回はタイトル通り、あるあるネタでカオスな物語です。
それでは、本編にどうぞ!!
【職員室】
「総司先生、よろしくお願いします」
「分かった。授業態度も成績も良いお前の頼みなら問題ない」
「あ、ありがとうございます」
ある日、進也は総司先生の元に行ったあと、公平に呼ばれていた。場所は高橋先生の科学実験室だ。そこで公平から提案された言葉に驚いた。
【科学実験室】
「入れ換わり……ですか?」
「そうだ。ぼくと意識を交換するってこと」
進也の身体を公平が使い、公平の身体を進也が使うという不思議体験である。高橋先生も居た。
「がっはっは、怖がることは無い。元々はGOレースの意識伝達機能を応用した物だから、問題ないぞ」
「分かりました。おれの身体を、あまり無茶させないなら良いよ。一応、財布とかは置いておくね」
「さっすが、進也。話が分かる!!」
高橋先生の言う通り、医学などもGSチップによって技術発達した風花町。進也は興味を持って、公平はノリの良い進也に感謝した。
「それじゃあ、このGSチップを差し込んで、ここに立ってくれ」
「分かりました」
「いつでも良いぜ!!」
進也と公平は、たくさんの機械が囲っている場所に立った。
「行くぞ、よっこらしょっと」
『レディ?』
高橋先生は、機械に取り付けられているレバーをガコンと下に降ろした。
「「うわああああぁぁぁぁぁぁ……」」
『エ……ト…・…ップ チェ……イン』
聞き慣れない電子音声が聴こえたのか分からないほど、一瞬だけ気絶した。プシュ〜〜〜〜っと白い煙が晴れた。
「上野君、鈴木君、起きなさい」
「ん……、これは……。ヤッホー、成功だ!! 先生、進也の様子は?」
「ぐったりしておる。先に鈴木は、こっちに来て報告を……」
進也の姿をした公平は、普段の進也とは思えないハイテンションな雰囲気である。一方、公平の姿をした進也は額から汗が出て疲れていた。その様子を見た高橋先生は、進也をベッドに運んで休ませた。
「あばよ!! 進也の身体で遊んでくるぜ!!」
「コラッ、外に出るな。上野、いやいや鈴木君、って行ってしもうたか……、マズイのう」
進也(公平)は隙をついて実験室から出ていった。高橋先生は止めることが出来ず、不安いっぱいであった。
【学生寮5F エレベーター前】
「進也のヤツなら、女子の部屋に行っても警戒されないからな。さっそく、色んな女子の部屋に……」
公平の目的は、女子の部屋に入ることであった。進也はEクラスの女性陣から信頼を得ている。本人は知らないが、里美との仲は良い男を選ぶ参考になるらしい。
「上野!!」
「な、何だ。つか……ごほんごほん。天醒……くん、どうかしたか?」
女子の部屋がある6Fに行こうとしたら、急に現れた同志の士に思わず、素で答えそうになった。進也(公平)は、何とか名前を言い直した。
「美莉が追いかけてくるんだ!! いつも通り、撒いてくれ!! 俺は6号館に行く、良いな!!」
「分かった。(って、そっちは3号館じゃん。なるほど、いつも進也の天然を使って、日々野ちゃんから逃げているわけか)」
進也(公平)は、士の言葉の裏を読み取った。士が全速力で立ち去った後、美莉が全速力で走ってきた。
「上野さん、士くんを見ませんでしたか!! 今日は士くんに私が作ったお菓子を食べてもらいたいんです!!」
「えっと、3号館に行ったぞ」
「ありがとうございます!! 上野さんは、いつもお世話になっています!! 士くん〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「ふふふ、士。お前の不幸は、ぼくたち『素晴らしき平等の会』にとって幸福だ」
美莉が作るお菓子は、何故か美味しくならない。ニヤリと笑いながら悪い顔をした進也(公平)であった。ちなみに普段の進也は、絶対にこんな表情はしません。
【科学実験室】
「う〜〜ん」
「おぉっ、上野君。気付いたか」
進也(公平)が出て行ってから10分後。公平(進也)は、ようやく目覚めた。ただ、自分に起こったことを忘れていた。
「おれは何を……」
「鈴木君と入れ換わったのだよ」
手鏡を渡してもらい、進也の顔が公平に変わっていた。公平(進也)は、高橋先生の言葉を理解してから、別の用事を思い出した。
「そうだ!! 松下さんたちと約束していました。今から行かないと」
「待て、上野君。キミは鈴木君の身体だ、勘違いされる」
「大丈夫です、きちんと説明します。1時間後に必ず帰って来ます。だから……、お願いします」
公平の用事を終えてから行こうとした進也。しかし、このような状況になるとは予想していなかった。それでも、里美との約束を破るわけには行かない。頭を下げる公平(進也)の必死さが伝わってくる。
「がっはっは。分かった、気をつけるのだぞ」
「はい!! ありがとうございます、先生。行ってきます!!」
「鈴木君よりは、マシじゃな……」
公平(進也)を見送った高橋先生は、小さく呟くのであった。信頼度は、進也のほうが高かった。
【学生寮5F エレベーター前】
「上野さん、探してましたっス」
「またか……三郎、何か用事か?」
進也(公平)がエレベーターのボタンを押そうとしたところ、今度は三郎が話しかけてきた。
「こないだの情報料っス。お金の貸し借りは大切っス」
「(こないだ? 進也のヤツ、いつの間に)。財布、財布……………あっ」
意識交換する前に進也が言っていた言葉『一応、財布とかは置いておくね』を思い出した。つまり、財布が無いのだ。
「どうしたっスか?」
「スマン、三郎。ツケといてくれ!!」
「駄目っス、今日の昼ご飯が必要ですから待て〜〜〜〜っス!!」
三郎に追われることになってしまった進也(公平)は、本来の目的である女子の部屋が遠くなるのであった。
【学生寮6F 女子の廊下】
進也(公平)がエレベーターを離れてから、反対方向から歩いてきた公平(進也)は、エレベーターに乗って、女子の部屋に来ていた。
「松下さん!!」
「鈴木さん、どうしましたか?」
公平とは違い、簡単に女子たちの階に来た公平(進也)は、里美に出会った。
「えっとね、その……今は進也なの、上野進也です」
「はい?」
公平(進也)の言葉が理解できなく、首を傾ける里美。すると、理名が現れた。
「里美ちゃん、どうしたの!?」
「実は、鈴木さんが……」
「公平、またアンタなんかしたのね、覚悟!!」
「えっと、その……」
理名は、赤色のピコピコハンマーを取り出した。振り落とされるのを覚悟した公平(進也)は、目を瞑った。
【3号館】
「ふう、ここまで来れば、美莉と出会うことは無……」
「見つけましたよ、士くん!!」
「げげっ、美莉なんでここに!?」
安心していた士の目の前に、美莉が現れた。恋する美莉の眼が、士を狙いすました。
「上野さんに教えてもらいました」
「(ば、馬鹿な。上野が俺の言った誤報を見破ったというのか!?)」
士が驚いているなか、美莉は手作りクッキーを取りだした。士の一瞬の隙をついて近づいた。
「つ・か・さ・く・ん♪ はい、あ~~~ん」
「しまっ……!!」
全てが完璧な美莉の欠点、それは手作りのお菓子である。その後、食べてもらったことに満足して去って行った美莉の後ろでは、口から白い物を吹いて倒れている士の姿があった。
【学生寮5F エレベーター前】
「ふう……今度こそ女子の部屋に……『上野!!』……またかよ……進也は話し相手が多い」
三郎を何とか撒いた進也(公平)。今度は、朝月であった。
「上野、いつもの時間だ。さっそく行くぞ!!」
「真谷……ごほんごほん、朝月。一体、何なんだ」
進也(公平)は、またもや素で答えそうになったが、朝月の用件を聞いてみた。
「どうした、上野。どこか頭を打ったか」
「いやいや何でもない。そこに行こう」
カーーーーン!!
「ぎゃあああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
「どうした、上野!! いつものように楽しもうぜ!!」
着いた先は、格闘場であった。進也(公平)は、朝月の攻撃を当てられてばっかりだ。
「ホォォォ〜〜、ホワチャ!!」
「マッスル、マッスル!!」
周りは、ジークンドが得意である2年生の糸川流星が、筋肉自慢の男たちと競い合っている。
「(こんな特訓、アホかぁぁぁぁーーーーー!! ていうか、進也は毎回付き合っているのか!?)」
「いつものキレが無いぞ、上野!!」
ちなみに進也は、対戦した以来、朝月の誘いに付き合っているらしく、里美を守るために特訓している。周りにとって、いつもの光景である。
「お前たち、盛り上がっているな」
「才牙先生!!」
「姐さん先生!!」
現れたのは2年生の担任である才牙先生。大きな胸がある女性だが、オレと話して活発な性格である。
「オレも参加させてもらう」
『レディ?』
「認証、グランド」
『アニマル・チップ チェックイン』
才牙先生は、猛牛の姿に変わった。かなり強そうである。
「行くぞ、お前たち!!」
「ホワチャッ、ホワチャッ、アチャ!!」
「マッスル、マッスル、マッスル!!」
肉体言語で語り合っている。進也(公平)は悟った。
「朝月、スマンーーーーーーーー!!」
「逃げる気か、上野!! 待てぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーー!!」
周りの雰囲気などに、生命の危機を肌で感じた進也(公平)は、格闘場から飛び出て逃走した。朝月にも追われることになった。
【女子の廊下】
「待ってください、理名ちゃん!!」
「どうしたの、里美ちゃん?」
「鈴木さん、ちょっと変です」
振り落とされるピコピコハンマーを止めた理名。公平(進也)は、事情を話した。
「佐藤さん、おれです。上野進也です。今は鈴木の身体を借りています」
「本当かしら? だったら、今から言う質問に答えてみなさい」
「はい」
理名の言葉に頷く公平(進也)。質問内容は、意外なことであった。
「里美ちゃんの胸のサイズは?」
「………………へっ?」
「理名ちゃん!!」
「分からないです……」
公平(進也)は真っ赤になる。しかし、理名の質問は止まらない。
「長谷川のヤツに、めくられた里美ちゃんのスカートの中の色は?」
「理名ちゃん!!」
「…………………………………………………………白色です」
「はわっ……」
小さな声で答えた。進也は覚えていた。
「最後に、里美ちゃんのことは、どう思っているの?」
「その、よく、分からないし……まだ気持ちの整理が……でも、必ず伝えます!!」
「はわっ、はわっ!?」
目の前にいるのが、まるで進也のようで、公平(進也)の言葉に混乱する里美。
「間違いなく、進也ね。公平なら今までの質問内容は知らないし、里美ちゃんへの想いを真剣に考えるのは、進也しか居ないわ」
「上野、くんですか?」
「うん、上野です」
理名は納得した。里美は、進也だと確かめた。
「ちなみに里美ちゃんの胸のサイズはCよ、覚えておくと良いわ」
「「はわーーーーーーーーーっ!?」」
理名が里美の秘密を暴露して、一瞬で真っ赤になる進也と里美であった。
【学生寮5F】
「今度こそ……女子の……部屋……」
「上野、ここに居たか」
「もう嫌……何だ……?」
「何を言っている。疲れているのか? まあ良い、時間が空いたからな。今から約束していた例の所に行く」
「ちょっ……ちょっと待って……くだ」
総司が進也(公平)を連れて町に出かけた。
「さあ、上野。松下に渡すプレゼントなんだろう。男なら女性の気持ちを考えて選んでこい」
着いた先は、デパートであった。
「(松下ちゃんの好みなんか知らないわぁぁぁーーーーーーっ!! つうか、ヤバい!! 進也の好みすら分からないのに、松下ちゃんと進也の関係を崩しちゃイカン!!)」
「どうした。まだ決めていないのか?」
「先生、今日は身体の調子が悪いので、今度一緒に来ます……さよなら!!」
『レディ?』
「認証、タイガー!!」
『アニマル・チップ チェックイン』
「おい待て、上野!! 鈴木のGSチップを持っているとは、どういうことだ!!」
総司は、追いかけるのであった。
【料理室】
2年生が主に使用する料理室。鈴木の姿をした進也は、里美に料理を教えてもらっていた。
「上野くん、お鍋に入れて加熱してください」
「分かった。入れたよ、松下さん」
「ありがとうございます。上野くんは、包丁さばきが、お上手です」
「いつも戦う時は小型ナイフだからね。このくらいなら何とか出来るよ」
里美の指示に理解して手伝う公平(進也)。端から見ると新婚夫婦である。
「公平が里美ちゃんの隣に居るって、おかしい光景だわ」
「………でも、癒される」
「まあね。やっぱり外見より、中身だわ。あれは性格よね」
公平の姿なのに癒される理名と優奈。隣には入学式イベントで戦った先輩の理沙がいた。
「あれでまだ付き合っていないの!?」
「………そうです」
「驚きを通り越して呆れるわ」
「………でも、すごく幸せそうだから。優奈は応援する」
理沙は驚き、優奈は決意している。
「佐藤さん、終わりました。今から科学実験室に戻ります」
「お疲れ様でした、上野くん」
公平(進也)と里美は、おやつも一緒に作っていた。
「あたしたちも行くわ。先生にガツンとしなきゃ、収まらないわ」
「高橋先生にも作った料理を食べてもらいます」
【2号館】
「はあはあ……、今度こそ……今度こそ……女子の部屋に……」
進也(公平)が、ようやくエレベーター前に来た瞬間、悲劇が始まった。
「上野ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーー!!」
「げっ、士!!」
顔がげっそりとした士が現れた。しかし、進也(公平)に対する怒りのオーラは全開だ。
「よくも美莉に対して、本当のことを言ってくれたな!! いつもなら、俺の嘘を真に受けて、美莉に言ってあげているくせに、今日は仕返しか!! おかげで一度、三途の川が見えたわ!!」
「(いや、お前も悪いぞ、士。それに三途の川って、日々野ちゃんのお菓子を食わされたのか)」
次に三郎が現れた。昼飯を食べれなかったせいか、腹の虫が鳴っている。
「上野さん〜〜〜、情報料っス〜〜〜。里美さんの〜〜〜好きな食べ物を調べるのは〜〜〜大変だったっスから〜〜〜腹へった」
「(進也、財布を持っていない!! ていうか、総司先生との約束と繋がった!!)」
進也は、三郎に里美の好きな食べ物を聞いていた。その情報を持って、総司先生と一緒にデパートに行く予定だったのだ。
「ようやく見つけたぞ、上野。逃げるとは情けない、その曲がった根性を叩きのめす!!」
「(お前は、ただのケンカ好きだ〜〜〜〜〜!!)」
朝月も現れた。さらに、総司先生も現れた。
「上野、鈴木のGSチップを使うとは驚いた。しかし、他人のチップを勝手に使うのは緊急時以外、許可していない。天然優等生のお前だが、容赦はしない。よって体罰だ」
「(こっちはこっちで、上野のヤツがピンチだ!! 逃げても上野に責任が、でも逃げないと士に三郎や朝月は、追いかけてくる!!)」
頭の中が混乱し始めた進也(公平)。
「「「「上野!!」」」」
様々な事情を抱えた男たちが迫ってくる。
「(こうなったら、科学実験室で意識を元に戻すしかない……!!)」
「「「「待て〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」」」」
科学実験室に全速力で向かう進也(公平)であった。
【科学実験室】
「ただいま戻りました、先生」
「がっはっは。ぴったり1時間だ、流石だな上野君」
公平(進也)が戻ってきた。里美、理名、優奈も一緒だ。
「それより、先生。里美ちゃんが混乱したじゃない、お仕置きよ!!」
パコン!!
「がっはっは、悪い悪い。意識の入れ換わりは、これからのGSチップ発展に重要な実験だったからな、すまん」
理名のピコピコハンマーを叩かれた高橋先生は、笑いながら謝った。
「里美ちゃん、良かったわね。大好きな進也の身体に戻るって」
「も、もう、言わないで欲しいです、理名ちゃん……恥ずかしいです」
理名の言葉に真っ赤になる里美。珍しく言い返しているところは、成長した証だ。
「ところで、公平は!?」
「それが、どこかに逃げてしまってな。行き先が分からず、どうしようか悩んでいてな……」
「マズイわ。公平の考えることは1つよ。進也の姿なら、あたしたち女子の警戒心は一切ないわ。きっと、女子の部屋に忍びこむつもりね。急いで、探しに……」
「「「「追い詰めだぞ、上野〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」」」
「ぎゃあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!」
科学実験室の扉が開いた瞬間、何かが飛んできた。
「「「「「あっ……!!」」」」」
「(ぼくは、ただ女子の部屋に行こうとしていただけなのに、なんでこうなるーーーーーっ!!)」
進也(公平)が汗だくで帰ってきた。
「おぉっ、帰ってきたのか。鈴木君」
「先生、助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
「鈴木、お帰り」
「鈴木さん、上野くんの身体を返してください!!」
「公平、観念しなさい!!」
「………戻す」
理名と優奈が捕まえる。
「な、何だ!!」
「何が、どうなっている!?」
追いかけていた男性たちは混乱している。
「中居先生、実はな……」
高橋先生が説明し始めた。
【科学実験室】
「そういうことか……」
ようやく混乱が収まった。
「上野が鈴木で、鈴木が上野!?」
「ややこしいっス」
「鈴木なら納得だ。上野なら逃げないからな」
「それで納得されるのも、ひどい」
元に戻った公平は、情けない表情である。そこに総司先生が追い討ちだ。
「鈴木、GSチップ使用で体罰だ」
「ぎゃああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
『自業自得』
全員、声を揃えるのであった。
「高橋先生、これ松下さんと一緒に作りました、どうぞ」
「美味い、美味い」
一方、進也と里美は高橋先生に自分たちが作ったおやつを渡しており、平和そのものであった。
「ごぉぉぉめん、なさぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーいっ!!」
進也と公平の普段の行いによって、全く違う結果になった。公平の虚しい叫びが響くのであった。
入れ換わりネタでした。書いていて楽しかったです。
暑いので、1時間に1回の水分補給は、忘れないでくださいね。
次回は、生徒会長さんが、ついに進也くんたちの前に現れます。お楽しみに。