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猫草っておいしいの?

作者: ネコメ

「ニャーン」


飼い猫のミケは今日も元気に猫草を食べています。


「ミケったらまた猫草を食べてる! 草なんて食べておいしいのかな?」


ミケのことが大好きなハルちゃんはミケの食べるものに興味津々です。


「お母さん、猫草ってどんな味がするの?」


「お母さんは食べたことないがないから、わからないわ。ミケなら知ってるんじゃないかしら」


ハルちゃんのお母さんは料理をしながらそう言いました。


「ねぇ、猫草はどんな味がするの?」


「ニャーン」


ハルちゃんにはミケが何を言っているかサッパリわかりませんでした。


「お母さん、ミケはなんて言ってるの?」


「お母さんにもなんて言ってるかわからないわ。ミケの気持ちになったらわかるんじゃないかしら」


ハルちゃんのお母さんは料理を皿に盛り付けながらそう言いました。


「ミケの気持ちにどうやったらなれるかなぁ」


「ニャーン」


ハルちゃんはふと思いついてミケの食べている猫草に手を伸ばしました。

そして、そのまま口に入れてよく噛みました。


「うえー! まじー!」




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― 新着の感想 ―
[良い点] 時間にしたら、5分とか10分の短いシーンを書いた 作品だと想うのですが すごく綺麗にまとまっていて読みやすかったです♪ [一言] はじめまして 新着の短編小説一覧から来ました♪ もちろん…
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