あとがき+β
お読みいただきありがとうございました。
どうもこんにちは翔冴です。
はじめに、にも書きましたが今作は前作を読んでいるかたは2倍、そうでないかたも楽しめるようにをコンセプトに連載にしました。
最後の方では、知り合いの方からヒントをいただき、話の緩急をつけられたのではと思っています。
前作でも今作でも、種をまきまくりましたので
なんとかこのシリーズを続けて、それらを回収していきたいと思っています。
それでは、僕の好きな作家の方々はオマケやその後を単行本で書いてくださる方も多いので、そんな尊敬できる方々にならい、このお話にもオマケをつけてみました。
それでは、最後までお楽しみにください
See you again/~
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「いらっしゃ……はぁ…。」
「ため息つくことないだろ~。」
文句を言いながら、俺はいつものカウンター席に座る。
「ハル、コーヒー1つ。」
「へいへい、 かしこまりました。」
ハルはコーヒーの準備を始める。
「そういや、あの数字、どこの番号だったんだ?」
俺がハルに尋ねると
「銀行の貸金庫のものだったらしいですよ。」
「なら、親父さんが亡くなった時点で伝えてくれりゃよかったのによ。」
「どうやら、1年契約だったみたいだぞ?
だから伝えなかったんじゃないか?
期限が切れたら、自分たちのものだからな。」
「大人は嫌だねえ。」
「ですねぇ。」
そう言って俺たち3人はうなずきあった。
「………って、何で大岡さんがいるんですか?!」
「いや~……出勤前なもので。」
どうやら、出勤前に1杯飲んで行くという習慣がつきつつあるようだ。
「まぁ、今回のことでまたハルが1人でこの喫茶店を切り盛りしていくことになるんだな。」
と、俺がしみじみ言うと
「そうとも限りませんよ?」
大岡さんが答える。
「え?何で?」
「彼女、全額寄付したそうですよ?今ハルキ君から聞きました。」
「嘘?!何で?」
驚いてハルに聞くと……
「お金は自分で貯めたいし……『私の居場所はここだから。』だとよ…………やれやれ…。」
そう言う言葉とは裏腹に嬉しそうだったことは言わないでおいてあげよう。
「…………んだよ。」
「いや、別に~?」
「おや、噂をすればなんとやら。
彼女の出勤ですよ。」
大岡さんの声に、入り口の方を見る。
「おはようございます。」
ミーが挨拶をしながら入ってき、俺と大岡さんを見つけて、笑顔で言う。
「いらっしゃい。」
ここは喫茶 BeLiebe。愛を信じる喫茶店。
お近くにお越しの際にはぜひ一度ご来店を。




