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侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!  作者: のびろう。
第2章 学園編

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武闘会編 闇の陰謀、真実の夜明け

決勝戦の余韻も冷めやらぬまま、会場裏では新たな騒ぎが起きていた。

ノワールを操っていた魔道具が砕けた直後、その残骸を拾い上げた師匠メルティが顔をしかめる。


「これは……闇ギルドの『精神操作の呪具』です。ノワールは完全に道具にされていたのね」


ノワールは力なくうなずく。


「……気がついたら意識が薄れて、体が勝手に動くんだ。怖かった……」


イッセイは優しくノワールの肩に手を置く。


「もう大丈夫。僕たちみんな、君の味方だから」


その時、会場に不穏な叫び声が響く。

人々が一斉に避難し始める中、闇ギルドの黒幕らしきフード姿の男が、舞台に姿を現した。


「よくぞここまでたどり着いたな、アークフェルド家の三男……いや、“転生者”イッセイ・アークフェルド」


イッセイは剣を握りしめ、一歩前に出る。


「あなたが……すべての黒幕か!」


男は冷たい声で笑った。


「我ら闇ギルドの目的は、この王国を混乱させ、“選ばれし者”だけが支配する新世界を築くことだ。

ノワールは実験台、武闘会はただの前哨戦――本命は、この混乱に乗じて王国の要人を消すことだったのさ」


クラリスが愕然と声を上げる。


「まさか……本当に王国転覆が狙いだったなんて……」


黒幕は、最後の切り札――暴走魔道具を起動し、競技場全体に瘴気を解き放とうとする。


イッセイは師匠たち・仲間と目配せする。


「ここから先は、僕たちの役目だ!」


イッセイは現代知識と機転で、魔道具の仕組みを瞬時に見抜き、弱点を突く。


「ルーナ、フィーナ、右側の柱を封じて!

クラリス、結界魔法で民衆を守って!

セリア、ミュリル、突入口から敵を止めて!」


仲間たちが一斉に動き、イッセイは黒幕のもとへ駆ける。


「これで終わりだ――!」


最後の一撃で暴走魔道具を破壊、黒幕を剣先で追い詰める。


黒幕は悪あがきしようとするが、仲間たちが完全に包囲。

師匠セリナとメルティがとどめの封印魔法を唱え、黒幕はついに倒れ、闇ギルドの陰謀は潰えた。


人々が歓声を上げ、会場には安堵と感動の拍手が広がる。


ノワールは涙ぐみながら頭を下げる。


「イッセイ、みんな……ありがとう。もう誰も傷つけない」


イッセイは静かにうなずく。


「これからは、みんなで守っていこう。この世界も、仲間も――僕たちの未来も」


夜明けが競技場を照らし始め、

王都武闘会の幕は、真実と希望の中で静かに閉じていった。

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