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古今和歌集 序  作者: clarify
真名序 -歌の歴史-
1/33

1-1

この世にあるすべての事は移ろいやすく、その場の喜怒哀楽もまたひと時で忘れ去られてゆくものです。

しかし、その想いをことばにすれば形に残ります。


詞は、喜ぶものの詞は楽しげに、悲しむもの詞は悲しげに、その心の内を記録し表現できます。

これを表すに和歌より良いものは無いと存じます。


和歌とは人の心を根として生まれ、言葉となって花開くものです。


和歌には中国の詩経しきょうと同じく、


風 -ふう- (伝承)

賦 -ふ- (感想)

比 -ひ- (比喩)

興 -こう- (戯れ)

雅 -が- (儀礼)

頌 -しょう- (賞讃)


の六つの基本形がありますが、


形式など無くとも春になればうぐいすが花中にさえずり、秋になれば蝉が樹上で鳴きだします。

これは自然の理、つまり、和歌は天地創造の時代よりあったわけではありません。

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