第24話 ファミレス③
「だけど俺、イケメンじゃないですし、俺の画像や実物を見て良いなと思う女なんてそこまで沢山いないですよ、そもそもその多くの女と出会うって所でつまずくとゆうか、、」
俺は自分の顔をある程度は客観視できているつもりなので、正直な感想を言った。
「イケメンじゃなくても全然問題ないよ。もちろん、多少の努力は必要だけどね。逆に考えてみれば分かりやすいけど、
俺君はボサボサの髪でさ、眉毛はボーボー、黄ばんだヨレヨレの服装、不健康なぐらい太ってる姿勢の悪い女の子と知り合ったとして彼女にしようと思う?」
「思わないです」
「だろ?みんなそうだよね。当然女の子だって同じ。だから今言ったのと逆の男になる努力をするんだよ。
オレのおすすめは、髪については散髪屋じゃなくて美容院に行って、女の美容師さんに『おまかせでオレに似合う髪型にしてください』って言えばいい。女の美容師さんだから女目線での君の似合う髪型にしてくれる。」
「なるほど」
オレは今通っている近所の理髪店のおっさんとの別れを決めた。
「服装は前も言ったユニクロでいいよ、ユニクロ着てる男が嫌いって女はまあいないし、高くもないしね。
ネットで「ユニクロ コーデ メンズ」って検索したら色々画像が出てくるからそれを適当に選んで店員に言えばいいよ。
で、体型はユニクロでサイズがあれば普通の範囲の中だから大丈夫。無いようならダイエットした方がいいよね。健康のためにも。
努力と言ってもこれだけだよ。理髪店から美容院に変えるところが厳しいと思ったかもだけど、女の美容師と会話するのも修行だと思ってやらないとね。2、3回も行けば慣れるよ。あ、あと姿勢良くね」
と、いうことは俺の場合だと女の美容師に髪を切ってもらい、背筋を伸ばすことを意識して、今まで通りユニクロの服を着るってことか。簡単だな、と俺は思った。
「なんか、簡単ですね」
「聞けば簡単だなと思うでしょ、けどこれが分かってると分かってないの差はめちゃくちゃでかいよ。あとはチップルで毎日いいね!しまくってたら自然と出会う人数も増えるよ」




